すべてのおすすめ
だれかを傷つけたり

SOSを聞けなかったり

たいせつなひととはいつも

まずい別れかたばかりしている


ひとは事実ではなく、言葉に反応する、

二年まえいったセミナーで覚え ....
ゆるやか日々が過ぎてく
屋根の上を流れる雲たちが
東の空に向かって
飛び込んでゆく
この手のひら
空にかざしてみる

あの頃
夢に見たコト
どこかに忘れていませんか?
 ....
ひとり夜を歩く
頭上には
ペガススの天窓

自分の足音が
なぜかしら胸に迫る
何を思えばいい
何を どう思えばいい

道は暗くしずかに続いている
心をどこに置けばいい
心をどこに ....
 
ウィスキーの
琥珀色の
その向こうに
浮かぶ世界を見ていた

一瞬の絵のように
今日の一日が
そこにあったのだ

ちびちびと飲む

ぴちぴちと
魚が跳 ....
ウメ (忠実)


天神様の細道で大事な人を

繋ぎ止めようとしただけなのに

どうしていつまでも付き纏うのか

やたらと匂い過ぎる言葉達よ




スイセン ( ....
或る大学教授
「神話みたいな世の中なのです
私たちが生きた証も
いつかは神話に変わるのです」

すべて実際のことが本に記されてるって云うの?

或るビルの清掃員
「いつか地上に戻れると ....
都心の環境に適応した結果なのか
ビニール傘を主食とする
巨大なナメクジが発見された
乗用車にひけをとらない大きさ
そんなナメクジの駆除にのりだした一家は
土曜の夕方から準備を始めた
マカロ ....
終わってしまったはずなのに
密閉した重い蓋の透き間から
かすかにに甘くたちのぼる


胸の底 荒野の地中から
かぐわしい薫りはゆるゆると漂い
真夜中の片すみにうずくまる



そ ....
{引用=
末摘花


何が、愛されたのだろう

美しいという言葉も
華やかなものも

この手にはないのに


{引用=
末摘花



夜に耐える
想う人の背中が ....
君が始まる時を待ち望んで
君が終わる時にはいつもの階段を登って行こう

何か無くても
何かが無くなっても
嫌なんだ

ジグソーパズルが欲しくてたまらなかった子供の頃のような
風船を手離 ....
押し潰されそうなほど青い空
人混みを掻き分けて取り込んだO2

変化し続ける鱗雲と
味気ない駅前の広告

しゃがれ声で歌うストリートミュージシャンは
かつての少年が憧れた姿

ダイブ ....
失望のレストア
少しでも見たくない顔を見せて、
最後だけ巧く出来たって
きっとすぐに忘れてしまう
融解する手紙の背景が
何処にも流れない 鬱血を
撥ね揚げる、
残った者みなに愛されていた ....
冬だからと言いわけして
ぬるい布団に潜っている
風が冷たいから外に出る気も何もしない
小さい頃から怠けていたから
今になっても億劫で
稼ぎも無いのに働かない

インスタントで食事を済まし ....
夜の暗さ
海の暗さ
そこのあるものの 暗さ

波が
うねりを繰り返し
何度でも打ち寄せる

夜の海
釣り人の
投げた重みが
ふかく沈む

あなたと
指を重む
その温度の確 ....
僕は何者でもなく
あるだけの影
街に 出てはみたけれど
植物ですらないのだと わかった

釣り場のある近所の港には
今日も猿たちが立つ
演技する潮風の中
家族の待つ山へ 逆立ちを

 ....
分光器の憂鬱
天象儀の退屈

を あざやかにうちやぶる角度で
挑むようにひらり舞い込む
あやうい好奇心

極光のように繊細な予感を追いかけて
けれど焦れても
いちばん深い記号は
そ ....
 鼓膜から吸収されるドラッグに形は無い
 振動による物理作用が精神をROCKするからだ

 パッケージングされた{ルビ美術=アート}のみが許される社会
 クラシックの{ルビ焼き直し=カバーアル ....
きのう、
おちばの海を
巨大な足でかいて
じゃさっ、じゃさっ
と、踏んだバス停まえ

みあげれば
あの葉も、あの木も
こがねいろ
あかねいろ


駅前のそら は
ももいろの画 ....
ヒロ
わたしはあなたを
尊敬します

だって
あなたは
白い

白くて
白くて
白い

わたしの心には
しょうゆみたいな
しみが
いっぱいついていて

ぬぐっても
 ....
ゆったりとした街は映像を買う。
その街は嫌いな歌を買う。
映像は歌を買う。
いろいろな街に映像が出てくる。
音楽はきれいな街を描写する。
いろいろな街の絵を夜に書く。
街はきれいになると本 ....
何度この道をあなたと通っただろう

初めて一緒に歩いたときは
まだ寒くて上着を着ていた
わたしの体力がなくて
ゆっくり歩いてもらったことを覚えている

トラックの巻き起こす粉塵 ....
雨粒が地面にゆっくりと落下していて
そのシズクに写る果てない未来は
僕をどうしようもなく打ちのめした
一?でも踏み込む事によって現実が駆動していく
刹那程の距離でも僕等は踏み込めないんだ
本 ....
さかなによく似た
君に寄り添って

みたこともない海の
話をする

あなた だってそうでしょう?
本物じゃない

ここにいる僕たちは
だからこそ 寄り添って

途方に暮れた
 ....
悲しいときにうたうときがある
嬉しいときにうたうときがある

少しむかしに流行ったような歌
けしてうまくはないけれど

とどめるようになだめるように
うまくはうたえないけれど

悲し ....
+ うららかな午後 +

体温が地熱と交わる午後に
ミントチョコをくわえるケダモノは
あたためたミルクを一口飲んで
青ざめた頬をバラ色にそめる


+ キラキラの夜 +

遠くのイ ....
君の歌声と
僕の弱さを標した詩が

宇宙の隅から
宇宙の果へ

届く日が来るように



アレックスの海岸へ



―君の
マイク越しでも近くにいるみたいな歌声が
 ....
 
それはとても
単純な出来事だった

君は気づいてふりむいた
犯されることを
確信するように
それが罪であることを
僕も確信した

犯罪は終わった
とても簡単なことだった

 ....
立ち止まる太陽
雪のピュアネス
動乱が
窓を開く

なだれに乗ってやってきた休符に
線路はすべて塞がれてしまった

(鍬を捨てよ
(鏃を追え

子らの間にはおおらかな ....
列車の窓が
長いネックレスのように煌き
横たわって走っている

街はもう影を落とさない夜更け

きみがほら、こころ震わす音楽を
あなたがほら、光り輝く宝箱を

見つけて、染めて、頬を ....
半生ビールっておいしいのかな
おでんも煮込みすぎてはいけないね

生きることの半分は
ただ生きることなのだけど
その半分はそれでも詩だったりする
BOOKENDさんの自由詩おすすめリスト(972)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まずい別れ- 吉岡ペペ ...自由詩608-12-7
雲のゆくえ- 瀬田行生自由詩1*08-12-7
ペガススの天窓- 塔野夏子自由詩6*08-12-5
ウィスキー- 小川 葉自由詩408-12-5
花言葉四行詩_<3>- nonya自由詩9*08-12-4
創られたのだから。- セルフレ ...自由詩3+*08-12-4
お父さん…マカロニ- サトタロ自由詩5*08-12-4
センチメンタル- 渡 ひろ ...自由詩17*08-12-3
末摘花- 自由詩4*08-12-2
水色の暗がり- bucco自由詩508-12-1
ダイブマン- 1486 106自由詩5*08-11-30
プール- 梶谷あや ...自由詩608-11-30
薄明- within自由詩608-11-30
質量、海の- umineko自由詩26*08-11-30
猿の来る釣り場- K.SATO自由詩1*08-11-29
点在の火- 塔野夏子自由詩9*08-11-29
あなたの好きな音楽をおしえてちょうだい- 影山影司自由詩208-11-28
愁思秋逢- 唐草フウ自由詩5*08-11-27
崇(スウ)- 池中茉莉 ...自由詩2*08-11-27
街の景色を観る。- 寝る話。自由詩108-11-27
やがて飛び立つあなたに残されるわたしは- あずみの自由詩308-11-25
見つけること聞くこと- 透明な魚自由詩408-11-25
ルアーズ- umineko自由詩16*08-11-25
「きれいに歌をうたうとき」- ベンジャ ...自由詩8*08-11-24
うららかな午後__キラキラの夜- 西日 茜自由詩13*08-11-23
アレックスの海岸へ- セルフレ ...自由詩108-11-23
単純な犯罪- 小川 葉自由詩1*08-11-23
スノウ- エスカル ...自由詩5*08-11-23
夜星列車- さくら自由詩16*08-11-21
半詩半生- 海里自由詩108-11-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33