すべてのおすすめ
私の祖父はうまく焼けなかったので
2度焼かれるというレアな体験をして
ウェルダンされた

生乾く人

小林宏史という写真家の本に『死と葬』というものがあ
る。インド、カルカッタ。寺院の前 ....
がさがさの手が
あずき色になって、互いの
手を擦り合わせても温かく
ならずに皮が剥けてゆく
ああ。ささくれ、けば立った心の
乾いた干瓢、ですねまるで

セラムってビヨウエキのこと?
美 ....
感情が
目の前にある気がして
引っ掻いてみた

感情が泣く
痛い、と涙ながして

すまなかった
と顔で言ったけど

しばらくそうしてな
と心で言った
ショートカットキーが
人生とは三秒の積み重ねだと教えてくれる
そんなに慌てて何かを作るくらいなら
ゆっくり余裕をもってやればいいのに
それでもショートカットキーはあり続け
ショートカットキー ....
くだらないこと考えてないでアタシのここにくちづけしなさい、いっときだけなら愛よりも素晴らしい夢を見ることが出来るわよ
アンタみたいな迷える子羊を戒律からラクにしてあげるのがアタシの役目
今 ....
連詩は
ひとつの詩を作る
連歌は
別々の歌を作る

半分だけ重ねながら
575と
77

前と後と
一回ずつだけ
つながっていく

発句は
ビッグバンの最初の一撃

和 ....
悪戯がからだに忍び込む
その悪戯がうるさいのだよ

うるさいのは…なんというか
空を満たす透き通った布切れだとか
電気の波だとか
話し声
それらに押し流される私の意思
意思なんかカケラ ....
深く、疾く、暴力的に、力を込めて、走る、日の経(たて)に向かって
はばたき、鋭く、力を込めて、飛ぶ、女が達するように
深い、夜の、暗い果てから、眼(まなこ)の地平に、群れなすつばさが
陽を統べる ....
繋がる時間の中から
切り取ってみた満足と
引き換えることに
どれだけの価値を
求めるのだろう

幼い日に感じていた
大人の狡さで着飾った
無責任な言葉に
どれだけの意味を
見い出す ....
振り向いてくれない 冷たくてうすい猫の耳です
気まぐれに揺れるリズムの 尻尾を乱暴につかみます
いい匂いのするおうちに 僕もはやく帰りたい
やわらかい布団に包まって 37℃の温度を感じていたい
 ....
「夢見てた恋とは違う・・」完璧主義のあたしです
雪降る街に並んだ ブーツとスニーカー


別れを切り出せないまま やってきた聖なる夜
会話が途切れるたび あなたから話し出す

恋愛だ ....
あしたから

わたくしは祈るのです

今夜から

わたくしは祈るのです

帰宅してすぐ

わたくしは祈るのです

帰宅してすぐ

今夜から

あしたから

わたくし ....
薄く
霜が降りる早朝は
透き通る柔肌に
衣服の滑り落ちる音
快く耳を澄ませる
街はようやくのこと
呼吸をし始めるそうだ
ふくよかに
乳房が笑いながら
云う

喧騒のない街には
 ....
世界を閉じて栞を挿れた
綺麗すぎる夜だから
目を閉じて君を隠した
消えるの見たくないから

空という言葉よりも
空の青が好きだ
君という言葉よりも
君の声が好きだ

言葉の入りこめ ....
愛してない 愛してない
これっぽっちも愛してない
やさしく触れてこようとするその手が憎いの
「かわいいね」
と、言いながら
あたしを愛でるその行為
あたしの知らない快楽で
あたしの知らな ....
夜半過ぎに雨は降った
大地は黒く浸透されて しっとりと
朝の目覚めに清涼な大気があり
吸う息 吐く息は冷たい湿潤を
血の通う暖かな肺腑と交換する

私の知らない夜
夢の潮に委ねた聖なる夜 ....
ご飯 と パン
山 と 川
過去 と 未来

交わることを知らない 2つのものが
手を繋ぎ会えたらいいのに 
白 と 黒

私の知らない時代、絵の具は白ばっかり
黒はたくさんあったの ....
あたしには欲しい言葉がある

愛してる

とか

宝くじ一等当選です!!

とか

君しかいらない

とか

本当は弱いんだね

とか。



誰もくれないから ....
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう

声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわしてくる
目を合わせたくない
顔も見たくない

わたしの視界に入ってこないでほしい
だいっ嫌い ....
うすべにの

空を覆うのは憂いか

月が淡く浮かぶから

気がつけば泣いてた


「悲しくしないで 側にいて」
やっと気がついた


わたしの恋愛は

あの時から止まっている



新しい世界に飛び込んでいくことと あなたのことばで

一度はすっきりしたのに


4年も会っていないの ....
煙たいのお思うたら
たばこの煙がまだもくもくと出よったんよ

のろりのろりと
天井にあがっていく様を
見ようたら
蛍光灯が切れかけよることが
よおわかる

どこへ行くんかいの
煙は ....
夜ふらふら歩くあなた
いっぱい傷が見えるよ
それでも必死な笑顔
それはいらない
涙を貸すよ
思いっきり泣いてごらん
あなたの涙で種から芽が出るよ

朝よたよた歩くあなた
そんなに涙を ....
 
裏木戸が
閉じたり開いたり
冬の言葉で話してる

積もる
雪の音以外
何も聞こえない
意味の欠片さえ

さくさくと
家に帰る足音が
遠くからやってくる
もっと遠い
何処 ....
木枯らし騒ぐ 窓
カーテンに木々の影 映りざわめく

暖かな部屋 
電気ストーブが赤い 
鎮まる物らに囲まれて 
空気が眠る
旭日射す

「山遠く銀嶺の風吹く街に」

立山連峰を ....
「あい」なんて知らなかった僕は、こんな痛みを感じる心なんていらないと思った。
いらないと思っても捨てることなんてできない。人間は簡単に生きてはいけない。
ちっぽけな存在でも、苦しまなければいけ ....
こどものしごとはなあ

勉強と

うちのお手伝いと

友達にやさしくすることやで

自転車のうしろの僕に

よくそう言っていた叔父は

定職につかず

まわりをいつも心配さ ....
真夏の夜の果て無い大地を 
月光に照らされた細長い{ルビ蚯蚓=みみず}が 
独りであることも忘れ 
只 無心に這っている 

それを見ていると 
たとえ独りでも 
この夜の向こうへ 
 ....
昼過ぎ

しっとり

水気のある

部屋に散らばった紙の感触

窓の外は

濃い緑さえもぼかす

真雨の国



タチアオイは

潤った その花弁を

桃色の羽 ....
目線を逸らし
背を向けようとも
輪っかのような未来が
戦場を囲う

地団駄を踏み
そこに留まっていると
知らず知らずのうちに
輪っかは徐々に小さくなって
酸素を奪っていく


 ....
BOOKENDさんの自由詩おすすめリスト(972)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生乾き- mizu K自由詩9*09-1-25
ささくれとしと- aidanico自由詩109-1-24
感情- 木葉 揺自由詩3*09-1-22
ショートカットキー- 虹村 凌自由詩7*09-1-22
薄汚れた、だけど素敵な- ホロウ・ ...自由詩4*09-1-22
発句開闢- 海里自由詩109-1-21
さがしつづけてしまう- 石川和広自由詩4*09-1-21
衝動の鳥- k.ジロウ自由詩109-1-21
約束- 宣隆自由詩109-1-21
恋路ゆく猫- かのこ自由詩209-1-21
雪の中のブーツ- 志織自由詩109-1-20
あしたから- 吉岡ペペ ...自由詩509-1-20
あなたへと続く朝- ここあこ ...自由詩6*09-1-20
猫に栞を- 青の詩人自由詩409-1-19
これっぽっちも愛してない- 百瀬朝子自由詩4*09-1-19
夜の雨- アハウ自由詩209-1-19
ふたつ- とわ自由詩109-1-18
愛の無い部屋の隅で- ローザ自由詩209-1-18
だいっ嫌いなひと- 蒼木りん自由詩209-1-18
うそつき- 衿野果歩自由詩209-1-18
19歳- 真琴自由詩4*09-1-17
広島市出身_大阪市在住_20歳_女_専門学生- 無知アコ自由詩3*09-1-16
涙を貸すよ/ハンカチ貸すよ- そらの  ...自由詩8*09-1-15
裏木戸- 小川 葉自由詩809-1-15
うたた寝- アハウ自由詩209-1-15
人間- 自由詩109-1-15
時は進む- 吉岡ペペ ...自由詩509-1-14
この夜の向こうに_- 服部 剛自由詩409-1-14
雨の国- ローザ自由詩309-1-14
そういう事- 高橋魚自由詩109-1-14

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