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あふれる涙
こぼれないように
空を見上げたはずなのに
見上げた拍子に

 ぽろ ぽろ

両目から一粒ずつ
無色の涙は
夕日の朱色に染まって
こぼれた

目深にかぶった帽子
さ ....
こおり
あたたかい
しらない
あたたかい
わからない
みんなつめたい
ならんでつめたい

あたたかいって
なに.



やさしい そのて
さわらせて
やさしい 、こと ....
 小学生の太陽は何故明るいのか
 赤ちゃんの記憶は
 何処?
 僕たちの創作物が悪霊や怨念を
 改心させることはあるのか
 ちっぽけな思いつきは何処からやってきたの?
 海の水 ....
先駆けの詩人を

感じて

先駆けの詩人を

見つめて


私は

何がしたいのだろうと

何を伝えたいのだろうと

考える


先駆けの詩人が

私たちに ....
{引用=因みに、
今日の夜は丈夫ですよ}
消灯時間は過ぎたのに
カーテンのゆらめきを数えている
冷蔵庫の唸りは
パレードの始まり
睡眠麻痺は中枢をゆっくりと壊していく
本当は何がしたいの ....
一呼吸置く、世界だったり


待ち人は来なくとも
息は吐けます
卵の丸みを写してみた紙には
吸い込まれそうな白さはどこにもないのです

変容のない毎日です
僕らは生まれていますでしょ ....
やさしく泣ける理由を
さがしている
冬は、つめたく
懐かしむものなどないけれど
遠く、とおくを見る
いつまでもみていられない
ゆめを見ている

眠れない夜はつきが恋しい
溶けるお ....
「風の歌を聴け」
だとか
「花の囁きに耳を傾けて」
だとか
あなたは言う

私はいつも

へぇ キレイね すごいね、感動するね、

と言ってはみるけれど

本当は少しも聞こえて ....
携帯が久しぶりになったと思ったら
ママからだった。
女子大生のひとり暮らし なんて
本当はすごく地味で
例えばツタヤのイケメン店員に
なんとなく惚れてみたりして
そうやって  ごまかしてる ....
手のひらで乾きつつある血の色や
頬についた砂つぶ
それを指で払い落とす

あの
ざらざらとした手触りに
あの
深さをまして沈む色に
瑞々しさはあって
血の色が
紫がかっていた
だ ....
一日目
友達の為に泣いた

二日目
自分の為に泣いた

三日目
両親の為に泣いた

四日目
兄弟姉妹の為に泣いた

五日目
貴方の為に泣いた

六日目
野良猫の為に泣い ....
気持ちが軽くなる。
いい気持ち
楽しい
洗濯も良く乾く

もし一つだけ誓うとしたら
“浮気は絶対しない!”
それだけしか言えない。
こんなに単純なことだけど
分からない男が多い。
 ....
因果律が狂ってしまうのは
大気を覆っている精神界面活性物質のせいだって
化学部のヒトが言ってました。

でも狂ってしまった因果だって
星の動きには逆らえないって
天文学部のヒトが言 ....
 
うなだれた首を振って
どこにむかう、幾億の足音で
東京サボタージュが蔓延し
路上には、名残り
 
渇いたって無駄な服を着て
女と男は露になる
朝焼けから
どうしようもない夜までの ....
空に浮かぶ星に自分の名前をつけても
決してその星を手にすることはできないように

ただ遠くから眺めることしかできなくて
諦めることしかできないこともある

               ....
 マクドナルドの隅で自慰をして
 汚い安食堂のうどんで身体を温める
 指の指紋が剥がれるくらい
 心が痩せて
 今日も化粧のノリが悪過ぎるわ

 明日が春で
 あさっては春
 ....
ときにはまったく意味もない言葉を
ならべたくもなるもんです
なんのメッセージもメタファーもない
ただただきまぐれな言葉を
ならべたくもなるもんです

明日UFOの予定があっても
睡魔 ....
白梅も微睡む夜明けに
あなたしか呼ばない呼びかたの、
わたしの名前が
幾度も鼓膜を揺さぶる

それは
何処か黄昏色を、
かなしみの予感を引き寄せるようで
嗚咽が止まらず
あなた、との ....
無言で積み重ねていく
毎日に奪われていくのは
ただ明日ばかりじゃない

物語を読み耽りながら
十年前の今頃を振り返っても
霞がかった記憶の端で
今と同じように不貞腐れてつつ

部屋の ....
「男は何で浮気するの?」
 
その答えは

「そりゃあ生まれた時から女と違うから」

「生物学的にじゃない?」

「子孫を残そうとするからだよ」

「彼女が大事だって分かりたいから ....
ららららら・・                  
 
一年の始まりはらららら 
         
そうだといいな
だったらいいな

あったかい布団と腕と背中がほしい
チョコはいらな ....
すこし伸びすぎた爪の
深海の青い色に
星をつくる機械の部品が
ひとかけらまじっていた
それはしたたる夜空の色で
弱々しく点滅し
君のグリーンの瞳に
合図を送ったようだった


 ....
君も知ってるだろ?
僕らは言葉で世界を作って
支えてるんだってこと

だから何をすればいいかは明白だ
そう,9番目の文字
それが欲しいといってごらん
つぶやく程度でもかまわない
そのう ....
錆びた自転車がペダルをこぐたびに
ぎいぎいと耳障りな音を立てる
右足でライトを点ける
ぎいぎいの上に
ライトの点くぐんぐんとした音が加わる



太陽の出ている時間に外に出ていないと
 ....
ふゆの匂いがする

ほわり、
冬のお喋りをしよう

たくさんのきらきらするものが
眠たそうに待っているのは、きみの春
あの頃の小さな息吹が
ほわり、と手さぐりしながら
追いかけてくる ....
冬のしぶきあげた 波を
しろいくじらが旋回 押しこめて
少しずつ降ってくる
わたの毛はほつれた傘たち

わたしのしもやけの手
いつか 治るよ
太陽が言った
だから信じてみる


 ....
右手の中指の先から
「私」が さささーっと
砂のように崩れ散っていきそうで
怖いのです

崩れ散った「私」のつぶつぶたちは
風に乗ってどこへやら

かろうじて残った「私」の残骸は
恥 ....
ふと 冷たいものが
ほほをよぎる
おもいになりきれなかった言葉のつづき
面影が
しだいに遠のき
消え入りそうな雪に
霞んで
一人ここにいる
わたしの影
幻のように
きらきらと
雪 ....
 プツリプツリと
 切り落とすたびに
 何かを
 はじいてしまったような
 夜のはざまに
 落ちていく
 三日月のような
 たくさんのかけら

 研げばいい
 ぴかぴかに
 磨き ....
冬菫に
ささやく想いは
遠い日の

    夢のおとした
    かそけき影は
    ひそやかな紫

冷たい風のなか
冬菫に
ささやく想いは

    遠い日の
    夢 ....
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