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そういやこの曲を聴いていたときに
君はすでに死んでたんだね
なんだか不思議だね
僕がこんなに素敵な音楽を聴いているときに
君はとっくにこの世にいないなんて

あのとき僕はどんな思 ....
 やればできる そう思っていた

 でも何もやらずに 幾年が過ぎ

 俺は "やれた" のだろうか?
 
 求める問いは 深い時の中に埋もれた

 今はもう 何かを ....
「私の部屋には本の海があるの」 
それは青くて透き通る綺麗な海で
触るととっても冷たかった

浜辺に腰かけて海を見る
彼女は僕を海に誘う
少し勇気を出して飛び込む僕

中はもっと綺麗だ ....
夕ぐれ時に
快晴だった青空が
東へ押しやられているのを見つめる
ひとすじの雲が
分かちているようだ
逃れられないこの先と
とりこぼしてしまった出会いを


ひこうき雲 ....
萌え、

奴らには判らない
のだ。

ホストを囲んでドンペリが最高だと信じている
煌くシャンパンタワーを前にした
派手やかに着飾った色カノ、
そして何を隠そう・・・・この俺だって
 ....
決まった時間に
あの列車はやってくる

はずなのに

今日は
停まらない
追いかけても間に合わない
見知らぬ女が中で笑っている
「彼女」の列車は去って行き
静かな駅のホームには
 ....
貴方の小指は運命を匂わせ
貴方の薬指は証を嵌めて
貴方の中指は私を慰めて
貴方の人差指は罪を弾劾した
愛したことを忘れましょう
女神様は言いました
私は従うことしかできません
だって女神様は絶対ですから

女神様と過ごした日々
とっても楽しかったけど 
ちょっと悲しいこともあって
でも ....
六月に雨が降る きっと降るよ
君の言葉は正しくて六月には雨が
どしゃぶりの雨でもう君の声は聞こえない、聞こえない

雨のせいだね 朝起きても君がいない
雨はまだ降っていて部屋の中は湿っぽい
 ....
君が頭を撫でてくれるから


私は幸せに浸れる


浅い幸せ


どんどん沈んで


キラキラ揺れる水面の光を深海から眺めるんだ


君がボソボソっと何かを囁くから

 ....
きみが
あまりにもきみでいたがるのは
そのうつくしいこえに
みいられたからなのだろう

わたしもまた
おんなじように
そのこえにみいられているものだから

きっとわたした ....
あんさん、覚えておきなはれ
京都のおんな、みんながみんな
はんなりしてるおもたらあきません
御着物似合うおもたらあきません

夜の先斗町はえらいにぎやか
酔っ払った兄さんたちがふらふらと
 ....
 先途は、
 未踏の薄緑
 陽も避ける森の蘚苔(せんたい)
 生み落とされた前非の
 広がる
 千尋の万苦を覆い尽くす、侵食
 闡明(せんめい)とうつむき
 躊躇わずに
 小径を逃 ....
寒くもなく


暑くもなく


シーツの肌触りがやけに気持ちよくて


眠りたくないんです


こんな夜は


忘れなきゃいけないあの人を思い出して


幸せを疑似 ....
いくら他人を否定しようとも
いくら自然を否定しようとも
いくら不条理を否定しようとも
いくらあらゆる宗教を否定しようとも
いくら気に入らない哲学を否定しようとも
最後に自分までも否定しようと ....
貴方が遠い昔に画布に閉じ込めた想いが、遥か時を航り
海を隔てた僕の岸辺に辿り着く

貴方が空と大地と巡る風の中に垣間見た世界が、
碧眼ではない僕のレンズを通して
色鮮やかに脳裏に広がって行く

風 ....
雨の匂いがする
埃っぽい陽射しの名残りを弔って
闇に隠れ
秘密裏に行われる洗礼は
いつしか
もっと内側まで注がれるはず、
そんなことを
どこか信じている
陰音階の音だけ降らせ
目に見 ....
気づくと
背中に窓があった
木の枠の 両開きの窓だ

閉じられているその窓を
覗き込んでいる自分がいた
中には 止まった時計と
傾いだ天秤が見えた

やがてその窓の中にも
自分があ ....
若い青葉に滴が冴えて
ぬるい空気のなかで雀たちの声が朝露に濡れる
そうやって世間はあたらしい季節にそわそわしているのに
留まろうとしてるひともいる

分かるはずもないんだ
誰によってあ ....
パン作りに悪戦苦闘する教室の扉をそぉっと開くと
可愛らしい眼でこちらの様子を窺いだす

仲間外れされているとかの感情より好奇心が勝っているようで
親指を口に含みながらきょろきょろしてる
手足 ....
彼女は言った。





この娘の唄って。



一聴するにうまく聴こえるかもしれないけど。

低音が雑ね。

最も悲しいことに

心が入ってないわ。




 ....
本に読まれるな
本を読もう

服に着られるな
服を着よう

時間に追われるな
手玉に取ろう

難しい。できれば笑顔。目下の目標。
スライドする
月が笑う
夜の窓辺

憂鬱を孕んだ
胸が冷える鼻先

わたしはわたしの行方を
ポケットに押し込んだまま

吸い込まれる
終電の渦

たった1mgの錠剤で
繋ぎ ....
私が犬だったら駆け抜けるでしょう

荒野でもなければ、廃れた街でもない

あなたの闇の中を・・・・


あなたは拒絶反応を起こし

その闇に投げ込まれた犬一匹をいかにして殺すか考える ....
たとえばあなたの
ことばひとつひとつが
あたしの細胞の
いちいちに染み込んで

思想からからだまで
みるみる変えていくことや

うまれて初めて
悲しみからでない溜息を
つくりだして ....
ロンダの住む赤茶けた家は
アダレの街外れの丘の上にある
朝方、ロンダの澄んだ歌声が聞こえてくるのを
街の人は微笑みながら聞いた

 ※

アダレの街に徐々にネオンがと ....
青い水の中
赤い鯉が泳ぎ
緑の藻が浮いている

 その脇で紫陽花は
 自分の色を決めかねている

青い空の下
赤い蝶が飛び
緑の蛙が鳴いている

 その脇で紫陽花は
 自分の色 ....
/
/かなしい/おしらせ/です/
/あなた/を/この/あたま/から/しょうきょ/し/ます/
/さようなら/おげんき/で/

青いにおいが鼻につく
遠くに見える海が白い光を生みだしている
 ....
パズルのように手を繋ぎ
トランプのように支え合い
ドミノのように繋がって
ジェンガのように生きていく


我が人生に幸あれ!
電話のあなたの声がしゅるしゅるとしぼんでゆく
タイムリミットは15分

「ウルトラマンのカラータイマーみたいね」

3分の5倍あると思っても
沈んでいくあなたを掬いあげられないまま
電話 ....
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