すべてのおすすめ
電線の五線譜に
鳥がうたう音符は
どんな曲を奏でるか
雲と空にはさまれて
どんな曲を奏でるか

街の音は聞こえない
風鳴る空
指先ひとつで崩れゆく
私だけの幻想即興曲
君の瞳は僕を導く光だ
僕の指を君の躯へと導く光だ
でも
僕の指に光る指輪が
やめてくれと叫ぶ
これほど
僕たちにとって
正しい瞬間など
ありえないのに
君の瞳は
奪い取ってと
輝 ....
眩しいライトをすり抜けて
光彩に映りゆくのはろうそくの火

生まれて初めて自分の影を知り
己を見つめる寸刻の時

さぁ始めようか、性成る夜。

君の織り成すビロードのマントは
私のサ ....
女の子がクッキーを焼きました。
まる さんかく しかく
色々な形が出来ました。

星型だけはこげました
誰からも食べられなかった星型さんは
空に消えて


願いを一つ叶えました
『 ....
ね マナちゃん 今日はいっぱいおひさまがいるよ

母はわたしの名前を間違えたのだ 公然と 間違えたんだ
肩を抱くと 猫と同じにおい がする


今日の朝ごはんは 半分くらい食べたんだよ
 ....
【No.96 Re.0】 291

-------------------------------------------------------------------------------- ....
今日もこぐ自転車ペダル
冷え切った空気 ふりきって
わたしはたどりつかなければいけない
使い慣れた34番
ひびわれたくつぞこ
あのろうかのつめたさも 
もうすぐで角ざとうになる
固まって ....
        部屋からの風景は
        丁度こんな感じだ
     そう、丁度こんな感じだ
     この辺で頭出してるのが
     ほのぼのレイクのネオン
        隣の ....
雨にうすく濡れた歩道の中心に
盲人用の黄色い凸凸道が
遠くへと敷かれている

いつもそ知らぬ顔で歩いていたが
凸凸道を求めているのは
よろけた歩みで目線の定まらない自分だった

黒いこ ....
窓、
つぶらにびく、びくして


隅っこで圧し倒す布際に覗くよ。午後2時はびゅんとした狭さが、がらんどうだ。この部屋のここに堆積しているもの、蹴散らすほどのことでもないので。潜ってゆく広がりを ....
噛むよ、噛むよ

あかい風船をかかげて犬と私はでんしんばしらの横につったっていたんだ

そおっとしておいたら、シュークリームはしぼんでしまった

中のカスタードクリームは、実は出来損ないだ ....
1つモノへ送ります。

大切なもの。何よりも守りたいものは、いつかはなくなる。

1つのものへ送ります。

ただ、大切な人、守りたい人は、
とことん大切にして、とことん守り抜くのです。
 ....
住宅地のはずれにあって
草がぼうぼう生えていて
樹木は無い
遊具は
赤いジャングルジムと
青いブランコと
錆だらけの滑り台
隠れるところもなく
逃げることもできない
近くにはもう
 ....
   その箱の中には
   巨大なソーセージのような
   赤黒いいなまこのような
   パンパンに膨れ上がったものが
   体らしきその全体をくねらせていた

   私はそれが自分のもの ....
さっきまで
うなりをあげてたヒーターが
お構いなしに突然黙る
きっと勤勉なセンサーは
こう告げたのだ

 もう十分
 暖かくなりました
 わたしの仕事はここまでです、と

寒々とし ....
どうしたんだろう
今夜はひとりがさびしい
よくわからないけど
鍋焼きうどんでも作ってみようかな
彼とは別れちゃったし
次の合コンは新年明けてから
友達は彼と一緒みたい
やっぱりうらやまし ....
幾何学を、なぞりました
隙間にきみがいないかと探したけれど
隙間なんてさいしょから どこにもなかった

堀のうえをつま先であるいていたとき
それは降り注ぎ わたしを焼き尽くしたのです
未来 ....
私が立っている
黄色い線を抜け…
あと…一歩…
…二歩
刹那
風を切るような通過列車が過ぎ通る
列車の窓に自分の顔がチラチラ写る
心臓がドクッと止まり
周り景色が灰色に成る

死の ....
不完全な月が影を映す

街灯の明かりに薄く
車のライトに揺れる影は
不完全なあの月に反応し
僕が望む影を映し出す

冷めた風に怯えもせず
彼方の闇に臆することもなく
僕の影は強くある ....
ひとりぼっちな気がするんだ
たった5日間携帯電話がないだけで
あることが当たり前すぎたかな
それとも
電話のせいにしてるのか
わからないんだ

泣きたいのに なんだか
泪は出なくって
 ....
あなたの降る
ひとひらから重ねて
いちにちが実をつける
まっすぐな廊下から壁の掲示物から突き当たりの部屋から放さないでと思うここのこころから

ゆれている

ゆらゆらと
のばしている色 ....
僕は最期にあなたの涙をビンに入れて
海に投げてみたんだ

いつかビンは割れて
涙は海とひとつになるんだ

海が哀しく見えたら
それはあなたのせいかな

海がいとおしく見えたら
それ ....
いっぱい掴もうと

目一杯、手を広げたら

指の間から

ボロボロと

涙がこぼれていきました
嘘と一緒に吐き捨てるCo2

緑が光合成をしない所為で
このあたりは息苦しいんだ

嘘吐きのCo2で 息苦しいんだ
食べたい
私はあなたを食べたいし食べられたい
食べてよ食べてくれない?
わたし
あなたを食べたい
寂しいし息もしたくない
ご飯は食べてない忘れてた
食べたい、だってそうじゃなくちゃ
埋 ....
ちいさいころからかみさまにあえるとおもってた
こわいゆめをみたらかみさまにはなして
いつもわたしのそばでまもっていてくれるそんざいだと

かみさまはいないかもしれない
おおきくなったわたしは ....
一昨日夢で死んだ
高い高い崖から落ちてしまって
刹那
目が覚め
正気に戻った

夢で死んだけど
手も足も顔もある
傷一つ無い
当り前か…

可笑しな話だけど
夢で死んだって
 ....
鍵を なくしました

鍵 という言葉と 

なくした という言葉が

うずまいて うずまいて 

とりかえしつかなくて

必死でさがしましたが

ありません


仕方ない ....
ひとが愛した草花の名前を手帖に書き留めて、日記にしましょう

ああ、憐憫というものは

秋の日の袖口に風があたり空がやたらに高く仰ぎひとがいつまでも遠くにいてぼんやりとした輪郭をにじませている ....
昔住んでいた家の近所の円柱形のポストから
私に 手紙を出したいんです




近くには小さな神社 小さなトカゲが住んでます
土を掘って数センチ グレーの粘土質の柔らかい土が現れて
ころ ....
ベンジャミンさんの自由詩おすすめリスト(1070)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幻想即興曲- 春日野佐 ...自由詩304-12-28
明白な魅力- 月山一天自由詩504-12-28
性成る夜- めぐみ自由詩3*04-12-28
むじゃき- くしゃみ自由詩3*04-12-28
窓と庭と病室- 吉原 麻自由詩8*04-12-27
291- 自由詩104-12-27
うわばき- 自由詩304-12-27
字景- たいにぃ ...自由詩10*04-12-26
浮顔- 服部 剛自由詩11*04-12-26
スカイ・ハイ- nm6自由詩1004-12-25
ムービー- 吉原 麻自由詩204-12-25
1つのものへ- 天使自由詩104-12-25
さびしい公園- チアーヌ自由詩504-12-25
キリンは悪魔のような舌を出して餌をねだった- 初代ドリ ...自由詩9*04-12-25
サーモスタット- umineko自由詩704-12-24
襲ってサンタさん- チアーヌ自由詩1004-12-24
かくしんはん- オオカミ自由詩504-12-24
ステーション- *くろい ...自由詩104-12-24
満月の夜を数えて- LEO自由詩3*04-12-24
ひとりぼっち- 自由詩304-12-24
ひとひらから- 日下日和自由詩404-12-24
海によせて- Tシャツ自由詩2*04-12-23
手づかみ- Tsu-Yo自由詩404-12-23
うそつきのせかい- 鈴本 蘭 ...自由詩104-12-23
食べたい- 自由詩304-12-23
かみさまの- 自由詩204-12-23
夢で死んだ- *くろい ...自由詩2*04-12-23
- こむ自由詩6*04-12-23
影踏み- 日下日和自由詩1204-12-23
赤いポストと遠い夜- 千月 話 ...自由詩8*04-12-22

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