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絵の具みたいに

誰かの色と交じり合って 新しい自分になりたいの
風は 悠久の時を風化しました

草は 朽ちた誰かの命で成長しました

空は 嘘もない真実の青で{ルビ嘲笑=わら}いました




耳を澄ませば 声が降ってくる



 ....
               
               
花              
花              
 花             
 花              ....
白鳥は
白くて
大きくて
きれいだから
エサをもらったり
写真を撮られたり
優しくされるけど
よく見ると
まぬけな顔をしてる

皇帝ペンギンみたいな
お父さんが
欲しいなあ
 ....
世界最強!世界最強!
マスイジュウa.k.a.世界最強!
世界最強にコーラをガブ飲み!1.5リットルをイッキ!
ゲップなんてしない!世界最強だから炭酸ごときに負けない!
世界最強に揚げたてのト ....
そのようにしたら死んでしまったともだち
を訪ねたら
がんばらなくっちゃ
がんばらなくっちゃ
連呼しながら踊っていて
わたし
年甲斐もなく泣いてしまって
薬をもらって帰ったんです

き ....
「見てごらん あれが翼とかパリのヒト科だ」

爺さんはいつも洒落ばかり
だいたいオシャレな人だったし
どんな人生送ってきたのか
結局聞かなかったけど
冗談みたいに生き抜いたって
そんな素 ....
ぼくは
恋を
失ったわけじゃないのに、
この痛みは
失恋と表現される。
    
   だけど君は駆けていったんだ



 思い出の丘を、雲の影が滑る
 丘の緑はかわることなく風に揺れ、
 遥か彼方に、夏の海を臨んでいる
 ごらん、あの細い坂道に
 僕ら ....
わたしの前から
あなたが立ち去った

その瞬間、
わずかな風が生じる

わずか、だ
わたし自身が感じるか感じないかくらいの
本当に微かな風
しかしその何とも言えない悲壮感
わたしは ....
かみさま
大人になった僕は
ずいぶんと長いことあなたのことを忘れていたようです。
時に僕はあなたの姿を見たいと
{ルビ只=ただ}、無力な両手を組み合わせては空に向け
一心にお祈りしています。 ....
お昼の雲に
あなたを見つけようとしています

風がゆるく吹き
低気圧を含んだ雲が、南からの春風に押され
違う国の雲になろうと準備していました
静かな、わずかな運動です

雨が細く降って ....
クレーターの端っこで
眺めていたのは地球だった
あそこに僕の体験の全部がパッケージングされている


傍らにはエジソンが立っていた


(こんにちは)

の形に口を動かした どうせ ....
砂地に隠した 赤い靴を探していた
山羊が一匹 靴下の中から出てきて
黒いペディキュアのされた わたしの足を噛む
爪先から あなたへと向かう快苦のしるべを

許されようものなら、わたし

 ....
母をおくる と
おそらく
わたしの半分が終わる

半分が終わる と
わたしには
守るものがたくさんあって

後戻り
できないことも
また
たくさんあるのを知って

さみしさの ....
消えていく記憶の
映像はやがて
色あせた
一枚の写真になって
避けられない風に
彩りをながしてしまうの


くるくると
回る
地球儀の おと


重ねた手のひらの微熱 ....
あなたはひとではない
あなたにはかたちはない
あなたはどこにでもいて
あなたはどこにもいない
あなたはいるけどいない
あなたはいないけどいる
あならからとおくはなれて
わたしはひどくさみ ....
 堆積する僕らの羽で世界は作られるという話。


リノリウムの床を滑らない上履きの爪先
ゴム製の高音が窓に当たる
スーパーボールの見えない躍動
それが、君らの証しだ。 そして


 ....
強風の夜
窓の向こうで大きな音がした
恐怖に叫んだかもしれないが
身動きしたかもしれないが
記憶にはない



 まだ幼い少年が
 フルフェイスヘルメットの男に殴られている
 やわ ....
遠いクラクション
電燈が灯り
見下ろす街
二人連なった街
沈黙



旋回する鳶
夕照に染まり美しく
約束は避けられ
日常を語る
それもまた沈黙



群れ飛ぶ烏
煙 ....
ファンタでカップ焼きそばを作る(半笑いで)
嗚咽(孔雀のような)
キニーネが効く(肩に)
勃つ(旅に)
白い肌に憧れる(3点)
赤い髪、青い髪、黄巻き髪(口内出血)
デッサンが変(脳内出血 ....
紺色の制服を着て
学校帰り
電車の中で何かが抜け落ちてゆく
 
降りるはずの駅をやり過ごして
いつもかよった
県境を流れる江戸川の河原

ただ
空が広くて
ただ
風は流れて草の匂 ....
ねむる石のねむれない夜のかたくこごえた思
い出のなかのあらゆる音をききあらゆる色を
みてあらゆる味をなめてあれはとおい海のな
がい砂浜の潮とたわむれる歳月だったあれは
ふかい青空のしたのひろい ....
有相無相に蹴っ飛ばされて
ひっくり返った夜の街
見上げる視界は新鮮で
意外と綺麗な古街灯


浮かれて呷った{ルビ毒薬=どくぐすり}
選んだオレの生き方だろと
冷めた顔していい気に嘔吐 ....
秒針が動く
眼は未来を見ていく

君の眼は焼かれてしまったから
未来は見えない

崩れたこの世界
私は君の眼になるよ
君と一緒に
終わる世界をみていこう
{引用=

自分の言葉だけを

命綱に

今 僕は地球に

ぶら下がっている


万有引力のように

僕を魅了する

天界の暗闇へ向けて


 自

 由

 ....
空がちりりん

春の鍵をもった太陽が
今日もあちこちの箱をあけにのぼりました

山の
土の
風の
屋根の
木の
公園の
ブランコの
女の子の

かちりかちりと
ちいさな鍵 ....
はら
  はら
    落ちる
       散る
風邪をひいた 熱 まだ、散らない
生まれ、愚鈍の、花
さっきまで
     五月まで
         月までの遊覧飛行、
乱費す ....
かちりと音がして
空が切り替わった


新たな空に住むものたちが
降らせる粒子に僕を絡めると

舌の上のオブラートのように
僕が僕の輪郭だと
思っていたものが溶け始めた
 ....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
ベンジャミンさんの自由詩おすすめリスト(1070)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Color's- 完食自由詩605-4-29
波紋- 蝶番 灯自由詩6*05-4-28
浮力- 槙田雪自由詩805-4-28
走る鳥- チアーヌ自由詩905-4-27
世界最強- マスイジ ...自由詩10*05-4-27
悪意はやさしさだから- スローラ ...自由詩105-4-27
爺さん- ヤギ自由詩3*05-4-26
失恋- くしゃみ自由詩4*05-4-24
夏、少年- 嘉野千尋自由詩10*05-4-24
すきま風- 自由詩5*05-4-24
屋根の上に寝転んで_〜かみさまへの手紙〜- 服部 剛自由詩9*05-4-24
雲を追いかけて- ふく自由詩9*05-4-22
みずたま_〜ベンさん就職祝いにかえて〜- ヤギ自由詩4*05-4-20
家畜小屋からの手紙- 佐久間  ...自由詩3*05-4-19
母をおくる- umineko自由詩31*05-4-19
白黒のフィラメント- 嶋中すず自由詩4305-4-18
あなたのはなし- チアーヌ自由詩505-4-16
堆積する、あらゆる羽で世界は作られる- 千月 話 ...自由詩11*05-4-15
北窓開く- 佐々宝砂自由詩305-4-15
影絵- ヤギ自由詩3*05-4-14
右脳のバカ- ピッピ自由詩505-4-11
17歳- さち自由詩6*05-4-10
石のための散文詩- 岡部淳太 ...自由詩4*05-4-7
古街灯- ヤギ自由詩5*05-4-7
未来の眼- *くろい ...自由詩505-4-6
バージン_ジャンプ- 043BLUE自由詩405-4-5
鈴なり- ふく自由詩5*05-4-4
薔薇の虐殺- 岡部淳太 ...自由詩5*05-4-3
かちり- 松本 涼自由詩3*05-4-3
- たもつ自由詩1305-4-3

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