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◯おぼろん……
おはようございます。
今日も引き続き。昨日の流れで、「音楽と詩の言葉」とか、要約すればそんなふうになる流れでお話ししたいかなと。
で、例えばわたし、童謡の「かごめかご ....
「異世界への扉」
ガリレオを信じていた幽霊が
異世界への扉を開いたら
見事に恐竜の生きている世界!
過去と未来の違いなんてないんだよ
「センチピード」
それは細長い
むか ....
「朝の夢」
食卓にはフルーツ・グラノーラと
地中海ヨーグルト
ラジオのFMからは
ドロレス・オリオーダンの
「ドリームス」が流れる
僕は朝の夢を感じる
これから天国に行かなくっても ....
「みかんのはこ」
うちではふるいようふくは
みかんのはこに入れられて
ほんのりといい香りがついていたけど、
とてもしあわせだったよ。
「りんごのはこ」
いつまでもつめた ....
「あの日」──と、言うほどの日でもなく、当初は「ある日」で始める予定だったのだけれど、その日に何かの予感があったのか、なんとなく「あの日」で始めてしまった。
予感──? それも大したものではなく、 ....
「子供」
たいせつなこと
あたたかなこと
まいにちのご飯のようなこと
さびしくなったときに思いだす、
いとこの飼っていたくろねこのこと
インコにえさやりしたこと
はらぺこで原っぱをか ....
入院中のことを何か書こうとも思うのですが、なかなか……何を書いていいのか迷うというのはあります。そもそも患者さんたちのことをあれこれ書くというわけにもいかないですし……
無難なことを書けば、 ....
ひな鳥の巣立ちの巣には{ルビ幸=さち}の枝
一回転しながら笑う春ツバメ
親の行方子の行方とも知らない日
目の前で生まれた命尊くて
一つの死そこから生まれ春になり
白鳥が運 ....
見上げた時には空があったのだけれど、見下ろした時には視線の先には水たまりだけがあって、すでに空に何があったのかも忘れていた。
そんな日はわたしもかつての恋なんかを思い出せるようで、ただしそれ ....
ささいな出来事に圧倒されてしまった。ほんの無垢な魂から悪がほとばしり出てくる時、悪って何なの?って……。その戦慄。許されるなら、そのさざめく怖さの中で……わたしは一生を生きたい。不定形なその後のこと、 ....
雨音をただ聞いていて午後の雨
窓からの小雨は顔にぱらぱらと
桜見のグランド走るズボン犬
眠れぬ夜眠れぬままに夜伽して
ダフニスと周り廊下でクロエ会う
すみっコでくらしてい ....
わたしの球体はふくらんだ。
ト音記号をまず描いたように、
カンバスには出鱈目な刷毛の何塗りか、
(おぼえていない……p)。
砂丘を越えて。いつだって、ラクダはたどり着いて……
....