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背中で赤いやつが暴れてやがる
一生消せねえ黥の幽鬼だあ
酒と博打で女房は消えちまった
寒空に震えても、背中はいつも火達磨よ

地獄の鬼が暴れやがる、燃えやがる
のたうち回って転がったって
 ....
わたしの球体はふくらんだ。

ト音記号をまず描いたように、

カンバスには出鱈目な刷毛の何塗りか、

(おぼえていない……p)。

砂丘を越えて。いつだって、ラクダはたどり着いて……
 ....
あなたの知らない星にいる
わたしは昨夜ないていた
どれだけ涙を流して
声を上げようと
知ることのない
あなたは
わたしの知ることのない星にいる

思い出せばついさっきのよう
なのに
 ....
冬の窓辺に立つ

枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達

寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく

冬の窓辺に立つ

だぶだぶの
 ....
「あい」を知らないロボットは 憎しみを知らない

「あい」を知らないロボットは 侮蔑を知らない

「あい」を知らないロボットは 戦争を知らない

「あい」を知らないロボットは 平和を知らな ....
○「死」
人間だれでも
必ず死ぬわけである
しかもいつ死ぬかわからないのである
またどんな死に方をするかもわからないのである
長生きすることだけ考えていると
足元をすくわれる

○「自 ....
※ クジラ オモタイ オモタイ クジラ
クジラ ネムタイ ネムタイ クジラ

クジラ ユウウツ ユウウツ クジラ
クジラ ヒトリカ ヒトリカ クジラ

クジラ イルカイ イルカト クジラ
 ....
教科書どおり
マニュアルどおり
型どおり
命令どおり

とおりゃんせ
とおりゃんせ

行きは良い良い
帰りは怖い

想像どおり
計画どおり
希望どおり
思いどおり

と ....
信じたい
今は亡き祖父のことを
信じたくない
祖父が戦中行なった行為

祖父が戦いに行ったボルネオにも
台湾から強制的に連れて来られた従軍慰安婦達がいた
祖父は「戦地でカフェのマダムと仲 ....
ちび海月

と彼は貴女を名付けましたね
貴女は彼を“あーちゃん”と呼んでいた

結婚してからの日々
貴女はずっと淋しそうだった
ひとり画像に写る影
狭い金魚鉢に
1匹だけのペタちゃん ....

ディスプレイに埃が積もってる。

水際で(ねえ)生きている自信が無かった。
私は字ばかり食べて生きてきたから。
ラズベリーが、美味しいのかも、知らない。
でも唇にラズベリーを塗りつけて ....
上の人から話がきたぜ

「おにが金をもっている。おにがしまに行け」
だとよ

おい、さる、きじ、犬、
行くぜ

着いたぜ
さくせんかいぎだ

まず、犬が行って
おにをゆだんさせ ....
風が撫でる葦原の先に
影が落ちる
夜明けの燈を孕んだ
鳥の瞳は
まだ濁っていない
羽音は
梵鐘の余韻に似て
打ち寄せる波間に滲む

彼方で鴉が啼く

誰の名を呼ぶ声か
一羽、また一 ....
世界は厳しかった

世界はなんか妙に厳しかった

世界は大分楽なんやな思うた

世界はもろくそに厳しかった

世界はクソだった

世界はもろにクソだった

世界はもろにもろ ....
悲しい曲や
恐ろしい曲は似合わない
そう、
G線上のアリアが良い

平安と静けさがどこまでも
遠くまで届くあのメロディ


冬の暖かな日に散った花の想い
よほどあなたを愛していたの ....
あれからまた百年がたち
わたしたちは まだ無知だった

岩とか、波とか
空とか
そういうもののほうが
まだ世界をよく知っていた

まえの百年にしてきたことを
ひとつずつなぞって
 ....
可哀相に
末期の息の定まらぬなか
彼女は逝つた
夭折の詩人
美しい稱號
だけど僕は敢へて
可哀相に、と云ふ

死んだ若者は
祟りなす事すら知らず
今日を棄てゝ
明日は冥府を彷徨ふ ....
ヤ、ヤ、畸つ怪なり幻影
新左衛門大刀を拔き放てり

とか

僕はいつ迄も冒険譚を追つてゐたいが
内面の慾求には
いつも負けてしまふ


に向かふ
のだ

とか

念押し ....
ほー、ほー、ほーたる来い
こっちのみーずは、あーまいよ


ローレライは必ず美しい顔をしている
優しい歌声で唄い
多くの男を捕らえるために常に魅惑的だ

今宵もまたひとり

「歌を ....
飛び交う砲弾は 罪なき子どもを傷つけ
飛び交う呟きは 罪なき誰かを傷つける

そこにはルールはなく
人権を無視した軽視や蔑視
差別発言が幅を利かせ
怒りの矛先はトチ狂った方角へと拡散し
 ....
小さくちぎった新聞紙
丸めてバケツの水に浸す
指先から冷たさが伝ってきた
「新聞紙で窓を拭けば、綺麗になるよ」
そう教えてくれたのはかつてお世話になった教会牧師の奥さんだった

年末が近づ ....
赫赫たる蒼穹に舞う翡翠の影、 羽摶き一閃、風を裂く翮の響。 風韻濃密なる虚空に、その声は如き翡翠琴の奏。 哢声は黄鐘調に流れ、 万象の縫い目を紡ぎ、永劫の詩篇を描く。蒼茫たる雲海を翔けるそれは、 神霊 .... たいくつくつたいくつくつたいくつくっつきたいくつくついでにつくえつっぷしたいくつくつたいくつくつたいくつくついくつくつがえしてたいくつくつたいくつくつくるしみはぬいてたいくつくつたいくつくつく .... ぷりん

食べて
くださいな

そんなの

何を
もとめる

はだしの
ことですか ち

なんちて

それだめ



まがまんを
まがまんを
まがまんだ ....
家を忘れ、道を忘れ、記憶を忘れ 怖ささえ忘れたならば
もう、引き返す道さえ ありはしない
家を忘れ、道を忘れ、記憶を忘れ 怖ささえ忘れたならば
もう、たどり着く道も ありはしない
メモを忘れ、 ....
○「時代の波」
時代の波に乗れないものは
落ちていく

○「政治と経済」
政治と経済は基本的にちがう面があるのではないか
経済は利潤の追求だが
政治は国民感情というものもある
国民感情 ....
いつかは、いつかやってくる。
だがそのまえに
犯人はいつかを盗んでしまった
いま刑事コロンボがやってきて
わたしにたずねている
「いつかったかね?」
見つかってません。
いや、そうじゃな ....
こおりが雨になるときに
聞こえてくるアルゴリズムなのでしょう
緑が散りばめられた声のなかで
抱きしめられた宝石だ


小さな声で鳥をよんでる
それはわたしにはわからない希望
顔をくしゃ ....
お前らさ
神の不気味な遊びに
いい加減気づけ

何をマジになっとんのや
何考えてるか分からんのじゃ未熟な神々は

死ぬ気で努力しろ
寝ないで

なめんな世の中
甘い話を中途半端に ....
あなたが同棲を続けると言うのなら
私は今すぐ
いのちを絶ちます
もはや生きてる意味はない
生きる希望や愛なくして
いったいなぜ生きられる?

愛してもいない
愛されてもいない

愛 ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(445)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- atsuchan69自由詩13+*25-2-2
バランスの良いいくつもの林檎- 大町綾音自由詩6*25-2-2
知らない星のやさしい温度- 唐草フウ自由詩12*25-1-31
冬の窓辺- 夏井椋也自由詩11*25-1-31
あいしてる- りつ自由詩3*25-1-31
独り言1.31- zenyama太 ...自由詩2*25-1-31
クジラLet's_Go- 鏡文志自由詩4*25-1-30
とおりゃんせ- 自由詩6*25-1-30
あやまち- 栗栖真理 ...自由詩3*25-1-30
二人で共に居れば、地獄だって天国に変わる- りつ自由詩3*25-1-30
信号- 由比良 ...自由詩3*25-1-30
桃太郎、やみバイトする- りつ自由詩2*25-1-29
梵鳥- 中沢人鳥自由詩425-1-29
なんとも優しい世界- 陽向(2 ...自由詩225-1-29
Requiemー散った花のためにー- りつ自由詩2*25-1-29
百年2- はるな自由詩725-1-29
罪人- 髙任勇梓 ...自由詩425-1-29
Alternative_Son- 髙任勇梓 ...自由詩225-1-29
ローレライ_テーマ「おいしい話(闇バイト含む)に魅了されると ...- りつ自由詩3*25-1-28
SNS_〜正義なき戦争〜- 栗栖真理 ...自由詩4*25-1-28
離散家族- 栗栖真理 ...自由詩4*25-1-28
衒学鳥- 中沢人鳥自由詩4*25-1-28
たいくつくつ- 阿ト理恵自由詩9*25-1-28
モネ- 陽向(2 ...自由詩3*25-1-27
いつか、きっと風になる私- 鏡文志自由詩5*25-1-27
独り言1.27- zenyama太 ...自由詩1*25-1-27
刑事コロンボ、「いつか」の先をゆく- 菊西 夕 ...自由詩3*25-1-27
ひかり- kawa自由詩625-1-27
勘違い諸君へ- 陽向(2 ...自由詩3*25-1-26
いのち- りつ自由詩2*25-1-26

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