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五月の緑が伝い合い
誰かが消えた満月のよる
なみだとずっとの約束を結んで
いくつもの場面を通り
ためらいなくわたしは生まれた
あしたになれば
いちにち寿命がへるのに
あしたを待つのは
なぜだろう

お墓ビジネスの話をみて
とりあえずあたふたしてみたけど
いがいと長く続かず
逆にスンとなった

今日もど ....
気のつよいのは、はは
泣きべそなのは、ちち
そんなふたりに、わたしはよく似てる

いつになってもこのかなしさは
変わることがない
いつになってもこのさみしさは
何にも代わることはない ....
降るひらは
何も想ってないのかもしれない
舞うひらも
はせる思いは重いだけよと
愉しませ哀しませ
ことばのない、季節空間
散るひらが
揺り動かすのは勝手な
人のつくった情動、記憶、 ....
私以外の人間がグレーの幾何学柄になって
頭を垂れたまま小さいネオンを見ている
国道沿いを走っている事はわかってないだろう

少し開けた窓から
春ぼこり
乾いた目が更に
泣かせてくれな ....
気づいたら
私だけの公園であそぶ
誰もいなくて誰も来ないから
邪魔されない自由

反省と戯れる
止まらないブランコ 気持ち前後に振れて
おりてしまえば大したことはない

のぼ ....
初めて贈った
お手紙には
何を書いたか今となっては
たぶん初めて化粧をしたときのような
恥ずかしさと酸っぱい胸の
はつ恋


それから何年もあと
さみしく笑うから
暗がりを求めて
 ....
あなたの知らない星にいる
わたしは昨夜ないていた
どれだけ涙を流して
声を上げようと
知ることのない
あなたは
わたしの知ることのない星にいる

思い出せばついさっきのよう
なのに
 ....
洗貝新さんの唐草フウさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初めて泣いた夜- 唐草フウ自由詩725-5-3
溝とアーチ- 唐草フウ自由詩8*25-4-21
陽が昇るまで- 唐草フウ自由詩9*25-4-11
はらはらせん- 唐草フウ自由詩13*25-4-6
かすかな(3月)- 唐草フウ自由詩6*25-3-24
私の公園- 唐草フウ自由詩12*25-3-10
淡く遠い- 唐草フウ自由詩9*25-2-15
知らない星のやさしい温度- 唐草フウ自由詩12*25-1-31

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