すべてのおすすめ
朝早く
看護師さんから電話
昨日みんなでお見舞いに行った義父が亡くなった
長男である夫と連絡が取れないらしい
別居中の夫へ電話をかけ続けながら
バスと電車を乗り継いで
病院へ
義父はぴん ....
の表の角を折り返して
曲がって曲がって
また曲がっていったらもう迷子で
あれから十数年経ったという記憶もあやふや
百年前から立っている樹に登っては降りて
降りては登ってを
もう何べん繰り返 ....
○「なりすまし番号着信」
警察署からのなりすまし番号が
急増しているという
これは詐欺だけじゃなく
警察業務にも重大な支障をきたす
治安維持上の危機である
こういうアプリは国が責任を持って ....
オオタニさんのテレビを見るに
呆けている場合かぁっと
ツッコみたくなる己を抑え
ときに素ラーメンが人気ですと
お終いだ、もうおしまいだ

アニメ好きがあるでしょ
男憎しがあるでしょ
グ ....
あなたが受けた心の傷
あなたが落ちた地獄の底

励ましや慰めなど
何の意味も齎さないと

あなたが手を差し伸べるなら
あなたを陥れた奴らに
地獄を背負わせてやろう
とても冷たい氷のよ ....
「おじさんはさあ
糖尿病が悪化してきて
働けないから
お金貸してくれない?
すぐ返すから」

そう言って
借りたお金を踏み倒した
おじさんは
山手線途中下車の旅
の動画生配信中に
 ....
アメリカ民主党とEUと
イスラエルのシオニストは
アーリマンに精神を侵された
エリートを自称する全体主義者の集団だ

中国共産党は
ルシファーに精神を侵された
特権階級を自認する全体主義 ....
煌めく刃
一直線にひかれた赤い線が
柔い肌のうえで徐々に滲んでゆく
冷たい雪のような感触が
私の背筋から流れては消える

静かに 
静かに
時間ばかりが過ぎて
何もかもが動こうともせ ....
 私が何も新しいことは言わなかった、などとは言わないでもらいたい。内容の配置が新しいのである。
(パスカル『パンセ』断章二二、前田陽一訳)

 もはや、われわれには引用しかないのです。言語とは、 ....
遥かなる波の音
静寂とともに私を浚ってゆく

暗い波間にみえるのは私の人生そのもの
脱け殻のように漂う空虚な身体を
ただ、ただ、弄ぶ気だるさよ
そのまま冷たく神聖なる水に洗われ沈みたまえ
 ....
何故こんなにも深い夜がきたのか
今日という日は永遠に忘れない
二人だけの言葉を交わし{ルビ美酒=うまざけ}を飲み干した
きみの一言がひとつひとつ胸に染みる
今日という日は二度とない
きみをま ....
 
 

さくら 咲く RUN 走りだし
過去のすべてを 肥やしにかえる

さくら咲いたあとの さくらんぼ
昨日までといっしょにカゴのなか

咲くだけさくならくだらんなのか
桜見よ ....
もしも 運命的な美しさが
あるのだとしたら

あえやかな この背中の
ちいさな 骨のひとすじの
ま白さの なんと おぞましいこと

そうだ いのちは おぞましい
まばらにひかる この  ....
 そのときに、

 瞬間に取り零した、
 水は溢れて、

 破れたグラス、
 フローリングに染みて、

{引用=(とけて、溶けてゆく)}

 染みついた壁の、
 模様になにかが視 ....
○「お葬式」
お葬式はいつもむなしい!
しかし
見送るのは
残された者の務めだ
「別れることはつらいけど┅」
という歌詞が脳裏に浮かんでくる
棺の中の君はとても安らかでほっとする
飾っ ....
ポンと出たね
とうとう出ましたか
出ましたよ
そりゃ出ますよね
出ますとも

引き込まれてますよ
引き込まれてるというべきか
いうべきですかね
むしろ身投げのほうが
テキカクですね ....
ブス専一家の下に生まれた
付き合った理由は、料理が上手いから
ぶくぶく太ったその身体
醜い言葉で、子をなじる
ブス専学校に入った
先生もブス、生徒もブス
男子もブス好き モテる女は当然ブス ....
父とよく
キャッチボールをした
グローブも買ってもらった
適度な距離をとり
公園や河原で
父と向かい合った

数年後、もう親と
遊ぶような年でもなくなった頃
キャッチボールに ....
今夜の月は不思議だと思った

ぐぐったりはしなかったけど


なんだろうね

大きく丸く

赤っぽく見えたんだ
地球最後の日は、地球最後のラーメンを食べる
いつものように、正気を乱すことなく日常を送る
それを決して馬鹿なことだなんて、思わない
言葉は吐かれ、胸に刻まれなければ
空気の中に消えていくだけだ ....
○「短所」
短所は
徹底することによって
長所に変転する

○「悩み」
悩みは
言葉に変換すれば
悩みの正体が見えてくる

○「不信」
医者不信
薬不信
何事も100パーセン ....
そんなものは
おもちゃの棒きれだ
細切れの分身がちりつもった
ふわふわと歯ごたえのある肉片
肉をめくってうろこの剥がれた真空に
あなたは隠れている
引っ掻いて蹴倒して引き裂いて
おしっこ ....
私の肋骨は歌わない
田舎の整形外科の
ものさびしいレントゲン室で
私の第8肋骨はぽっきり折れた姿を晒す
でも私の肋骨は歌わない

だってここは21世紀の日本だから
20世紀半ばのソビエト ....
テーブルに広げた
白白白白白白白白白
橙橙橙橙橙橙橙橙橙
粒粒粒粒粒粒粒粒粒
ひーふーみーよー、、、
数え数え

今日はこんなもんか

冷え切ったタンブラー
なみなみの水道水
水 ....
○「自治会長」
「また自治会長だよ」
と妹に言ったら
「そうやってやれるうちがいいのよ」
と返してきた
妙に納得した
われわれ年寄りは一寸先は闇だ

○「一日一生」
日が昇って日が沈 ....
ひたひた
ふかくいきを吸うたび
靴裏にこびりつく、ゆく手
わたしはかすかに確かめている
また 焦げた匂いがした)
それで
カフェで次の予定をひらきゆく
前小節にひっかけたまま
ゆびさき ....
ばんざいばんざい
ぼくたちはともだちと
みにいくんだ
せいいっぱいの
アンコール

あのステージで
もう一度
ともだちなんだって
みにいったんだ
小さな足で
このステージを
小 ....
生きてるか?ガンバってるか?
ケガに気おつけてな、
それがどんな詩よりも、
やさしい、
顔になった、ことば、
裸の王様の一言で
誇りは燃やされ
世界中の空は灰に塗れ
不安や憤りで揺れる
街角から消える笑い声
子どもの手が風船を離し
雲の向こうでシュレッダー
さらに奪い尽くそうと
鉄の臭いが降っ ....
夢を見ていた
俺は行先のわからぬ列車に乗っていた
人々は無言で座席に座っていたが
どうも様子がおかしい
彼等乗客たちはみな
左脚か右脚のどちらかが欠けているのだ
同時に 左腕か右腕のどちら ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(445)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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