すべてのおすすめ
分不相応とは思えども
スキなものはスキだから
どうしようもない

年齢とか都合とか時間とか
場にそぐわないこともあるけれど
着たいお洋服を身に着けたいし
食べたいものを食したい

言 ....
水回り修理500円から

なんて
よくよく考えれば
あり得ない安値なのに

急いであせって
だまされて

恐ろしい業者に
トイレ詰まりなんかを修理させたら
もうおしまいだ

 ....
何もかもが
ゆるされていくような
冬のおわりの鍵穴を覗くと
幼い春が
喃語でつかまり立ち
(あ、ぶぅ。)
ひらかれてゆく胸のうちでは
とても鼻のきく仔犬が
雨をより分ける

雨上が ....
どんなに化粧したって
着飾ったって
きみはきれいじゃない
生まれもっての
整った顔だって
お金を掛けて
直しまくった顔だって
きみはちっとも
きれいなんかじゃない

きみ自身から
 ....
お金が無ければ異世界行きたい、かな

寒くってゴールでまで震えてる

悪いこともしたから生きてこられた、か?

子どもを持ち、高所恐怖症になったのは三十路

ちちぶの絶景、怖 ....
空は晴れて
沈黙している
僕はぼろぼろの大地を進む
目から草木の緑を喰って
僕はぼろぼろの大地を進む

地球は退化しつつあった
死は迫りつつあった
一条の光が震えていた
僕はベストを ....
二〇一九年五月一日 「パソコンを買い替えたので」


 パソコンを買い替えたので、ネット接続がいちいち面倒なことになっている。ルーターがくるまで、パソコンを使わないので、4、5日か、一週間ほど、 ....
帰る場所はないのです
しんしんと降りしきる雪に
身も心も冷えきって
帰る場所はないのです

底の底で揺蕩うわたしの
向き合う時間はあとどれくらいだ?
ゼイゼイあえぐたましいに
残された ....
 
ふいに淋しく/なんて口にしながら/随分と
正体も無くして/やがて眠りにつく

ひとの子の様で/子猫の様で/寝息とその顔は
野に咲く花が/白い野の花が揺れていた畔と
蝋燭の記憶/人間の記 ....
最近LGBTの後に
色々くっつけて
権利を主張して来るのが
いるけれど
すげえ鬱陶しいんだ
だから俺も嫌がらせのために
奴らが
絶対に仲間には入れないだろう
デブ専、ハゲ専、ブス専
 ....
だれを望みもしない
だれに望まれなくていい

こんな街のアスファルトだって
こんな寒い日は
ちゃんと凍っていてくれるだろ

そうだ
いつも
ひとりだった
いつも
ひと ....
ゆで玉子さえうまく作れない
ゆで玉子だって立派な料理だ
レシピ集にだって掲載されてる
玉子を殻のままとはいえ茹でるのだから
料理にほかならない
茹でるだけなのにうまくできないって
どうゆう ....
この裡はとっくに爛れて
痛みのない恋をしている
来ない春
燃え上がるほどの心が残っていない
寒寒と炎が
蒼く上っている
聞いた風な言葉が
ふわふわと漂う
そこには
何の新鮮味も
感動もない
不安すらない
ただただ安心な言葉が
吐き出されては
消えて行く
安心が生活を
つまらなくさせていることに
誰 ....
雪は身じろぎもせず降っていた
無人駅のホームはすでに雪で埋め尽くされ
その明るさはほんのりと
ともし火のように浮かんでいた

ストーブを消し、鍵を閉める
無人駅の除雪番からの帰りしな
積 ....
{引用=冬の髪の匂い}
雪の横顔には陰影がある
鳥は光の罠に気付かずに
恐れつつ魅せられる
歌声はとけて微かな塵
雪はいつも瞑ったまま
推し測れない沈黙は沈黙のまま
やがてとけ
かつて ....
冷えきった
孤独が敷き布団の上で
待機する
砕けた空、深夜の悪夢
見知らぬ人が出入りして

青みを帯びた夜の溶解は
哀しみの渦に霧散し
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいる

やが ....
新しい家
お洒落な家
そう書かれたチラシ

建売住宅のチラシが多い
似たような家ばかり

私の好きな家
イメージにあった
建売住宅は見つからない

私のイメージを形にしたい
心 ....
これも
みんなのおかげ
ありがとうさま
にじむ星へ
ほほ笑み零す




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は小鬼
でもいたずらは
しない
そのかわりに
「ありがとう」と言う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ


あまりあてにせずに
待つはずの
きみ

裸足の猫は垣根に消えた

せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ....
太陽のように
強く燃えている
生きることは
力むことではない
輝くこと
つらつらと つららのことをおもってみていた
軒先に根をはやし
重力に逆らいながらも
きりりと尖ってうつくしい
冬がこしらえた期間限定のその造形は
猫とじゃれたあと
うつらうつらしているうち ....
晴れた日に
息子と二人で海を見にゆく
私の背などとうに追い越して
何食わぬ顔をして
乱反射する水面の光を
キラキラと浴びているやつだ
いつの間にか
通過する季節を跨いできたね
海に突き ....
何も考えていない時間に
窓の外を見ていた僕の 心の不安
あいつは今頃
この空のような笑顔で笑っていることだろう
僕は街に出る 心のドアを開けはなって
水を入れ替えるのを忘れた
花瓶だったろうか
金魚鉢だったろうか
お仏壇の茶湯器だったかもしれない

いずれにしても罪深く
自己嫌悪を覚える

最近はこんなことばかり
やることなすこと ....
ひつじ雲はあんなに夕陽に映えて
街の建物はみなオレンジ色に染まり
見知らぬ異国になってゆくのに

君はやわらかに目をつむって
まだ見ぬ海の語りに耳を傾けている
僕には微かにしか聴こえないか ....
なにも知らない、
何一つ知らされていない、
わたしという存在が
億万年の彼方から送り出され
今日の宇宙を仰いでいる

あゝ天晴れ、
わたしは躍る
この地上にて
何一つ覚えず
何一つ ....
空に湖のある場所に引っ越してから
薔薇は世話が大変だと知った
この土地は気にいるかな君は雨が好きだから

素直な枝と同じに左右に分かれる道があった
僕たちはやがてはなればなれになり
優しく ....
声がでなく
大気に混ざる安らかな眠り薬に
その身を委ねてしまいたくなった
胸の小さかったころの私
家は優しくて
朝の光はいつだってキラキラしていた

抗う心さえ
芽生え無ければ ....
マークアーモンドさんの自由詩おすすめリスト(663)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とりあえずかな- 坂本瞳子自由詩1*22-2-8
地雷を嗅ぎ分ける- st自由詩322-2-8
立春- ちぇりこ ...自由詩822-2-7
きみはきれいじゃない- 花形新次自由詩322-2-7
自由な砂糖菓子- 秋葉竹自由詩222-2-7
旅路- ひだかた ...自由詩622-2-7
詩の日めくり_二〇一九年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*22-2-7
ノー・プラン- ひだかた ...自由詩622-2-6
湖畔/ひねもす/西- AB(な ...自由詩4*22-2-6
DHB- 花形新次自由詩422-2-6
あと追いたいかな花一匁- 秋葉竹自由詩222-2-6
たかがゆで玉子なんだろうか- 坂本瞳子自由詩3*22-2-5
- はるな自由詩322-2-5
キュウリのQちゃん- 花形新次自由詩322-2-5
ともし火のような無人駅をあとにして- 山人自由詩14*22-2-5
ポケットには丸めた鼻紙だけのくせに- ただのみ ...自由詩5*22-2-5
孤独のトポロジー- ひだかた ...自由詩422-2-5
心地良い家- 夏川ゆう自由詩322-2-5
※五行歌- こしごえ自由詩1*22-2-4
※五行歌- こしごえ自由詩1*22-2-4
コウモリとひきこもり- 末下りょ ...自由詩3*22-2-4
五行歌- 夏川ゆう自由詩422-2-4
つらつらつらら- そらの珊 ...自由詩9*22-2-4
灯台- ちぇりこ ...自由詩822-2-4
ONE_DAY- 番田 自由詩222-2-4
明日への約束- 坂本瞳子自由詩3*22-2-3
海の開演- 壮佑自由詩9*22-2-3
名無し人- ひだかた ...自由詩622-2-3
空に湖のある- ふるる自由詩6*22-2-3
歌わなければ良かったのか- 秋葉竹自由詩322-2-3

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