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一粒の砂から身動きが取れなくなるまえに 一粒の雨から花ひらく海にダイブするわたしは
美しい
荒波にのまれながら燃えさかる流星をキャッチするわたしは海の守護神となり わたしの大地 ....
スクランブル黄砂店
パチスロ屋の静寂とLED 鋭い不眠 べべの乱れた地蔵に供えられたカラフルな駄菓子 懐かしい夜がいくつかの雲を通り過ぎ 行き交う野ざらしの魂たちが 側溝のゴミ屑を星のように吹き ....
冷たく未熟な言葉でなら 孤独は演算できる
あまりにあなたという人が数の埒外からはじまり 繰り返す落陽が朝焼けを見つけに来るために ( わたし )から始まる文法は両生類の戦争を回避しえない ) ....
無数の鳥が羽を散らし 冬の花に熔けてゆく
羽音だけを残して
浅瀬に見え隠れする魚は鱗に触れる水を文字のように火で濡らす
揺れる水の傍らで
魚の影は濁り
流され ....
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ
あまりあてにせずに
待つはずの
きみ
裸足の猫は垣根に消えた
せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ....
いつでしょういつでしょうと群衆をさえぎり時間がそぞろ歩いている
どこでしょうどこでしょうとひしめく透明に剥がれながら空間がそぞろ歩いている )
いつ冬は季節ではなく故郷になったん ....
トランプゲーム─
積み重ねたトランプに 積み重なる三角
忽然と消えたのは
レームダック
ハッピーエンドしかゲームには存在しない 救いのないゲームも始められることがすでにハッピ ....
若く美しいモデルもまた画家をみつめている
背景は色彩を分割する役割しか与えられず
一つの静物も足されない
窓からの景色はいつまでもあらわれることなく
....
マークアーモンドさんの末下りょうさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わたしは美しい
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末下りょ ...
自由詩
7*
22-3-17
東風
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末下りょ ...
自由詩
3*
22-2-25
パイプライン
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末下りょ ...
自由詩
4*
22-2-16
越冬
-
末下りょ ...
自由詩
5*
22-2-10
コウモリとひきこもり
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末下りょ ...
自由詩
3*
22-2-4
冬の寒がり
-
末下りょ ...
自由詩
4*
22-1-29
3Χ0
-
末下りょ ...
自由詩
2*
22-1-28
裸婦
-
末下りょ ...
自由詩
8*
22-1-24
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