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寝ようと思う
見るのだろう 夢を
僕は誰かのことを思う感覚で
リモコンをしまった
グラスの氷が溶けた音が聞こえる
深夜 昔 出かけたクラブ
知らない誰かに 僕は
思いを話すこともなく
....
最近ミスチルの曲を聴いていた
サブスクで聴けたからだった
カラオケに行きたくなった 久しぶりに
歌いたいと あの頃のように
僕は思ったのだ
そんな歌を口ずさみながら
腰を堤防に下ろ ....
僕はモールに入っていたゴンチャという台湾系のお茶の店でミルクティーを飲んでいた。お茶の店というだけあって、冬は普通の温かいお茶を出すのかどうかは、よく知らなかった。昨今の暑さは冷房なしではきつく、午後 ....
彼が銃を撃ったその先にあったものを
思う 存在していた標的と そして
聴衆のかき消されたざわめきの中で
銃の落ちていた路上を
土曜日は海に行ってきた。借り直していたDVDの吸い出し作業がままならないままだったが、僕はでかけた。千葉の某所にあるそのビーチは初めてで、駅前はサーフボードで所々が装飾されたデザインだったので、少 ....
六ヶ月後にアクセスするように書かれてあったサイトにアクセスし、書類をダウンロードしてから、そこに書かれてあった住所に書類を送った。昔一度、同様のプロセスを行ったことがあったような気がして、当時のことを ....
車の通り過ぎる音だけがしている、そして、窓の外は雨が降るのだろうか。終電は過ぎていた。無人の野菜販売所のある、思いを巡らせるには忙しなすぎる街の景色、何かを、いつものようにして、考えながら。やや湿気を ....
見ているものは感覚であって
イメージを通り過ぎていく言葉を でも
感じている その 僕の手や足として
風景を行く頭に
春先の冷たい駐車場の中で一人
僕は缶コーヒーを手に自販機から戻ってくるのだ
ドアを閉めて口にする 缶コーヒーを手に そして
聞いている 同じ ラジオからのCMを
友達は今でも大学に通ってい ....
ベランダに外用の椅子を置いたのだ。椅子は、イケアで買ったものだった。東向きの部屋のひとときの幸福を、その、赤い椅子で確かに感じたのだ。その日は部屋の中にいるには日当たりのよすぎた日だった。僕は曇り ....
昔僕は糊を、遠い昔のことではあったが‥、学校に行く前に買った。公式としてではないが、小学校の前にあったその店は、明らかに商売を主にその持ち物を必要としていた学生に対しての販売を目的として行っていた。帰 ....
生きていることだけが感覚を埋めていくような気がする音楽のように、今は聞こえていた。そして、電車の過ぎていく光景と、駐車場から姿を消した車の形態のそこに存在していたシルエットを目を凝らすことで、見て ....
街はいつのまにか 輝いている
乾いた 冬も終わっていく
でも 風は冷たいままだった そんな
横浜の地下街をどこまでも行く
池袋の地下街とは異なる思いで
だけど少しだけ疲れていたのだ
水 ....
生きていることで知っているのだ
生存する街の行き交いを
色と 光を知覚しながら
交差点に でも 僕は思いを
交差して すれ違う車を
昔僕はパリで、運河の上に浮かんでいるドミトリーに泊まっていた。あれは何年前だっただろうか‥。僕は勤めていた会社が潰れて、そういうこともあって、気分転換で欧州を巡っていた。6万と、格安な航空券をネッ ....
僕は、何も考えていない思いで、歩く。不確かな何かを、確かめるわけでもない。僕の見ていた枯れている木の下で水面に模様を作って、そこに風が吹いていた。水鳥が三羽、その思いの上をぼんやりと漂っていた。いつの ....
午後、雨の通りをサイゼリアまで歩いた。サイゼリアに行くのは、何十年ぶりかのことだった。前に住んでいた街にはなかったし、その前に住んでいた街にも存在しなかった店だった。地元にはあったので、それ以来だ ....
僕は高校の頃、小学生の頃の上級生だったYさんと電車で目が合ったことがある…。良く晴れた日の昼だった…。彼は強豪校に進学していたが、試合に一度も出られたことがないという話を風の噂で聞いたことがあった。僕 ....
昔僕は雲の下を見つめていた。営業車を入り口に残して、浜辺の上を真っ直ぐに歩いてきた。夏の間はあれほど人で賑わっていた海の家も、廃墟のように、このあたりの景色が望めるような店の壁が同じ場所にはあるだけだ ....
何も考えていない時間に
窓の外を見ていた僕の 心の不安
あいつは今頃
この空のような笑顔で笑っていることだろう
僕は街に出る 心のドアを開けはなって
僕は無を感じ取る
僕は窓の外を見て 立っていることで
僕は一本のタバコの煙を吐き出そうとしていることで
僕は冬の布団に潜り込むときに
僕は寂しげな音楽を思い浮かべている
マークアーモンドさんの番田 さんおすすめリスト
(21)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の船
-
番田
自由詩
2
22-10-20
いつもの川で
-
番田
自由詩
3
22-10-16
夏のひととき
-
番田
散文(批評 ...
1
22-7-19
要人の死んだ日
-
番田
自由詩
1
22-7-10
海に暑いので出かけた
-
番田
散文(批評 ...
2
22-7-4
夜のプロセスと施行
-
番田
散文(批評 ...
1
22-6-6
湿っぽい風
-
番田
散文(批評 ...
1
22-5-13
街のどこかで
-
番田
自由詩
1
22-5-12
営業車の昼下がり
-
番田
自由詩
1
22-5-1
日差しと思い出
-
番田
散文(批評 ...
1
22-4-18
ある店のこと
-
番田
散文(批評 ...
2
22-3-27
季節の中のシルエット
-
番田
散文(批評 ...
3
22-3-19
青い春
-
番田
自由詩
4
22-3-11
渋谷のモーメント
-
番田
自由詩
1
22-3-7
昔の幻
-
番田
散文(批評 ...
2
22-2-28
スーパーの道
-
番田
散文(批評 ...
1
22-2-21
休日の午後
-
番田
散文(批評 ...
1
22-2-19
春の帰り道
-
番田
散文(批評 ...
2
22-2-11
二月の帰り道
-
番田
散文(批評 ...
2
22-2-5
ONE_DAY
-
番田
自由詩
2
22-2-4
冬のオーディオ
-
番田
自由詩
3
22-1-25
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