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夢を炎やしたのか
夢に炎えたのか

いずれにせよそれは炎で
炎えてゆくほどに
   透明な翳りを深め

   深く潜るほどに
   見えてくる星空

遠くからの呼び声

    ....
夕べの夢に旅立つとき
私たちが寝床に置き忘れたもの
微かな哀しみと柔かな吐息と

それから

それは長い道のりでした
今振りかえりみれば
沢山の思い遣りと共感と

それから

 ....
この手で
さまざまな善いこともしてきたししている
この手で
いろいろな悪いこともしてきたししている
この手は
何をしたいのだろう
パンチ?それとも握手

私はこの手と共に生きてきたし生 ....
街の喧騒の中に
身をおいて
使い捨てマスクを脱ぎ捨てると
思い切り息を吸い込み
そして叫ぶ
「オミクロンよ!来るがよい!」
しかし、毎日一万何千人も感染する今
罹ることに大した意味はない ....
Anger is Nothing

Pray than Anger
Study than Play
Hear than Speak
Think than Shot
Know than Do ....
川の流れる音が
徐々に大きくなる

山の奥のほうにある滝
大きな音を響かせながら
力強さを感じさせる

ひんやりとした風を生み
夏場は涼しい
冬場は寒さを倍にする

何も考えず滝 ....
スクランブル黄砂店
パチスロ屋の静寂とLED 鋭い不眠 べべの乱れた地蔵に供えられたカラフルな駄菓子 懐かしい夜がいくつかの雲を通り過ぎ 行き交う野ざらしの魂たちが 側溝のゴミ屑を星のように吹き ....
隣国に
敵陣営側を置くことの
不安恐怖
プーチンは歴史をトレースするだけの
臆病な俗物だ

恐怖には対話ではなく力を!
俺様に刃向かう奴は皆殺し!

彼の精神常備薬は異常な数だ
そ ....
いけないんだ
名前を間違えたりしちゃあ
分かっているんだ
だから気をつけてはいたんだ
だけど間違えるときだってあるんだよね
無意識だからこそ間違えてしまうって
あるじゃんか
気持ちがない ....
しかし睡蓮の茎は節くれ立つ、さっきから
おとなしく 雨の中を彷徨宵あるいては、
暫くの水際を、悪夢を呼び起こすように

月の下では寂しさが荒れ地を撫でるように
優雅に結ばれ、
掛け時計がぼ ....
観覧車と彼女の機嫌が
同時に下降した…
今日は彼女のリクエストに
全て応えてあげたのになぜ?
遊園地、メリーゴーランド、
ソフトクリームにチュロス、
そしてよりによって
彼女も“絶対”と ....
「泣いてるの?」
「うん泣けるほど美味しいんだよコレ
絶対に飲むって“覚悟”して来たんだから」
「大袈裟だなぁスイーツ女子は」


彼とは社内恋愛で
私から恋を告げた
いつか散らねば ....
柔らかい
それだけでいい
安心するから
石鹸の匂いとか
なくても我慢する
陽射しがあると
なおいいけれど
温かいと
なおのこといいけれど
柔らかいのだけで
じゅうぶんだから
  目の淵に
  暗やみの流砂が
  付着してい、あおいのか
  しろいのか 不確か

  数値のかたちを
  一息に呑みこんで
  膝のあたりに 浮きたつ
  いいかげんな  ....
  ねこが
  しみこんでいる路地
  空がきれいだ
  電線が微かにたわんで
  ビルのむこうまでみえる
  わたしたちが死んでいくのがみえる
生活の
営みに密着した
祈りは
もう無いんだよ
神は私たちの普段から
とっくに
姿を消したから
そうして個人は
自由になったから

あゝ晩鐘
根付いた信仰の
その生活
朝陽と ....
 思い返せばとるに足らない猫生だけど私なりにいろいろな世界を体験させてもらったので貴殿がお礼返しをしたいわけではないのだというのは解る。
 しかし、解せないのはポエムには言葉の再構築の側面があるのだ ....
会いたい人とか
まずいない
そんな僕に
会いたいと言う
君の気持ちは

どんなにか
ねっとりと
魅力的に
映っているのか
知るすべもない

僕はといえば
僕には毎日
会って ....
開演まえのテントでは
青色ピエロがにっこり微笑む

その花の名前を
だれか知っているのだろうか?
名もなくゆれる花
手の届かなかった高く綺麗な山の
いただきを拝ませてさえくれなか ....
それは、静かな石だから、(青い)のです。
きっと美しかったであろう、
きみの石。

一億年の沈黙が(きみ)を呼んでいたから、
石は、ゆっくりまわれ右をして、
きみのもとをはなれていった。
 ....
鼻濁音の目覚め、朝食の飲料に混ぜ込まれた昨日、労力としてだけ機能する一日のかくも空虚な疲労、浅ましい宗教のようなコミュニスト、曇りガラスの一粒の汚れを視認することは困難を極めるだろう、散弾銃のイメ .... ええ今日で最後のホームルームだな当たり前か今日はいつもよりちょっと変かな俺っておい誰だいつも変とか言うなしかしこれからはお前達も先生の顔を毎日見なくて済むわけだ嬉しいだろ皆顔を上げて俺のイケ面を見納め .... 可愛い失敗を
してる君の
横にいると

綺麗な恋をしている気になる

可愛くはないんだろうけど
ちょっとあたたかくなれる
夢のような
幸せ掴めるあしたが楽しみになる
そんな ....
子どもたちが目覚める朝、
怪しい鉱物質の煌めき
管楽器が荒れ狂い
セリアガル不安に
一つの強迫観念が
冷ややかな絶望を
木霊させる

ボクはココニいない
ボクはココニ属さない
ボク ....
朝、起きる前の布団の足下に 
ダウン症児の息子が入ってきて
妻がぱちりと、写真をとる 

頭上の壁には
ミレーの「晩鐘」
(一日の労働を終えた夫婦の祈り)

窓から朝日をそそがれて
 ....
かつて、見たことのないような夕暮れに
わたしたちは影の、点描画にされてゆく
その横を、すり抜けるものがある

宴の、終焉を迎えようとしている
冷めきった夫婦間を
取り繕うように動くものが、 ....
灰色の空から
雪が降ってくる
雪に混ざって
はるか上空から
白い羽が一枚
音もなく
落ちてきては
動かなくなった
猫の上に
とどまった

それを目撃したおれは胸の前で
 ....
肉を食べる
感謝を捧げる
穀物を食べる
祭壇を作る
野菜を食べる
空を見上げる

天からの返りは大地に注ぎ
育つものは育ち
育たないものは腐る

育たなかった私は
育ったものを ....
星が滲む
冬の空にも愛はあり
優しい風が吹いています


爪を切りたいのは
切って尖らせたその先で
あなたのその柔らかな頰を
血の滲むまで愛してみたいから

そんな夢をみて ....
お姫様が3人もいる
可愛い王子も3人…
それでも物語は成立していた
しかし私には1人の姫しか
目に入らない
そして段々
その愛らしい姿も
見えなくなってきた
ボヤけてきたから
1人の ....
マークアーモンドさんの自由詩おすすめリスト(663)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢のあとさき- 塔野夏子自由詩3*22-2-27
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Anger_is_Nothing- にゃんし ...自由詩122-2-26
大きな滝- 夏川ゆう自由詩222-2-25
東風- 末下りょ ...自由詩3*22-2-25
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永遠の端くれ- 青色銀河 ...自由詩522-2-21
雑食- 這 いず ...自由詩222-2-21
春の夜の優しい風- 秋葉竹自由詩222-2-21
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