きみが声高に叫ぶことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが胸を張って言うことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが誇らしげに自慢することに
そうそうそうそうそうそううそ

き ....
グレープフルーツが、
 丘を歩いたら、
  流星のなみだ。
   コーンフレークのはいったボウル。
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め 時間という名のリボンを
想い出という名の物差しで測る

切り離された二人の時間は
どっちが長いかしら

宇宙に浮かぶリボンは
誰も拾いに行かないけれど

いつか来世でまた
一本 ....
あなたのどこらへんに
どんなふうに、毛が生えているのか、
体中を辿りたい。
その冒険に連れて行ってよ
ダーリン、早く。
猫という言葉は
ねぇ、という粘土と
こぉ、という理不尽で
出来ていて

ねぇあんた
こぉひぃでも飲んでいかんかい
と読めないでもなぃ

そりゃあんた
無理があるよ
ってまぁちゃん ....
やわらかな嘘につつまれていても、
ええ。きっと、それがいいと想う。
 
ひとふさのぶどうは湿り気をもって、
描かれることを待っているように。
 
ひとふさのぶどうはあたたかな冷たさで、
 ....
自転車置き場に
届く光は
生まれたばかりで
まだ短くて

それを轢かない
ように押してゆく

何も語らずに
誰も愛さずに

ハンドルを曲げる
道でつまづいた

同じ傷だけど ....
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ

それにして ....
お供えの花を供えても、
同じことです。

強い風の日には。

同じ時間という、
事象はありません。

自分が周っていなくても、
地球は周っている。

白い塩をまきましょう。
 ....
地面で眠る古い足
死なない兵隊に花束を

積み上げる双葉の
匂いに酔っている

花束がどうしても見つからず
ガソリンに指を浸している

うるせえ、亡霊
うるせえ、亡霊
うるせ ....
君がやりたいこと、君が一生懸命になってる間。
「なんて小さいこと考えて」って思ってるでしょ、あたしのこと。
ごめん本当は君のそんなことあたしだってどうだっていいの。
でも君のこと好きなの。

 ....
黄の蝶と白の蝶とが連れ立って渡る線路に光倒れて


風も無く半旗を垂れたわが心空は高くてなにも見えない


あてどなくふるえて迷う小さな蛾人に纏わりなにを思うか


説明も言い訳もも ....
郵便受けの側に男が立っていた
誰なのか聞くと
まぼろしです、と言う

最近のまぼろしは良く出来たもんだ
そう感心しながら
差し出された朝刊の尋ね人欄を見る

今日も僕は
行方知れずら ....
悪い事はしないように
生きて来たことを担保に
善い事を求めていた

見返りを期待した善意が
実は悪い事だなんて
だから善人は運が悪いのか

だったら悪い事して生きて
善い事を求めない ....
神は言った。
「オマイ達に未来などない。」と。

では、神は死んだ。も同じ事じゃね?

季節外れの西の果ては、それでも虫けらにもパンと葡萄酒が与えられる。
 定辺かける高さ割る2の世界で

 直角三角形90度の硬さ

 二等辺三角形底辺の落ち着き

 正三角形平等に

 それぞれの世界の中で

 感じることを大切に
缶ジュースの
プルトップを
引いたら
覗きたい明日が
あるということ

光と闇に
折り目を付けるまで

緩くなった
ジンジャーエールが
騒ぎ方を
忘れていくけれど

逆さま ....
          effacé une fois,
          et posté encore

マイニチマイニチ

コウジョウハ

セイサンシマス

サギョウインサンガ ....
診療明細票から注射薬の名前を調べ
症状をグーグル検索して
今日のお医者さんの処置はあってる
と思った
視線が崩れる前の一瞬に
全てが分かるのです

空白の時を経て
前触れのない再会

触れる視線
数秒の差で
崩れ漂う

この一瞬に
私は恋をしていたのです

懐かしい人ではなく ....
パリの妖精
第19話/最終回「花市場の妖精」


今日はフランスの母の日
シテ島の花市場には
子供たちが並ぶ

花のような
たくさんの笑顔で
お店のおばさんも
花のような笑顔
 ....
君が好き
の、
なかに
キスしたい
とか
いやらしいこと
もっといやらしいこと
それ以上にいやらしいことをしたいっていう
エッチな気持ちが入っているかどうか? 
正直に答えると、
 ....
それは異常気象の極み

前兆は何もなく
学者も気象予報士も誰も予想出来なかった

それは異常気象の極みだった
そうとしか説明がつかない

それまで蒼くすみきっていた
九月の空から
 ....
通り過ぎていく物売りの声が
私を非難したのかと
過敏になる窓の隙間から
秋風がするりと
いかにもなれた振る舞いでカーテンを揺らし入り込む

今直面している重大な問題を
言い当てられた気 ....
遠い国の少年の歌声が柵を乗り越えて
仔馬がいなくなった落日に秋が来た

枯れ葉が地を水面をうちながら
次第に翳る空の気まぐれに高原で
樹々に寄りそう祖霊たちが笑っている

やがて色褪せて ....
わたしは(^^)である。

好きで笑っている訳ではない。こういう顔なんだ。なにせ汎用性が高い。
円滑なコミュニケーションを取るために丁度良い顔なんだ。
時たま(^-^)や(^_^)のように口元 ....
くだもの畑に産まれて大きくなった
訳じゃないの

ヒトに産まれて女に育った
あたし

中学校では
天然なのに縮れた髪が
校則に違反していると何度も注意された
髪色が黒くないからって
 ....
{ルビ開=あ}き切った青の深みに呼ばれたか秋津は震えて空に溶けた


梯子を失くした煙が人のふりをして野山をうろついている


透けたくびれには永遠も一瞬もないただ砂の囁きだけ


 ....
学生時代に言われた
上れば天国、下れば地獄

就職して言われた
上っても地獄、下っても地獄
何もしないでいられること
それが天国、いい身分
クーヘンさんのおすすめリスト(665)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
相槌- HAL自由詩3*19-9-26
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時のリボン- 丘白月自由詩119-9-25
冒険- 杏っ子自由詩219-9-25
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ぶどうのつかいかた- la_feminite_ ...自由詩2*19-9-24
青の方角- ミナト ...自由詩219-9-23
地球に座る- ひだかた ...自由詩1219-9-23
彼岸でもまた台風- ナンモナ ...自由詩14*19-9-23
うるせー亡霊- 竜門勇気自由詩3*19-9-23
生きていたいだけなのにな- かの自由詩319-9-23
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まぼろし- たもつ自由詩719-9-22
善悪担保- イオン自由詩1*19-9-21
私達の未来- 自由詩219-9-21
三角形- 佐白光自由詩119-9-21
- ミナト ...自由詩3*19-9-20
ヨウセイサン- 墨晶自由詩2*19-9-19
何の説明もなかったけれど- Lucy自由詩2*19-9-19
欠けない人- mayaco自由詩219-9-18
花市場の妖精- 丘白月自由詩119-9-18
ケダモノ- atsuchan69自由詩2*19-9-18
九月の空から- こたきひ ...自由詩319-9-17
ビール飲みながらまじめな話なんかしてはいけない- Lucy自由詩11*19-9-16
秋へ向かう歌- 帆場蔵人自由詩5*19-9-16
(^^)のスピーチ- 愛心自由詩219-9-16
果樹園- こたきひ ...自由詩619-9-15
まねごと――喪失目録- ただのみ ...短歌3*19-9-14
ヘブンイレブンいい身分- イオン自由詩3*19-9-14

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