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澄んだ眼の秋刀魚を
団扇で煙を飛ばしながら
七輪の炭で焼く
一文字のまま
黄金色に

皿にのる
香ばしい皮の下には
柔らかな身を支え
小骨をたくさんつけた
背骨が真横に走っている
 ....
早朝の寺
禅堂の前で
太鼓の横に立つ

齢も性も捨て
バチを握りしめる
息を吐き切り
気合を入れて
鹿の皮の
裏側まで打ち抜く
どん どん どん…
と 六つ

空気を通るその ....
クーヘンさんのもちはるさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一本芯- もちはる自由詩3*20-9-29
太鼓を打つ- もちはる自由詩319-9-10

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