まだ植物の世話はできていますか、と医師が言うのではいと答える、じゃあそういう喜びは感じるのですねと彼はまた言う、喜びですか、喜びを感じます、でも枯らしたらいけないと思って…と言うと医師はすぐさまパ ...
やわらかに
揺れ集い群れ
そっとそっと
拡がりゆく
ひかりのうみに
生まれ変わる
私という来歴、
むげんはんぷく
永遠という
宇宙の涙
一粒、零れ
「いつもの、ね。」
酒房の隅、おかみさんに笑み投げて
厚切りレモン小皿に二切れ
麦焼酎の氷 香って
ほろ酔い誘う貴方の面影
新しい街に引っ越す
日の朝の
指が冷たい感覚が好き
まずチェック
...
暗く冷たい夜の中に
きみはわずかな羽織ものだけで
どうしてそんなふうに
軽やかに歩いていくのだろう
止まったままの時計台の針が
過去に溺れて行くぼくのようで
見送るのもそこそこに
静 ...
紅葉賀
散りゆくをあはれとおもへ 色おほき打ち振る袖にゆかりとぞ見る
花宴
あづさゆみいるさの山の端の月の 入るをせかすなしののめの鳥
葵
かぎりあるちぎりのはてをうらみわび ゆくへ ...
ホスピスにいるきみは
もう夢を見ない
たいしたことじゃない
ことさらそんなふうに振舞う
明るく冗談なんか言って
思い出話が尽きると
それ以上の言葉は出てこない
何を話せばいいのか ...
{ルビ金色=こんじき}の小雨降る黒織部
久々に薄茶を{ルビ点=た}ててみた
煩雑な日々を忘れ
紆余曲折の路を振り返り
そっと息をつく
これから歩く白い道を占い
手のひらに包み 温め ...
突き入って来る
巨大な力動の
異様 渦を巻き始め
ぼんやりと薄明、
うっすらうねり流れて
静か萎れ消えゆき
漆黒の闇に在りて
苦肉の病みに犯され
尚も透明に冷たく
覚醒の ...
とめどなく溢れてくる言葉を
あなたは何と名付けて呼ぶのです
それだけが知りたくて
正気か狂気かなんてもうどうでもいい
爪の先ほどの愛と
夜更けに漏らすような知性
明けた空に見る力
押さえ ...
タイカレー食うゆっくり。靴、夕暮れ描いた。
たいかれくうゆっくり くつゆうぐれかいた
行こう、ゆっくりと理屈言う恋。
いこうゆっくりとりくつゆうこい
脱衣麻雀やし、参った。
...
神の恍惚?
いやただの妄想
そんなことを
気付けるのは
なかなか難しいもんだね
だって僕ら
何か頭おかしくても
分からないじゃん
ああ、頭おかしかったのか
そんな話だね
でももうほ ...
冷え冷えと蒼い青い冬、すぐ澄んで
晴れ渡り続ける東京、何かさみしい
夜の、煌びやかなイルミネーション
キレイだけれども、中身はカラッポ
あゝもうただ突き抜けよう
あゝもうただ還ってい ...
悲しいことを
悲しいと思えない
悲しさ
悲しい時は悲しもう
涙は愛に帰る
・
ずっと
マヒしている
空気の子は
ありがとうだけを
忘れ去らないでいる
・
この
...
とらわれないようにすることにも
とらわれないようにするには
きちんと
それと
向き合うということでもある
人格は
別れる時に
よくわかる
喧嘩別れは最悪だ
人生の節目節目で
いい別れかたができるように
心がけることが大切だ
「結果がすべてだ」
というなら
人生はむなしい
さいごは
みんな灰になるのだから
○「災害関連」
*災害は忘れた頃来る
と昔はいわれたが
今は忘れないうちにやってくる
*幸せは
突然にやってこないが
不幸せは突然にやってくる
*災害に遭うと
みんな異口同 ...
濡れ伏して
夕闇の 湖面に一艘
舟影とおく
浮夜で だれぞ、
釣り糸垂れん
伽羅の香を
独り静かに
聞く夜は
墨すりて
香る龍脳
沁みる夜
白檀の
甘き香りに
酔い深く
龍涎香
男はいざと
紅求む
やすらかな君の寝息をそっと聴き
独り静かにグラスを傾むける
まどろむ君に{ルビ詩=うた}歌い
もう一杯とキッチンに氷を求め
明日の天気を占った
酔い夢を…
否! 良い夢を
...
密やかに
眠りに就いた
きみ想う
銀幕に
きみの姿を
映し観る
{ルビ昨夜=ゆうべ}観た夢の中で
ぼくは麒麟になっていた
千里の空を駆けて
鳳凰となったきみを求め
何処までも 何処までも 空を駆けてゆく
遠い空の彼方
彼らは今も胸の中に生きている
...
観客が立ち上がると
わたしは魚になりそこねて
また化粧室の蛍のよう浅い渚の飴玉、
ハミングしたんだ、追いかけるように
誰かのかわりになって
担って、産まれていった
無音のクラッカーは香 ...
だから
とした
ことが
だから
だった
なんの
意味もない
だから
なんの意味もない
わけ
いい加減に
くだらない
なんもねーて
木立の彼方に
青一色のベルが鳴り響き、
細やかな層を辿り指先かざし
吹き渡る風に澄み渡り生く私を
包み込む青一色の幸せ天地の配慮と。
夜、徹夜で迷路した。白い目でやってるよ。
よるてつやでめいろした しろいめでやってるよ
人が苦手で、捨ててカニが飛び。
ひとがにがてで すててかにがとび
寝て。真昼の何かに、カ ...
コーヒーを飲んで眉根を寄せる冬
隣り合う慈しみなり冬木立
手袋をなくしてひとつ溜息ついて
一人ゆく孤独は友かミソサザイ
木枯らしに問うても答えはないままで
薄氷の上を
危うくも繊細な
ステップ踏み進む
いつ崩れ瓦解しても
後悔だけはしないように
慎重に大胆に歩み行き進む
この社会は獰猛な場所
人と人が競い差別し殺し合い
狭い半径に官能 ...
看護師っすわん
看護師っすわん
看護師っすわん
悲しいっすわん
10円くださいっすわん
10円くださいっすわん
10円くださいっすわん
電話するんでっすわん
チョコレート怒!
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
メモ
はるな
散文(批評...
4
24/1/11 17:10
始まりのうた
ひだかたけし
自由詩
4*
24/1/11 16:11
五行歌 一首「檸檬」
リリー
自由詩
4*
24/1/11 11:01
サーカスの流民
TAT
短歌
0
24/1/10 23:38
Slip Away
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
24/1/10 21:26
源氏 其の二
藤原絵理子
短歌
2
24/1/10 21:02
友に
〃
自由詩
2
24/1/10 20:57
玩物喪志
レタス
自由詩
3*
24/1/10 20:50
意識の光景23◯時、一刻
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/10 18:25
嘘
303.co...
自由詩
5
24/1/10 18:24
回文メトロ
水宮うみ
自由詩
2*
24/1/10 18:05
妄想の中の恍惚
陽向(2躯-...
自由詩
4
24/1/10 18:02
冬に透きとほり*
ひだかたけし
自由詩
5
24/1/10 15:37
※五行歌 三首「あなたとほほ笑む」
こしごえ
自由詩
5*
24/1/10 15:25
※五行歌「向き合うということでもある」
〃
自由詩
5*
24/1/10 15:24
別れかた
ホカチャン
自由詩
2*
24/1/10 8:35
生きる
〃
自由詩
3*
24/1/10 8:32
独り言1.10
〃
自由詩
2*
24/1/10 8:16
五行歌 一首「釣り人」
リリー
自由詩
6*
24/1/10 7:20
香
レタス
俳句
3*
24/1/10 1:10
君はいま
〃
自由詩
8*
24/1/10 0:30
真夜中に
〃
俳句
4*
24/1/10 0:01
五行歌 神獣
〃
自由詩
4*
24/1/9 23:09
A/wa
あらい
自由詩
3
24/1/9 22:03
不明の論理
陽向(2躯-...
自由詩
2
24/1/9 21:12
意識の光景22、五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
3
24/1/9 19:39
誰かの引力にカニが引かれた(回文)
水宮うみ
自由詩
2*
24/1/9 19:26
つれづれと俳句
おぼろん
俳句
3*
24/1/9 17:48
珠玉の器官*
ひだかたけし
自由詩
5*
24/1/9 17:06
邪道と言霊
陽向(2躯-...
自由詩
1
24/1/9 16:47
43
44
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48
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67
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70
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74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
加筆訂正:
残高
/
本田憲嵩
[24/1/10 18:19]
若干加筆。
残高
/
本田憲嵩
[24/1/9 21:39]
加筆修正。台詞に、アー、オー、追加。
0.11sec.