遠いあの日
人を人とも思わない子供たちが
寄って集って私を殺した
それが学校です

今日に至るまで
彼らは大人になれなかったまま
きっと今でも会社で見れば
あの時のように私を殺すでしょ ...
しでかしてじっと見つめる炭酸の泡 光点、
漆黒の海原の最奥に在り
黄金の輝き、
最奥から伸び拡がり在り

死と生のあはひの感触
異様な奇妙な生々しさ
ゆっくりと凍り付き
浮かぶ古月の深緑
錆び付き苔むし

光輝き ...
絶対届かない詩がある
死者への詩だ
私はまだ生きている
そんなにじろじろ見ないでくれ
独り言は遠い
柳がゆれていた
小さな氷の粒が
各々太陽を抱いて踊っていた

卵をひとつ割るように
今日という日は生まれた
宇宙がそうだったように

ヒヨドリの声で問う
己とは
欠片ばかりで像を結 ...
白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ
崩れ去ってゆく
跡形もなく

私は 私たちは
何処からか来て
何処かへと還る

再びまた再び、

白い波頭が押し寄せ
次から次に押し寄せ ...
名前を削除したから
夏が終わったんだね

君に借りていた記憶も返せないまま
静かな夜中の改札口
後悔を嘔吐する
虫たちだけに聞かせた
僕の呪詛は
たぶん『好き』って感情から生まれた
...
青き狼は
白き雌鹿をともない

旅は千里を越えた
野を駆け 河を渡り
此処までやって来た

壁を打ち破り
数多の屍を乗り越え
果てない天地を追い求め
日々の至福を味わった

遥 ...
あなた


脚をおいてきてしまったのね
彼女の元に駆けていったその脚を

聲を海に流してしまったのね
彼女に永遠を囁いたその聲を
繰り返し繰り返し届けるために

腕はどうしたの
...
昭和のテレビコマーシャル
”おせちもいいけどカレーもね”
おせち料理を食べ飽きるほど
食べてみたいものだと
子ども心に思ったものだ

家内と一緒になってから
我が家の正月三が日は
餅と ...
 
 柔らかに
 湖沼の堤に
 すいこまれていく
 霧雨は

 昼と夜の
 境に降りつつ
 水沫も作らず消えて行く時、

 涙もなく
 恋見送りし むくい
 心は 空なるものに ...
暇つぶしの日々
恋を亡くした僕は
もう二度と この人生では
愛を受けることはないでしょう

依存が恋だと宣うなら
対義語を用意しておけよ

あとは徐々に死ぬだけなんだから
もうおしま ...
勿体ないな
しょうもない安酒に
食い破かれる人生

待てができない性分で
恐らくトラウマやストレスで
駄目なんです
俺のせいじゃない

勿体ないな
俺はもっと出来るのに
何がとい ...
 弟が

 Adoは作詞作曲をしないからダメだって言うから

 うっせぇわ!

 って言ってやった

 唯一無二の歌声と

 類まれなる表現力があれば

 何がどうでもいい ...
秋過ぎて
名残の風は
漂泊の
想いで刻む
たむけ花

{ルビ荼毘=だび}に付したる
{ルビ骸=むくろ}には
五色に浮かぶ
{ルビ懸想文=けそうぶみ}

てのひらほどく
文様も
...
底辺未知から
清流の透明荒々しいナガレ
湧き起こる突然に 何故だろう?
意識という舞台スクリーンに
突然映り出す光景の 不思議


意識ありますか?お名前言って下さい!
そう誰かの音声 ...
のびやかしなり折り重なり
ウネル光響ヒビキ打ち寄せ

この世界という光の帯に

瞬間にして、

注ぎ込まれ 外は内となり拡がり
私は山河海星々この世界そのもの

  、

孤独 ...
島というだけで
温暖な感じがする

大好きな因島
橋が架かってからは
観光客も増え潤っている

住む人みんな温かい
幸せな笑顔が印象的

住みやすいと
住む友達が言う
広島市内 ...
 吹き過ぎる
 北風 に歓声ヒビキ
 鳶一羽、ゆうゆう見下ろす
 小さな翼 
 破れそうなゲイラカイト

 
小一の女の子が
友だちに教室で尋ねられた
「○○ちゃん どうしてみようじがかわったの?」
「あのね お父さんがかえってこなくなったの」
僕はこの子の言葉に詩を感じた
小鳥が1羽死んだ
長年じいちゃんが飼っていた小鳥が
1羽死んだ
じいちゃんは
ひとりで落ち込んでいる
奥さんも孫も一緒にいるのに
大人がいい年して子どものように落ち込んでいる
小鳥とじい ...
「ご飯どのくらい?」
「かるく」
「かるくってどのくらい?」
「はんぶん」
「はんぶんってどのくらい?」
「ぼくがつぐよ」
「あら!スイッチが入っていなかった!
あと40分まってくれる」 ...
芸能人と一般人だと
だいぶメンタリティ違うだろう

だってステージ下で
ピギーッて鳴くんだぜ

いえ、ピギーッとは鳴かないかと
しかし傲慢にもなる

だから芸人であるまえに
人間で ...
真夏の虹になったきみを追いかけて
どれだけの夜を過ごしただろう
失われた時は戻らずに
風に揺れる木立をサクリと歩いている

こんなに想っているのに
こんなに感じているのに
空に飛んでいっ ...
深海に眠る英霊たちよ
君たちの骨を拾う者はいない

ぼくに出来ることは
ただ歌い 
祈るだけ…

君たちの血肉で
ぼくは此処にいる

心やすらかに眠り給え
古書店に入ると
老夫婦が内田百閒の日記について
話を交わしていた

百閒先生は
なして小倉については何も
書いちょらんのかねえ と

うねる波の発音に
懐かしい歌謡を聞き分けた

...
酔い酔いて
はるばる来たり
漂泊の
独り旅ゆく
冬の路

背にかかる
粉雪払い
往きゆきて
弥生の夜を
垣間見る

漆黒の
夜空舞い散る
さくら花
{ルビ闇路=やみじ}の ...
自我の其処底に
確か横たわり広がり在る
皆が共有する普遍 への旅路、

我欲に溺れ孤独というバケモノに襲われ

それらなんとか乗り越え 今、a.Day.in.the.Life
 自分らしさてあやしいな

 カメムシみたいな臭いする



 自分らしく生きるとか

 子供だましのウソじゃんそんなの



 自分探しの旅に出て

 自分見失うのはなぁ ...
声、ガ生み出す子
折り重なる光響に戯れ
密やかな現、紡ぐ
生まれ死に死に生まれ
聴こえるよ、声 お母さん


清流の溢れ来る
音声の光響の渦に
生まれ立ての子供たち
鮮烈な泣き声、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
星屑303.co...自由詩324/1/13 18:24
_長束静樹俳句124/1/13 18:22
意識の光景25ひだかたけし自由詩5*24/1/13 18:16
独り言空丸自由詩1024/1/13 17:07
非在の姉弟ただのみきや自由詩4*24/1/13 16:03
私たちは(新訂)ひだかたけし自由詩524/1/13 15:35
苦虫トビラ自由詩5*24/1/13 12:53
テムジンレタス自由詩6*24/1/13 12:47
骨を喰らう自由詩4*24/1/13 11:30
おせちメンタルイオン自由詩1*24/1/13 10:45
雨氷リリー自由詩6*24/1/13 10:07
吐き出した涙えこ自由詩124/1/13 4:21
安い酒自由詩324/1/13 4:09
_おやすみ自由詩124/1/12 23:35
別離 【改訂】レタス自由詩7*24/1/12 22:48
夜想◯意識というもの、五行歌借りひだかたけし自由詩324/1/12 21:01
意識の光景24◯一つの体験自由詩5*24/1/12 17:24
温暖な島夏川ゆう自由詩324/1/12 12:11
五行歌 一首「公園にて」リリー自由詩4*24/1/12 10:44
子どもの言葉ホカチャン自由詩024/1/12 6:53
小鳥自由詩2*24/1/12 6:48
婦唱夫随自由詩024/1/12 6:40
著名人レシピりゅうさん自由詩3*24/1/12 5:01
紅い花レタス自由詩4*24/1/12 1:18
鎮魂 【弦楽のためのアダージョ】自由詩4*24/1/12 0:02
歌謡形代 律自由詩4+24/1/11 22:45
五行歌 春を待つレタス自由詩6*24/1/11 22:14
夜想◯a.Day.in.the.Life、五行歌借りひだかたけし自由詩524/1/11 20:54
自分らしさおやすみ自由詩1+24/1/11 18:32
五行歌、生殖器官ひだかたけし自由詩424/1/11 18:01

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