きっと あなたと わたしを
間違えたのでは なく

だれかに 語りかけるように
わたしに 問いかけるように
あなたに 見てもらうように

紡いだ 言葉たちの上を
ソリが 駆け廻る
 ....
この地に住まうようになってから
雪に 埋もれて いませんか と
心配の言葉が 描かれ
安堵の虹が 掛かる日が
とても 多い 気がする

なんて ちょっと 他人事のように
のたもう ....
急激に アップルパイの 香ばしさが 気になる夜は 
あと どれくらい

指折り数えて 未だ大丈夫だと 立ち上るのは 
アタシの気持ちなんかじゃあ なくって
甘い アップルティーの 湯気でした ....
今日みたいな 閏日は 
不思議な出来事が 起こっても 
不思議では 無いのでしょう

普段 無かった筈の雪が 関東平野に 降り積もり
普段 有る筈の 雪が 新潟からは 姿を消し

なんて ....
リベンジをするのに
無理に 同じ存在を 選ぶ必要は
無いのかも 知れない

こだわりの 理由は
忘れるため
走り出すため
色々 あるけれど

別の方法で 置き換えて行けるなら
それ ....
人くささが好きです
いえ 何も
いつも 無機質だって
言いたいんじゃ有りません

噛み付かないで 下さいな
過密化内では 揺れが 急上昇

おしくらまんじゅうでは 落ち着かないので
 ....
突き刺さる 言葉が
雪 だったら 

いずれ 溶けるのが
確定して いるから
少しは 楽に なれるかな

雪吊みたいに 
いろんな骨組みが あって 

たくさんの 隙間から 
外 ....
写真立ての中の二人を楯にして
写真立ての柱の中に閉じ込めた

わあい 二人きりで 嬉しいな
能天気に はしゃぐ声

目立ちたがり屋の 二人なら
踏切の その手前
赤いランプ チカチ ....
戸惑うばかりの洗濯機
選択機に 恵まれて
メグミルク ごくん
飲み下した 錠剤の先
天国が 見えた?

光は 白かった
包まれた刹那の 物語
ぽわんと まあるく 溶けて
戸惑った ば ....
走ろうかな なんて言われると
ハンドルを ギュッと握るシーンを 思い出す
これって きっと 条件反射

美女と…と 問われると
ななこちゃんが 浮かぶのと
きっと おんなじ

誰かは  ....
壊れた蛙になって 何時までも 浮遊する
ぷかぷかと 葉巻を流れた煙の先に
紫の 十字路

オレンジは 爽やかな季節の 代名詞だから
今は 要らないと言ったのに
まあまあ 夜なんだから  ....
大切な人を亡くして
それでも笑う あなたを
すごいと 思った

凄いって 何だろう
また 考えて
行き詰まる

それでも 息詰まるのは
涙を流す 瞬間だけで
残りの時間は 笑ってる ....
桜色のファブリーズ
求めたのは 春の 語らい

風が 冬の匂いを 撒き散らす 
その代わりに

白が 消毒液を 連想される 
場所を 離れて

もともとは アロマ成分を
重視し ....
海には魔物が住んでるそうな
浜にも魔術が潜んでくそうな

丘にはオコジョが笑ってる
今日知ったんだ 新事実

流石だよね 
フォッサマグナの溝をくぐれば

昨夜の夢魔より 愉 ....
風船の中には きっと
楽しいこと いっぱい

知って いるけれど
飛ばすこと 出来なかった

一度 舞い上がった 刹那
青空に 吸い込まれて行く様が
容易に 想像 出来たから

よ ....
気分は ほかほか 
やっぱり雪は のんのこな 

あたたまるため 
ほかほか ごはんも 必要ヨ


偶然か 必然的か 分からずに
君と再会 バーグ夕刻


ポイントデーで 買い溜 ....
紫色の 煎餅蒲団
昔 父の姿が 其処に有ったような
煙たい空気ばかりを 思い出すような
不思議な 感覚

時の隙間を 超えて
押入れの中から 取り出せば
ちょっとだけ 黴臭い けれど
 ....
何の気なしに言われた 褒め言葉
自分を呼ぶ 名前
それが嬉しくて

微笑む代わりに 聞こえない風が吹く
その 空気管は ちょっとだけ くすぐったい

感動する瞬間ばかりを集めたなら 兵器 ....
セラファン と言う言葉を眺めると
セラミック・ファンヒーターなんて言葉が 浮かんでくる

そんなもの 本当に 有るのか無いのかも 分からないけれど
ずっと 悩んでる

悩み過ぎても 脳みそ ....
ねえ 何か 見える
断定系に見えるのは
クエスチョンマークが
足りない性

そんな所為にして
何でもないと笑うことにも
慣れた頃

塔が 引っくり返った
そして
悪魔が 笑った
 ....
大吉さん 二年続けて やって来た

北向けば 洗濯途中の 枕有り

相談を ヘラで返して 見上げた空の 夕暮れは
藍色の帯 海は亡きかな

ピリ辛の ゆず胡椒を ふりかけて 炒めました
 ....
眠い、 と 呟いた
起き掛けた肢体を ゆっくりと
置きかけた

でも 平気
ちゃんと 静かに 留まって いるから

ゆるやかに
できるだけ
はみださないで

呪文のように 唱えて ....
ノートにしようかどうか 迷ったんだ
ちゃんと 検討したんだよ? ボク
ウソなんて ついちゃ いないや
そんなの ダイッキライ だから

サイズは 半欠けの月が 二つ
英語の 最初から 2番 ....
沢山の言葉が降り注ぐ夜
沢庵 バリボリしながら

読み下すことなんて しない
食べ下すことなんて 勿論ない

漬物は 余り 得意じゃあ 無いんだ
そんな 言い訳を 繰り返しながら

 ....
寝ていいよ と 言われるよ 

何だよ 眠たくなんか ねぇよ 
そんな 勿体ないこと できっかよ 
なんて かみつき 

寝るなよ と 起こされると 

何だよ こっちは 疲れてんだよ ....
明日 言おう を 出来るだけ
今日 伝えたい と 思った日から

素直に表現して来た 言葉のつもりが 
そうでないことも 有るけれど、

伝えないよりは 良い と 信じたいんだ。
瞳と心を閉ざした 若人の前で 
観音開きしながら お茶らけて観たら 

きっと 白い目で見られるコト 
請け合いだけれど 

一瞬でも良いから 
落ち込んだ気持ち 忘れられるなら 

 ....
先方は 意外と 
疎遠だなんて 
思って居ないのかも 知れません 

気にしているのは こちら側で 
多忙な 毎日の 中では 

日々の循環が 
あっと言う間だったりも 
するのでし ....
どうしたら 
靄が 
取れるかなぁ 

あたたかな鍋 
美味しい御喋り 

綺麗な音楽 
爽やかな朝・・
年内で 終わると 良いですね 
いや でも 

年内で 終わるためには 
業務も 壮絶ですね 

するってえと 
年始に 繰り越した方が 良いってことも 
あるのでしょうか の 堂々巡 ....
藤鈴呼(1080)
タイトル カテゴリ Point 日付
小判せんべい自由詩3*12/9/19 21:01
甘い チョコレート自由詩9*12/9/18 18:53
☆シルバー・ステッキ☆自由詩4*12/9/17 1:56
閏日自由詩3*12/9/16 14:24
新しい存在で 消した過去自由詩5*12/9/15 19:22
人くさい人自由詩2*12/9/12 8:41
ちょっと ゆったり自由詩7*12/9/10 21:22
フォトグラフ自由詩4*12/9/6 19:43
ぽわん 自由詩4*12/9/5 23:04
梅酒杯自由詩4*12/9/4 20:57
紫の 十字路自由詩8*12/9/3 19:45
大切な人を亡くして自由詩4*12/9/2 11:22
桜加減を もう一度自由詩6*12/9/1 14:16
ホワイト☆ドルフィン自由詩5*12/8/31 12:27
恋風船自由詩7*12/8/30 15:28
わたしはスルメ自由詩7*12/8/29 18:52
煎餅蒲団自由詩6*12/8/28 21:48
ファインダー自由詩8*12/8/26 22:26
セロファン自由詩9*12/8/25 9:31
ジョーカー自由詩4*12/8/24 0:37
表面張力自由詩6*12/8/22 19:29
嘘だけは 吐かないで自由詩4*12/8/20 9:58
ホワイトアウト自由詩5*12/8/19 11:51
幸せの波自由詩5*12/8/18 18:21
そんな 夜は自由詩3*12/8/15 10:23
今日 伝えたい自由詩5*12/8/13 9:54
お茶らけて観たら自由詩4*12/8/11 9:18
気にしているのは こちら側自由詩6*12/8/10 8:58
自由詩4*12/8/9 21:18
堂々巡り自由詩3*12/8/9 8:41

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