幸せの波
藤鈴呼

沢山の言葉が降り注ぐ夜
沢庵 バリボリしながら

読み下すことなんて しない
食べ下すことなんて 勿論ない

漬物は 余り 得意じゃあ 無いんだ
そんな 言い訳を 繰り返しながら

繰り返す 時間の波を 僕は 知ってる
連なる 数字の 羅列を 眺めてる

イチが 三つ 連なるから 鏡開き
途中で そんなコトに 気付いちゃって

傷付くことなんて すっかり 忘れちゃって
ちゃっかり 幸せの波に 乗っかっちゃって

そのまんま ふわふわ ふわわ
ずっと 流れて行けたら 良いのにな
そっと 眺めて活けたら 最高なのにね

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自由詩 幸せの波 Copyright 藤鈴呼 2012-08-18 18:21:23
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