懐かしい 小人たちが
掌の上で 踊る

手袋のない指先が
ちょっと 凍えている 感覚が
じんわりと 伝わる夜

ほっと温まる飲み物は
冬ならではの 癒しとなる


雪かきの後 ....
弾む 揺れる 溶ける
囀りが 尾を引いて 離れぬ

何処から 何故 どのように
角度は

幾つもの疑問符が
流れる雲のように

消えた 一枚の 五線紙
方眼紙ほどは 網目が ....
石や岩の文様然り
昔から好きで
凝視してしまう存在

最近じゃあ
根にも恋する有様で

空を見上げたり
花びらを映したり
下を向いたりと
余念が無いのね

*

産まれ ....
バニラの香りのするティッシュひとつまみ
鼻先をくすぐる乙女心を思い出せば
不摂生の祟った吹き出物ひとつ見つかる
忘れてしまった風な喉の痛みから出たイガイガ
足先から離れないイボのような ....
声にならぬ音を飲み込み
握りしめた手を
そっと解き 温めてくれる
一つの指先

万華鏡のように
揺れる頭

嬉しい
冷たい
でも 嬉しい
少し 悲しい

その指先に乗 ....
同系色のランチョンマットの上で
もっと真っ赤なリンゴが 鎮座している

情熱を 閉じ込めたような雰囲気
窓の外は 雪

白と赤
嗚呼 そうか もうすぐ 紅白の似合う
お正月だね
シェーバーが見かけよりもズッシリと重いのは
何故だろうと不思議だった 

携帯よりも小さい旅行用のシェーバーなのに
充電池の部分が妙に重いからだ 

そう信じていたけれど 
ちょっと ....
妄想の中の幸福は形が丸く色は薔薇色?
薔薇色と言っても色々あるよなぁと思えば
考えるのが面倒になって 

もうそのことから幸福を一つまみ
外側に放り投げてしまっているような気がするから  ....
クルクルと
何処までも
何時までも
終わらぬ螺旋階段を
永遠に 昇り続ける
そんなプレッシャーに阻まれて
そんなのはプライドが許さないと
何時の間にか叫んでた
時の間に間に
あな ....
本当は それぞれが 輝く筈の
星空を 見上げれば 一等星が
眼に映る 確率が 大きいから
何時だって 嫉妬 されるのね

個々に 良い瞬き方を 知って
実践している 星たちの 中で
 ....
昨日のと 一昨日のと 
明々後日の雪は
積もる手前で 出番待ち 

握りしめる欄干に にじり寄る 
この空気感で 

いっそ 溶けてくれないかと 
願い 込めながら

★,。・ ....
ゆっくりと振り返る
前なのか 後ろなのか

右のような気もするし
耳が詰まっているだけの話で
本当は左側かな

とても近いかも知れないけれど
案外と小さいから 遠いのかも

 ....
煌びやかなネオン通りや 
切なすぎるメロディーよりも

心潤す存在があるとすれば 
喉を潤す生姜紅茶だろう

君は何時も
何かを勘違いしていて 

ジンジャーティーと言えば
 ....
枝に張り付いた雪が
まるで 昔から私は こんな風だったのよ
そう 云わんばかりに
胸を張っているから
なんにも言えなくなって
佇んだ まま

アメリカンドッグと
フランクフルト ....
大正10年の今日、おばあちゃんが生まれた
生前 色んなものを貰った
今来ているセーターも その中の一つだ

本当は スカートもついていたのだが
元々パンツルックばかりの私のこと
早 ....
暗がりの中で揺れる存在感に
やわらかさを ふわり足して
葦の穂と知る

呻くような叫びも
穏やかな笑顔も
ここに 光 あればこそ
美しく 魅せるのでしょう

されば 明順応の手前 ....
だらだらと流れる水が
ダダ漏れするならば こんな瞬間
水滴が躍るのは
イルミネーションの内側だけ
例えば 光に重なった
偽りの 文字の分だけ
想いは 重りに量られて
謀られた分だけ
 ....
ミルクが甘いのは
優しさが 詰まっているからかな
ちょっと 胃が キリキリと痛む日も
何となく 柔らかなイメージで
喉を 潤して くれるから

赤ん坊を抱くと
いつだって ミルクのに ....
小さな、と言う表現は
縮こまってしまいそうな印象も受けるけれど
リトルマーメイド そう書けば
何だか 可愛らしさまで 浮かぶ

ぷちっ と 可愛らしい透明模様を描いた円を
少しずつ ....
少しずつ 近付いて来る
大切な季節は
楽しみに しているのは
雪でもなく
撒き散らされた 愛でもなく
あなたでした

ふらふらと彷徨う町に
イルミネーション
色合いが青いからと
 ....
手が凍えると
少しでも 温めようとして
両手をこすりあわせる

身体が凍えた時に
おしくらまんじゅうをした
子供時代を思い出す

足が震えたら
地団駄を踏んでみる
足元の氷が割 ....
真夏は
シャーベットが
ありがたかった

ザクザクの路面で
そんな日々を
思い出す

ギザギザの心は
まるで
氷柱みたいに
心を 射抜くから

少し 温まる頃
陽光に充 ....
涙ってしょっぱいんだって 
ふいに気付く瞬間ってあるよね

ふいに、じゃあないね
そう気付けるのは
涙が流れている時だものね

まさに号泣と呼べるような瞬間には
涙の味も感じられないほ ....
月が真っ二つに割れた夜
空を仰いで
これが下弦の月なんだよねと
呟いた

会話の中の匙加減は案外と難しく
ヤベエ!と思った瞬間に
間違ってイイネ!ボタンを
クリックしてしまったりす ....
口角を上げると
今がたとえ 悲しい瞬間であっても
脳が 楽しかった時の気分を思い出してくれる
と聞いた時から

出来るだけ 笑顔でいたいなって
思うように なりました

ただ  ....
ちょっと塞ぎこんでしまいそうな時に
思い出すのは

眠る場所があって 食べるものがあって 
大切な存在があることは しあわせだ ということです

しあわせって しあわせな瞬間には 
実感 ....
広がりのある空を演出するのは雲
一つ一つの流れが急で
視界が追い付かぬ瞬間も
心ばかりはゆっくりと携えて進む

あと一歩で冬景色
その前に 踏み締めた足跡を
刻んでいきたいね

 ....
陽だまりだなんて心地良さも
少なくなって行く季節
黒く映る大木に
ラジウム色の蝶が留まる
わずかに広げた羽根が
首を傾げる仕草にも似て
向こう側を照らす光は
希望と夢を詰め合わせた
 ....
いつものバーのカウンター

そう聞いて 思い浮かべる色は
何時だって ブラックライト

もう呑めなくなった ブラックルシアンと
たまに見かける ホワイトルシアン

見付けたら テン ....
温もりを下さい
体内に流れる血を感じたくて
赤ワインを空ける
表面張力の隙間から
記憶達が零れ始めて
切ない

カーテンを開けたら
レースの向こうに
やわらかな日差しが広がる
 ....
藤鈴呼(1031)
タイトル カテゴリ Point 日付
指なし手袋、自由詩018/8/11 21:22
黄色い鳥の物語自由詩1*18/7/25 10:39
そんな風にね自由詩018/7/19 10:19
運河の先に自由詩018/7/18 23:42
冷たいから・・・自由詩2*18/7/15 23:55
白と赤自由詩0*18/7/4 9:12
新しい主自由詩018/7/1 9:10
バラ色の夢自由詩3*18/6/29 11:23
まろん自由詩1*18/6/28 10:23
白い夜自由詩0*18/6/24 11:16
左右の階段に積もる雪 自由詩1*18/6/20 0:23
音の懐自由詩018/6/18 14:31
ジンジャーはちみつレモンティー自由詩018/6/18 0:32
こもごも自由詩1*18/6/16 16:10
ピンクのセーター自由詩1*18/6/15 1:45
虎の尾自由詩2*18/6/12 19:45
うみねこたち自由詩1*18/6/2 9:30
みるくてぃー自由詩3*18/6/1 10:20
プチポエム自由詩3*18/5/25 11:28
仄桃自由詩1*18/5/22 12:20
進行方向自由詩2*18/5/20 10:04
忘れて自由詩1*18/5/19 11:28
そんなこと自由詩2*18/5/16 9:31
ツリーのように自由詩1*18/5/15 20:05
笑いジワ自由詩1*18/5/9 9:03
これからも自由詩2*18/5/8 9:55
刻み紫蘇の様に自由詩018/5/6 11:13
ぽっと自由詩1*18/5/5 20:22
グラスホッパー自由詩1*18/5/5 7:49
コルクのときめき自由詩1*18/5/2 9:41

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