昔は 汚れているのが 当たり前だったのに
こんなにも 不衛生を 嫌う 世の中で

衛星を 眺めながら
白衣を キチッと 合わせる

其処に 一ミリたりとも
雑菌が 入らぬように

 ....
何かに 似てると 思って
そっと 足踏みを する

それは
寒いからでは なく
凍えそうな 空気が
愛おしいからでも ない

言うなれば
あなたの編んだ 帽子の柄を
少しだけ 
 ....
夕暮れの 中で
何かを 感じた

それが 何かだって 言うことまでは
分かった

後は 雨が
洗い流して しまった
跡に 粒が
自己主張を しているだけ

霧雨ならば
硝子を  ....
送ったダケで
私の 唇を
潤しては くれない
ダダ茶豆
それは
ただの 茶豆

茶豆って ナンデスカ
まだ 頭の中
くるくる くるくる
何となく 知っている 感覚を
拾い集めて
 ....
くるくる回る
夢は
メリーゴーランド

いつだったか
そう言って
笑ったね

メビウスリボン
ひねるだけなのに
何だか とっておきの
魔法 使った 気分で

ひねりが 必 ....
正に 今 この瞬間に
はっきゅー・しくはっく

白球は 蜂急でも 八九でも
鉢給でもないので 気をつけて

なんて言いながら
やっと こらせと 水をやる

ムスカリは 随分と 大きく ....
白い 陶器のような
冬季には 思い出せるような

鬣を 尻尾にまとう
オコジョのような
そんな パッパカさんが

走りたいと 嘆きながら
地下で 静かに 休んでる

其処には 緑の ....
何処に住んでも 
満足できない心なら

素敵な 景色も 味も 
堪能出来ない ものでしょう

例えば 其処が
キラキラと耀く
宝石の街で 有ったとて

例えば 其処が
モグモグと ....
早生品種 と言うものを 
意識した 今シーズン

先ずは みかん

大分産は 緑色だけど 
案外と甘くて 驚き

そして りんご

岩手産は 皮もテカテカ 
ワセリンでも 塗って ....
自分自身が 何かを 不満に 思った瞬間は 
不満を感じた 相手に対して 

もっと 他人の気持ちを 考えてみてよ 
なんて 思うけれど 

逆の時には 気付かぬ 鈍感な 私が 
確かに  ....
舌を出す 可愛い笑顔 誘われて
透明扉 ウィーン 開ければ

ヴァイオリンの 奏 響きて
甘い香りが 花 染める

ケーキの上に チョコレート
バラの形に バラの色

そんな人生 ....
クローン ウーロン クーロン杯

盃 抱え 飲み干せば
龍の 頭の 味がする

エキス 吸い上げ 九つの
カラス 跳ぶ刻 見上げれば

嗚呼 永劫の 幸せの
色に 染まりて 耀いて生 ....
知らん振りを決め込んで 
通り過ぎる道すがら 

点々と落ちる 
雫の色は 赤 

透明に張った 水の上で 
踊る 落ち葉は 悪魔 

可愛らしい姿で 魅了しておきながら
手を入れ ....
この次 煌いたら
流せそうな 気がした

煌くのは 涙 のみならず
流すのは 思い出 のみならず

限界まで 待って 舞って
ポイントを 決めて

シャッターチャンスを
狙うんだ
 ....
何かを 言い訳にしないと
完璧すぎる あなただから
見つめられなかった
息が 苦しすぎて

大きく 深呼吸をした 刹那
地球が グラン と 回って
私は グラスの中の 氷になった
 ....
細かな霧霞 
揺れる 山並みに 残雪

未だ 冬に 片足 
突っ込んだ ばかりだから

此れは 残雪ではなくて 
秋の 深まり

春雨を 思い出せる 
そんな季節

土鍋も ....
さらら 頬を 伝う涙が
あなたにも 見えるでしょう

あの 優しい砂を
思い出して 御覧なさい

御覧なさいと 言われても
粒が 細かすぎて 見えないの

そう 言って また 一 ....
会いたいって気持ちが 
とても強いから 
きっと 夢に出て来れないのかな、

本気で 会いたいって 願っているうちは 
会えないって 聞いたことが 有るな、って 

ぼんやりと 
 ....
打電した 文字の 拡散、
光 満ち溢れ 三日月を 照らす

サラバ
その光は やはりLEDで 眩いばかりか

放電しなければ ならないくらい 
強い光なのか

称え給え 拾うのは 電 ....
のほほん紡ぎを 日々していると、
気分の変化に 気付くことも 有ります。

疲れている時は 色がいらないと 思えたり、
音がうるさいと 思えた時期も有ると
ハッと したりね。

♪マーク ....
笑わせたい 人が いて
目の前で 笑顔が 見れて
自分も 笑えて

そんな 日々が
毎日だったなら

眉間の 皺も
消えて しまうでしょうに

刻み込む その前に
気付けることも ....
背中が、腕が、 逞しい
なんて 言われると

男っぷりを 上げたな!! って
自分を 褒めたく なりながら

ハッとする
嗚呼 アタシ 女だったや

でもね 強く 生きる その為に
 ....
おきあがり こぶしだと 思ってたんだ

起き上がり 小法師 だったんだねぇ
子奉仕でも 胞子でも なかったんだ

拳 とか 辛夷とか 思い浮かべて
握る握力の強さを 感じながら
転んで痛 ....
自己保身を 考えてしまうと
動けなく なって しまうから

行動しようと 思った 気持ちは
偽善だったのか と
ハッとする 瞬間 

でも 気持ちは 本物だよって
自分を 自分で 慰め ....
心まで 灰色の瞳で 見つけた雲は
やっぱり どんよりモードだと 思うだろう?

違うんだ
余計 クリア スカイ

惑うんだ
虹色 クリスタル

パーツ集めを 始めてサ
初めて 出会 ....
そんな名前のアーティストがいたなぁ と
返信しようとして 気付く

ポケット と ビスケット
その コラボレーションで
思い出す

とても 元気の良い 女性ヴォイスには
励まされる ....
いらっしゃいませ
からん ころん と 小気味良い音

中に入って来るなり
怒った風な声で 叫ぶ

コーヒー!!

はい。如何にも 此処は 喫茶店ですが
個々の判断に 委ねておりま ....
丹精米たから
美しいのでは無く

泣きながら 味わうから
塩っ辛くなる

舐めた舌が 何枚あっても
構わないよ

一番上ダケ
丁寧に 剥がすから

ペイントされたのは
今日の ....
オカリナの吹く頃
丘に 咲いて欲しいな チューリップ

四種類の 色が 見れる 筈なんだ
富山県産の球根 四粒

球根を 包んでいた紙に
書いてある

いずれも 一重咲
「いち ....
どっちかって言うと
好きだった 気がする

小回りが効くからとか言う訳を
素直に聴けた 若さ故だろうか

体内を流れる 液体の色と同じは
危険を齎す教訓

もたらすって こう書く ....
藤鈴呼(1080)
タイトル カテゴリ Point 日付
胡坐くらいは許します自由詩2*12/5/20 1:15
涙の粒自由詩1*12/5/18 22:46
サイコロの目自由詩1*12/5/17 20:10
ダダ茶豆自由詩4*12/5/16 1:14
メビウスリボン自由詩2*12/5/12 12:56
デカイ雨粒自由詩1*12/5/10 22:23
青翡翠自由詩2*12/5/9 0:36
何処に住んでも自由詩3*12/5/8 12:29
わっせ わっせ自由詩1*12/5/6 23:24
人生に住む自由詩1*12/5/5 12:25
ウィーンゴーランド自由詩1*12/5/4 17:30
ローン・ロン自由詩1*12/5/3 22:26
ひんやり自由詩2*12/4/26 23:08
アングル自由詩2*12/4/23 14:44
イエスマン自由詩2*12/4/22 21:16
春雨の夜自由詩1*12/4/22 1:06
指で作ったファインダー自由詩2*12/4/21 11:12
同じ感情自由詩0+*12/4/20 18:28
三角柱自由詩2*12/4/16 0:39
のほほん紡ぎ自由詩2*12/4/15 13:59
笑わせたい人自由詩3*12/4/14 14:56
たくましい人自由詩2*12/4/9 1:14
こぞうこぶし自由詩2*12/4/8 14:47
堂々巡り自由詩2*12/4/7 16:18
虹色クリスタル自由詩2*12/4/6 21:47
ハモった季節自由詩1*12/4/5 19:18
あと五分の幸せカフェ自由詩2*12/4/4 21:22
丹精米自由詩1*12/4/3 17:09
オカリナの丘自由詩2*12/3/31 21:22
光る モーターボート状態自由詩2*12/3/30 19:33

Home 戻る 最新へ 次へ
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 
0.07sec.