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眠れない夜が
あるよね



あなたを
もとめている





ふざけていないの





眠れない夜がある
明日に
疲れた体で 登っていた 坂道を
一体なぜだろう それは
時の流れは早すぎる
そして うまくいかない 仕事探しは
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く

寒くなったね

それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて

待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
 ....
休みたくても 休めぬアナタ
今日は 休日の 筈だけれど

最初から 働く予定を 立てていれば
眠る 布団も 重たく 感じる
動かぬ 我に 罪悪感

だからかな
ちこちこ動く 枕が 愛お ....
地下鉄のホームに 
吹き抜ける風の方に 
貼られたカラー写真の新聞から 
「オリンピックメダリスト・銀座でパレード」に 
押し寄せた人波の歓声が聴こえてきた 

夜明けと共に、眠い目をこす ....
帰省時に バスに乗った
タクシーでも 良かったし
母の 車を 借りても 良かった

地元に 密着していた頃は
気付かなかった
外から 来た場合の 道を
撮影してみたい と 思い立ち

 ....
もうすぐ寝ます

このまま永遠の眠りにつけたらいいな

でも次の日もし晴れていたりなんかしたら

この時期の優しい朝日とひんやりした風に幸せを感じます

生きていて良かったと思います
 ....
連れられて来て
放たれて

追いかけられて
追いかけられて

すくわれて

入れられ

揺すられ
揺すられて

閉じ込められ
名前を付けられ

見つめられ
見つめられ ....
一枚一枚じぶんをひきはがしてゆく

夜の電車の窓に映った
つり革にぶら下がった幽体
遊隊を離脱し
こんなところに居たのか

勘違いした片恋の記憶
まだ薄皮がひりひりと痛むが
おわらい ....
まいにち、テレパシーをとばしている

とどいたのかなぁ
今日は雨だけど ・・・


れんちゃんにとって
六月はもう、真夏とおなじだった
朝から暑くてたまらないみたい
ひんやりつめたい ....
特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
そう多分必然とそうなってしまうんだからそう思うのは私が休む間も無く歩き続けている最中だから関係性が焦れて塵になればよいのにと両手を伸ばして空に考えている記憶を媒体を変えて未来中に描いている現在を通過中 .... 秋とは肩を寄せ合い歩きたい

約束なしで出会っては

流れの渦に留まり続ける

紅葉とイチョウの落ち葉のように

ゆっくりと語り合いたいものだ

何一つ声に出すこともなく

 ....
 
あなたの言葉が わかんない つまんない

そんなんもわからへんのかとか

もっと、つまんない



 
気づくと
無意識に祈っている

例えば
エンドレステープのように流れる
交通事故のニュースを見れば
家族の交通安全を祈り
遠い国で
爆撃によって命を落とす人がいるニュースを見れば
平 ....
這い上がって
くるみたいな
あの感じ

背骨を
震えが

そういうのは
なくなった
もうなくなってしまった

終わることのない音楽に
うつくしい
という名を付ける
その衝動 ....
            万物が一つの花ならば
            誰が愛でてくれようか
            蕾のままに枯れて逝く
            誰が涙を流すのだろう
     ....
ヒロシマにはたくさんの暑いがあって
たくさんの雲がながれて
たくさんの橋がある 。

たくさんの足音がビルに響き
人々はべつに重苦しくもない電車を今日も走らせる 。

雑草は ....
屋上で寝転んでいる

なま涼しい風が吹いている

こんなところなのに

どこからか虫が鳴いている


とてつもないほど風が吹き

またたく星がつくられてゆく

星はあんまり見 ....
真夜中
娘の背中をさすりながら
ただ一心に祈る

他に何も要らない
何も要らないから
ただこの子の咳を治して下さい

今この瞬間にも
地球上のどこかで
同じように子を抱きながら
 ....
二十五年前のある日
おとうとの幼稚園の授業参観に行った母が
苦笑いしながら帰ってきたことがあった
なんでも恥をかかされたらしい
その日のテーマは
「お友達に手紙を書く」というものだったのだけ ....
そっと触れてみた 
あなたの手の暖かさに
涙がこぼれた
眠れない夜

無機質な光を放つだけの月にさえ
すがるように 祈りを捧げる

どうか、どうか、
この人の命の灯をいつまでも消さな ....
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます

それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして

ギ ....
読みかけの本を閉じて結んだ髪をほどく
夜は音もなくすべってゆくベルベット
やわらかに{ルビ項=うなじ}にまとわりつき


わたしは旅に出る 夜の時間に分け入り
夢の中で出会ったあなたに会い ....
読んだふりして投げ出した恨みも捨てにブックオフ

いまさら人生の意味なんてと言いながら尾崎豊を聴いている

じゃんけんに勝ったら寝るよと言った娘のおそだしのズルを言えなかった夜

恋人にな ....
一晩中、激しい雨が降った。
雨は真っ暗な夜に
孤独な白い家の屋根をたたき続けた。
妹のミリアムは雨の子、言葉を失った子。
なにがそんなに悲しいのと聞いても
なにも答えない
理由がわからず泣 ....
熱を帯びたむず痒さが
背中の真ん中あたりから
尾骨に向かって這い降りていく

机の上の観葉植物の彼方に
白い砂浜が見えたことにして
遠い目をしてやり過ごす

生まれた時から猫背の内 ....
固く強張った叫びの表面から
水が剥がれる
一枚の皮膚のように
音もなく
樹齢千年の眼差しに救われて

水は
季節の波紋を揺すり
懐かしい演奏を軸とする
流れと
陽光の到着を待ちなが ....
いとは紡ぐ

いとはのびる

いとは結ぶ

いとは繋がる

いとはほどける

いとは絡まる

いとは切れる


それでもまた


いとを紡ぎ

いとをのばし
 ....
朧月さんの自由詩おすすめリスト(1315)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠れない夜がある- 鵜飼千代 ...自由詩21*12-10-23
パート- 番田 自由詩312-10-21
廻り廻ってさようなら/月と蜘蛛- ただのみ ...自由詩30*12-10-19
ピロートークの狭間で- 藤鈴呼自由詩5*12-10-17
聖火_- 服部 剛自由詩212-10-15
武将の如く- 藤鈴呼自由詩8*12-10-15
就寝前- 三田九郎自由詩3*12-10-8
金魚の命- 夏美かを ...自由詩26*12-9-28
脱皮の記憶- 梅昆布茶自由詩1812-9-26
ぼくのテレパシー_2010- たま自由詩29*12-9-26
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
煉獄- 透明な魚自由詩7+12-9-26
秋の気持ち- ただのみ ...自由詩19*12-9-23
つまんない- 殿上 童自由詩23*12-9-20
みたまに- そらの珊 ...自由詩17*12-9-20
喪失- 大覚アキ ...自由詩3*12-9-19
____________夕日のように微笑んで________ ...- ただのみ ...自由詩26*12-9-18
晩夏- アラガイ ...自由詩14*12-9-15
虫が鳴いている- 吉岡ペペ ...自由詩812-9-15
天使の祈り- 夏美かを ...自由詩28*12-9-11
おとうと- 夏美かを ...自由詩26+*12-8-27
眠れない夜の祈り- 夏美かを ...自由詩12*12-8-25
いつもの- 殿上 童自由詩20+*12-8-24
いつか詩人になれるなら- 梅昆布茶自由詩2412-8-23
瓶詰の夜- 石瀬琳々自由詩9*12-8-23
ちょっとだけ哀しい人生- 梅昆布茶自由詩1112-8-22
雨上がりに- 灘 修二自由詩3*12-8-21
背の虫- nonya自由詩19*12-8-12
水路- 綾野蒼希自由詩15+*12-8-10
いと- 朔月 実自由詩7*12-8-9

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