すべてのおすすめ
自分の勘のよさにいらいらする
人と話すのがいやんなる
窓から雲を見る
布団の中に入る
このままいってしまおうか
お母さんの編んでくれたマフラーを触る
視界がにじむ
....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
{引用=
青い空見てる
風が頬なでる
この世界ひとりの
あなたをあいしてる
}
恋愛体 ....
珈琲が好きなひとは多い
煙草やスポーツ新聞がなくてもスタバは満席だ
珈琲の匂いに包まれるのが心地いい
森のなかをゆく昂揚とおんなじだ
このことはいったい
宇宙のなんのもの ....
いたい
いたい いたい
もういたみの実がたわわになっています
空から空へ
いたみの種子が舞いました
みな 平等に いたむのです
いきたい と
コンクリートで作られたドーム型のベンチがぽつり
中に入りしばしの休息を…
見渡せば 無数の言葉
思い浮かんだのは ネット世界
見慣れた言葉の羅列
ほかに や ....
みんなごめんね
おれしあわせになる
春の切実
夏の切実
秋の切実
冬の切実
宇宙のものまね
なんのものまね
もの ....
目をとじたまま夜を織っていく
書き損ねた昨日の日記を
改竄する
遊びつかれてもまだ泳いだ
つめたい壁にぶちあたるまで
嘘も真実もこの手にあった
そして飽きもせず
わらった
ひか ....
かなしいと つぶやいたはずの くちびるが
さびしいと きこえてしまいそうな よる
しずけさは するどい はもののかたちをして
よわいわたしの かんじょうを なぞる
けれど ふるえるゆび ....
ここには海がないのです
人をあざける海鳥たちの鳴き声のかわりに
杉森をこごえさす雪の白さが
躊躇いもせずに町をみたしている
知らないもの同士が連れ添うような
紅茶のカップを二つ温めながら ....
神様がいるかどうかなんてわからない。
祈りの意味なんてわからない。
だけど、全ての人が豊かな心を持てれば良いのにな。
瞳が心の窓なら
声は心の 色
だろうか
その大きさで
ささやきで
吐息で
微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる
かんちがいだった
わかっていないのは
あたし ....
息も凍る 寒い夕
その仔は
少し積もった 雪の上に
ちょっこり乗って
ふるえていた
雪よりもグレーがかっている
もう
鳴くチカラさえなえている
そっと
手につつんだ
....
道路を丸めて食べる
どうしたら草の音みたいに
生きることができるのだろう
曲った色鉛筆
間違えないように覚えた言葉
値札の無い指の軌跡
並べることばかり
いつの間にか上 ....
羽を広げて歌ったり
髪を下ろして眠ったり
きみを観察して飽きることがない
しなやかな人形のようだ
内側にめくれて行く海の
遠い波音を聴くころには
月が高いところまで上り
僕はいつまで ....
それは
冬 限定の屋台
あたしの
生まれた
県北の街
深谷市西島の
母の実家の前に
現れる
夕食前の
薄腹の空いた時間
銭湯のまん前の
母の実家は
タバコ屋さん
....
うれしいじゃないか
本曇りが薄曇りになっただけで
歌おうじゃないか
薄曇りに青空がのぞいただけで
叫ぼうじゃないか
....
長いものに巻かれている
とても柔らかな
マシュマロに腰を掛けて
呼吸に合わせて
長いものが少しうねる
今まで大切な人と
大切なお話をしていたはずなのに
もう残りものの空し ....
トイレから出ると
首の長い女性が
宙に浮かんでいた
待ちきれなくて
こうなったのか
トントンって
ノックしてくれたら
途中で出てあげたよ
可哀想に僕のせいだ
フローリングに
....
あの7日間は
もう 治ったかと
思っていた
また
瘡蓋が増殖している
無意識に
引っかき 傷つけ
流血し
瘡蓋となり
また 傷つける
瘡蓋の数は
ココロの傷と ....
ひとつ
ふたつ
みっつ
ベッドで遊ぶ
光のダンスを
みつけた
ありがとうの
拍手を贈った
何が楽しいの 何が正しいの
そんな正義が必要なのかね
かわいそうだね 君たちは
薄っぺらい汚れた小さな世界の片隅で善人面して媚をうる
現実逃避した小さな世界の片隅で ....
いいから自分を可愛がりなさい
いいからジブンで自分をカワイがりなさい
言い訳なんていいから
理由なんて要らないから
そっと ずっと もっと
じぶんを愛してあげなさい
ゆっくり ふれて ....
喜怒哀楽全てを共有し 将来を約束し合ったって
たった一通の「別れよう」 それだけで全部壊れた
いろんな要素が絡み合って 上手く出来てたはずなのに
たった一言の「別れよう」 それだけで全部壊れた
....
駅前のデパートが閉まると聞き
短い帰省の間、立ち寄った
商品のない売り場と
間もなく解雇される店員たちの笑顔が
とても痛々しかった
逃げるようにエレベーターのボタンを押したとき
七歳の ....
雪の降る日には
わたしの手は凍えてしまい
擦り合わせても
擦り合わせても
ちっともあたたかくなりません
デパートで500円で買った手袋をして
いっしょうけんめい擦り合わせ
じっと火を ....
夕暮れに雑踏の影が行き交う
ビルの窓に
バスの車窓に
黄昏れの輝きが溢れだす
すれ違う人の視界にも
夕暮れの雑踏の影に紛れて
何だか行く先を忘れてしまったよ
そっと見上げていたら
....
汚染される超次元ステージ
醜くなった雛をみて
みえないふりをした
溢れた水銀が光をおびて核になる
ガンジス川では今日も
ピラニアが草食系
計画などないけれど
....
看板ばかりが大きな
古ぼけたシェブロン
停留所のサインも なにもないそこに
長距離バスがやってくる
テール・ランプの冷たい光りの帯
夜の街は、行き場を失った静けさに満たされ
月の光さ ....
愛ってなんだ
ひとりにしたくなかった
愛ってなんだ
誰にも渡したくなかった
愛ってなんだ
体中と心はオレのだって
愛ってなんだ
かなしくなんかなかった
愛ってなんだ
繰りかえされ ....
暖炉に入れたのは不器用に割った薪と
友たちの笑い声
寒い、寒い夜、仲間が集まった
白髪を気にしながら集まった
薪を手に取る友の手の皺は深い
笑顔も皺だらけ
でも ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44