何故か哀しみ溢れる色 昔の恋人と同じ部屋にいる

もうキスの柔らかさも

胸の感触も

はっきりとはしないのに

好きだった気持ちだけ覚えてる

なかなかきついもんだ。


縁を切った仲間のブログ ....
たった
一つの愛しみを
抱いて
思うところを
見つめ
寄りそう人の
片時


ほほ笑んで
いる
貴女の
握りしめた
左の手の
小さな 小さな
種に
なりた
 ....
その花は
すっくとたっていた

しなやかに
凛として

あてのない
散歩に出た
私への

まるで
道標のように

「こんな風に
生きてごらん」
花は
そう囁くかのごとく

その花は
すっくとたってい ....
平日の昼間から僕のアドレス帳に登録されている人間たちに片っ端から
「雲を見に行こう」とメールを送りまくった。
来てくれたのは友人の一人モモサキだけだった。


彼はメールの一時間後、ピストル ....
{ルビ山菜=やまな}摘み 岩清水にて 菜を洗ひ
水小屋入りて 蒸し煎じする

トントンと 微かに叩く 音すれど
何人おらず 風の{ルビ音=ね}なるか

煎じ薬 竹筒詰めて 持ち帰る
真暗 ....
革命家どうしの恋があった

恋は愛に変質していった

執着としての愛に

恋ごころとしての愛に

それは宝石のようだ

宝石の透明ないろをしていた


あきらめてはいけない
 ....
梅が咲いたことも
桃が咲いたことも
桜が咲いたことさえ皆が忘れ

春が
例え
泣こうとしようとも


春は
一枚の絵
ジャパン・ランドのうえを

ひかりが

風が、雲が

ちからの流れを変えてゆく

ぼくらはどこから来たのか

ぼくらはどこへ向かうのか

おなじでも

べつべつでもないのに ....
{引用=雪見大福サイズの

雪見大福みたいなうさぎたちに 羽がはえて

ぶーーーーん って

いっぱい空を飛んでる

なんだかあわててぶんぶんしているので

いっぴき 飛ぶうさぎを ....
えぐられたスーパーカーが深夜環状線をぶっ放す。
スーパーカーの上にしがみついている女はしきりに「怖い怖い」とニヤニヤしている。

僕はそれを自らの脚のみで追いかける。
僕ら真夜中を風となる。
 ....
音の高さ

まわりの人たちが聴いたとして

その範囲内の

微妙なずれ、は

気付かない

気にしない

音の高低


ときどき

気付かないふり
影を追う
背に
張り付いている
孤独

夜になると
向き合って
数え切れないほど
泣きました


水たまりに
光る
希望
そこには
自分の姿が
ちゃんと
映ってい ....
いつか 私は夜で

星の鼓動を抱いては太陽を想った

いつか 私は昼で

鳥の歌声を聴いては月を想った


いま 昼と夜は交わり黄昏になる


見上げれば見覚えのあるアゲハチョ ....
本当や嘘は

世界(ここ)に渦巻いてて

本心を晒け出しても

事実には結び付かなくて

変わる 変わる…願いに変わる

でもそれすらも

時にかき消されるから

真実に結 ....
となりのうちのメイザさんは
とってもすてき
もうとっくにおばさんのはずなのに
まだ17さいみたいにみえる
「て」も「あし」もちいさくって おにんぎょうみたい
でも なんだか「てつぼう」みたい ....
きょうも

生き残っていた

バラは昼間

薔薇いろになる

あんな気持ちに

なるだけなのに

きょうも

生き残っていた

誰にも秘密なこと

僕だけに話してくれた
4月14日 雨-----------------------------------
憧れのあのひと 人気者 
あんなに綺麗な人と ほら・・・ 仲良さそう
あたしなんか どうせ カエルみたいだし ....
{画像=080415103405.jpg}
もう眠ることが仕事になってしまったね。
丸くなって眠っている。
お気に入りの毛布とタオルケット。
近くのカーペットにはおしっこの染みもある。
首筋 ....
 その昔
 はるか彼方で
 落としてしまったもの
 探しに出かけます
 
 もういいかい
 もういいよ
  
 細い声を頼りに

 さらさらとささやく木々の言葉
 滴るしずく
 ....
きみの一日を 僕は知らない

きみが毎朝買っているパンの味も
きみが気にして飲んでいる健康ドリンクのことも

きみが僕に隠れて嬉しそうに読んでいる新聞の四コマ漫画のことも
きみが髪を無造作 ....
何かを求めて 足を早めた日も

探したものを見つけられず

膝を抱えたあの時も

何時も何時の時でも

君は君のままでいい

すべては答が決めるのではなく

どんな日の君の瞳も ....
{画像=080413012058.jpg}
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
 ....
僕の初恋は
とてもとても遅かった

僕は口下手で
人付き合いも下手で
不器用だった

そんな僕に
君は笑いかけてくれた
隣に座ってくれた

思い切って食事に誘った
君はきてくれ ....
いつも迷惑をかけて
ごめんね
ありがとうじゃ
伝えきれない気持ち
照れくさくて
言葉にできないケド

本当は、ね
一緒に何かを作ったり
ばかして笑いあったり
何だかんだ言いながら
 ....
ぼくが文章を書く時にいつも用法に迷うのが、「肯定的な強調」の副詞なんだよね。
何か出来事があって、その度合いが大きく良い時に用いることば…回りくどくて何のこっちゃ判らんけど、

  この本は ....
山国で育った


目をとじると
どこまでも青いものが広がる
海だった


そうやって彼は
ときどき山を越えた


どど〜んと鯨になる
風のように
しなやかに両腕を伸ばし
 ....
現在を座標としてとらえると
それは常に原点であり
未来は北の方角になります
そうなりますと
過去は南の方角ということです

西やら東やらは
存在はするのでしょうが
詳しいことは不明 ....
あなたがいると
この上ないほど幸せで
自分が「幸せ」だということを実感する


あなたがいないと
この上ないほど不安で
もう会うのをやめようかと思ったりもする


それでも「幸せ」 ....
{画像=080410233222.jpg}
急に立ち止って後ろ足を張って立っている。
それは猫足のような立ち方ですが、
猫が秘めているような力強さはなくて、
掴まり立ちをした娘のようなんです。 ....
舞狐さんのおすすめリスト(651)
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遠野拙歌- 西日 茜短歌7+*08-4-20
宝石- 吉岡ペペ ...自由詩808-4-20
落ちて、なお咲く- 風音携帯写真+ ...6*08-4-20
四月の風- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1008-4-18
うさぎ- もも う ...自由詩22+*08-4-17
深夜環状線- 青木龍一 ...自由詩2*08-4-17
チューニング- こゆり携帯写真+ ...4*08-4-17
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望みなき恋- COCO自由詩10*08-4-17
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きょうも- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...508-4-16
【ある日記】- つむじま ...自由詩3*08-4-15
何時も眠っているジェニーに- beebee自由詩10*08-4-15
落しもの- 伊那 果自由詩308-4-14
きみの一日を_僕は知らない- もも う ...自由詩28+*08-4-14
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