すべてのおすすめ
大阪には まだ路面電車が走ってるとこがあるんやで
こっちでは チンチン電車ゆうて 呼ばれてるんよ
そんで その ちょこっと気恥ずかしい名前の電車に乗って
知り合いの 山本さんとこ遊びに行った日の ....
鴉のはばたきに覆われて
夜の鐘は少しだけ揺れる
刃の音 鋼の音
夏とともに終わる音
音はただ音としてはじまり
やがて静かに変わってゆく



前転する光と
前転する黒羽が ....
私は脂肪
脂肪なのです
だから皆が嫌う
煙たがるのです

だからここからいなくなるのも
時間の問題でした
私は脂肪
脂肪しました 

現実ではなく
WWWに逃げ込みました
私は ....
半年分の酒瓶を 片付けた

100本以上あった


少しずつ かなしみを

溶かし込みながら 

飲んだ 酒瓶に

もう一度 かなしみを

詰め直して 捨てた


それ ....
よくある日曜日だ


塩入りの湯に
ぷっかり浮かんで

野良の歌に
流れて途切れて

一日という区切りの
不自然さにまた馴染んだ


寂しいほどのシンプルに
頬を寄せる
 ....
1人でいることが淋しい
月明かりの綺麗なこんな夜は
温もりを求めて
指先が彷徨う

誰かの温もりを
あなたの温もりを
わたしを抱きしめる 強い腕

包まれるその力強さに
わたしは癒 ....
いつか来る母さんの優しい足取りを待ちながら

僕はジャングルジムの中に入って夜の保育園をそっと見つめていた

ジャングルジムの中から覗く世界は無数の穴からできていて

そこから覗く漆黒 ....
敷かれて行く なごり葉
ほつれた 眼線 が吹く

いつとも いわない 
いつかも しれない

点けられた なつ 

すすき の 香り に
消されてく

十重 の 隙間 に
刷か ....
いつからか部屋は
水槽、で
ガラス越しに燃えている
赤、また、赤
近寄るとそれは窓で、
背伸びしたそのとき
窓枠は壊れ
緑色、流れて、
流れて、


緑色をのぞきこむもの
も、 ....
ペン一本で食べていくなんて
まるで夢のような話だけど
これが二本になると
きわめて現実的な話になる
とはいうものの
アメリカ人の私にはちょっとつらい
デスネ
夜。星を見ました。
流れ星を見ました。
私は、その時、おねがいごとを一つしました。
本当は、お金持ちにもなりたいし、
          ほしいものもいっぱいあります。
だけど、その時願った ....
滑り台の上で滑り出せずにいる
後ずさることも出来ずにいる
飛行機が滑り込んでくる
地面すれすれ
空気が摩擦して
夏が濃くなる

毎日を鏡に映してみても
逆さになる他は何も変わらない
 ....
俺は なんどか地平線をみた

燃える太陽が 眠りにつくときをみた


夕映えのなかで 俺はどんな顔をしていた

綺麗だなとおもってみていたが

微笑んではいなかった



俺 ....
「俺って結構まじめなんだよ」
っていう男は多い
ほんとに多い
いったい何が言いたいのか
さっぱりわからない
心の中では
「へえー」と答えてるけど
別に言わない
繁華街のホテルを出た
 ....
わたしは家族に会いたいなと思って
晴れた日曜日におでかけしました

家族はどんな人だろう
わたしを愛してくれるかな
晴れた日曜日の道はゆらゆら揺れる

ポストは赤い
空は青い
犬はわ ....
このままどこかに行ってしまおうか

帰りの車中でそんなことを言っていた二人は
どこにも行けないことは知っていたけれど
その言葉だけで十分満足だった

今、僕らは三人になって車も一回 ....
ねぇ、明日は海曜日だけど
どこに連れてってくれるの。
早起きじゃなきゃ、いやよ


海曜日はわたし、忙しいわ。
ゴミを出して水着に着替えて
お皿を洗ってタオルを詰めて
洗濯機回して帽子 ....
熱帯夜に 頭寒足熱を無視して眠った 腕枕
あなたとわたし 悪夢を見たので 明日はバイバイ。

じりじりと 転げ回った 空色のシーツ
摺りきれて 明日のゴミ出しで さようなら。

代用品の  ....
じゃんけん、
負けたからぼくが去ればいいの?
きみは勝ったのにどこかにいっちゃった
そういうのって、
最初に決めとけばよかったんだ
たぶん
ケンケンパーだったら
もっとちがったのかもしれ ....
読みかけの詩集を逆さまにすると
文字の列たちは
不ぞろいのビルディングになりました
そして
下のほうにあった余白は
広い空に
しばらくその様子に見とれていましたが
何かが足りない気が ....
僕の夏の想い出は

金魚すくいなんだ

2匹金魚を持って返ったよ


死んでしまったとき

僕は悲しくて悲しくて

どうしようもなかった


優しく僕に

「埋めてあげ ....
なにかを知るはずもないのに
海はそこにいて
呼んでいる
なにかを知るはずもないので
海はいつもそこで
呼んでいる

誰を

誰を

誰か を

きみとはどこから
どんなふう ....
俺はライターを忘れて
マッチをもらった

マッチをみると
きみを思い出す

マッチをするみたいに
簡単に恋におちた

マッチみたいに
燃えかすだけのこして終わった

1本分の短 ....
まるで貝のようだ
閉ざされた夏に細波が立っている
親しげに闇は寄り添い
「踊ろう!」と腰を抱く
大海なんて夢見るのはおよしよ
ブルーは誰のものにもならないさ
人形のまま一生を送るのか
 ....
涙をこらえて

壊れかけたつり橋を

ひとりで渡ろう

そうしないと

僕は前に進めない

涙をこらえて

激流を渡ろう

そうしないと

僕は君の幻から離れられない
 ....
霧の森をぬけると
朝朱の陽が射し
湖はゼリーで
きらきらと波打っていた

向こう側へ行きたいの
今がたぶんその時だって わかるから

手をつないでね
ほら、
標識だって あるわ
 ....
四角い出窓にひじをついて
わたしは お空をみてました

ときどき 桃色の雪が
紛れこんではちらついたりして
世界は彩られたりしましたが
わたしは お空をみてました
ひじをついたまま

 ....
あの街で暮らす為
奴は売人になった

フランスパンの

売人って言葉に敏感になれるなら
潜む危険も嗅ぎ分けられる

気付ける事に気付かない時の無防備さ
足元に注意し過ぎて傘を忘れたり ....
夜の手のひらに
背中を押されて
チラチラと散らばる
港の明かりを見下ろしに
いつもここへ来る


デパートの裏の階段にすわり
わたしたちは
寄り添ったり
ときどき 無口になったりし ....
ここに来るまでずっと
つま先だけ
見ていた

たどりついたとき
誰かが待っていて
ほめてくれたりする
どこかはどこ

軒下に避難した朝顔も
こうべを垂れるので
昨夜から宿っていた ....
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