弱い私
脆い私
怖い私
拙い私

雪は降り
音はなく
鹿のババ
庭木の菰

ガラスのように
砕けて割れる
体のあちこちに
罅が入っている。
あいしているよ!
アイシテイルヨ!
愛しているよ!
I shiteiru yo !
アイシテイルヨ!
あいしてるよ!
I shiteiru yo!
愛しているよ!
あいしているよ!
 ....
上巳の日
川で身を清め
穢れを流す
不浄を祓う

香る花
おぼろな月
のどかな心

桃の酒 ひとくち また ひとくちと 弥生に酔う

春来たりなば夏遠からじ

からすのえんど ....
瞳の奥には
何が見えるの
耳の奥には
何が聞えるの

今日はお祭り
今日は面の奥底に
今日は楽しく
今日は嘘をついて

ニヤけた顔がおさまらず
頬が緩み、喜び、楽しみ
心の底か ....
そうか
もうそんな季節か
早生まれか

笑い飛ばさぬよう
口を緩め
回り込まぬよう
肘をついて
撫でるわけにもいかず
目で追っかける

綿埃を乗り越えて
次の家に向うのか
そ ....
今、私はただの小娘だから
恋に恋い焦がれている
誰かにこの寂しさを埋めて欲しいのだ
だからただひたすらに焦がれている
ひらり ひらりと冬に雪が舞い散るころ
また新たな恋がしたい…

今、 ....
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが大好物の夫は
半分になった楽しみを
美味しそうに食べている
その頬が幸せを含んで
ぷくり、と ....
空を見上げれば
It’s only a blue sky.
ジェットコースター
今日も張り切って

ポップコーンも弾け
夢の世界へ
はりきって行こう
バネガムで悪戯をする

金色の ....
不器用なピエロは
今日も笑っていた
不細工な熊さんは
今日も笑っていた。

造花って何?
ゾウかシカ?
くだらない事しか
言えない。

太陽のない地球なんて
ミソ汁のない朝飯のよ ....
おかず一品足りないと
不機嫌そうな顔をするあなた
でもね、わたしだって何かと忙しいし
お給料日だってずっと先

あなたに足らないのはおかずじゃなくて
もうちょっとの頑張りなのかな
好きな ....
 、の入口に従えたのは、その言葉が正しいと思えたからだ。

だから不安と向かい合って椅子に座った。
クッションに針が仕込まれているなどとは思いませんし、仕込まれていても構わない。
この言葉が真 ....
君に明日会えるのが
楽しみ
で そりゃもう
君に明日会ったら
嬉しみ
で そりゃもう

なんて
どうして言えないの

楽しい
にミを着せて
嬉しい
は裸のまま

うっ 寒 ....
「おつかれさま」

思わず「えっ」と聞き返してしまった
久しく労わりのことばなんて無かったのに
何かにつけて話しかけてくるし
誰かさんからの着信メールを気にしなくなった

あなたの言葉を ....
溶けて溶けてドロドロした液体の中
柔らかくて優しくて暖かい温もりにも似た感情
僕は幸福気分に浸りながらずっと君を見つめてる
妖しいリズムが心地良い昼下がりの中で君と
ほら、交じり合う事のない液体の ....
たった1度のテロで汚染される土地に
ビルなんか建てるもんじゃない
石ころ一つで割れてしまう雨戸に
鍵をかけるなんて馬鹿らしい
記憶ほど確かなものはない
突き破ろうとすると飲まれてしまうし
 ....
目を閉じれば
貴方はそこにいる
目を開ければ
貴方がそこにいる

目玉焼きの匂い
コーヒーの香り
トースターの音
洗濯機の音

朝日がまぶしい
カラオケ行って
ランチ食べて
 ....
待合室の本棚で
文脈が所在なく足を抱えている
現代の錬金術師が白衣を着込み
セロトニンとドパミンを調律する
部屋の隅々まで描いた木は私は統計になる
意識が目の裏と舌の上で目まぐるしく動き
 ....
とろける舌先
めくるめく快感
貴方のキス
ずっとずっと好きでした。

苦しくて
切なくて
愛しくて
熱くなる

貴方の匂い
貴方の仕草
貴方の煙草
貴方の吐息
世の中は発散して
バラバラになるのか
それとも収束して
一つになるのか?

ミロのビーナスは
微笑んでいる。
ピカソのマリーテレーズも
微笑んでいる。

やはり希望を持って
生き ....
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ....
「パトラッシュ もう疲れたよ」 ひとりごと
納期に追われ 今日も眠れず

「青」と「黒」 その名を背負う少年が
教えてくれたルーベンスの絵

名作をCR機で想い出す
大当たりから薄れ ....
あー うまいわ〜

ひなあられ食べながらの甘酒、最高やなぁ


えぇ 今年の お内裏様の発表でーす ドラムロールっ

ジャン!

3年連続で、ましゃ! 福山雅治! いぇぃっ

 ....
雪がヒラリヒラリと
落ちては消える
無常
雪明り

音はない
鍋をつつく
幸せ
今日はアンコウ鍋だ!

食べ物は
心を温かくして
くれる
元気をつけてくれる。
「ねえ、良いだろ?」

何が良いんだかと思いつつ
とりあえず
あなたの左腕にしがみついてみる

押し付けた胸のふくらみに気づいたらしく
慌てふためく様子が可笑しくて

かまととだとか ....
遠く遠く

声がするから

風がやんだ

風をふりかえる

愛した肉は

東京で息をする

茜いろを

風を抱きしめた


涙をふいたら

さよならの意味

 ....
相手の心を読む
見極める
悟る
世の中が見えてくる

運を天にまかし
自らやるべき事を行う
後は天命を待つ
運を天にゆだねる

堂々として
人に安心感を与える
あらゆる努力をし ....
8時間酒も薬も飲まなかった裸眼でいた
ギリギリのバランスを見極めたかった
おかげで8を∞や8と引っくり返せる様置き換え可能だ
水は蛇口とか枕もとの酒瓶を収納できていい
言葉が道具なのだとしたら ....
世の中は回る回る
人は回る回る。
地は循環する
水は廻る廻る

世界と一体になり
逆らわず
品行方正に
常に正しく

悪魔の誘惑に
負けずに
清く正しく慎ましく
そうすると得 ....

女の子
女の人
女性
分からない人たちです

まず少女マンガにはなぜ花が散りばめられているのか
それはどのような意図に基づいて配置された花なのか
もっさりしたアジサイですら可憐なの ....
破壊は楽しい
勉強はつらい
遊びは楽しい
仕事は疲れる。

情報を密にするか
疎にするか
どっちも過度になると
弊害がある。

いい加減
あいまい
ほどほどが
丁度良い
妖刀紅桜さんのおすすめリスト(852)
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フランダースの犬- 北大路京 ...短歌9*08-2-29
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