与えられた番号は
000040000
1億あろうかというコインロッカーの
その中の40000番目のロッカーが
私の自由であった
そのコインロッカーに
昨日のストレスを詰め込むこともでき ....
無の世界
強の世界
感の世界
情の世界
忍の世界
黒の世界
黙の世界
義の世界
形の世界
美の世界
魂の世界
柔の世界
(?)
久しぶりのドライブは仲直りのしるし
お正月に学生さんの駆け登る急坂をアクセル吹かしながら
ふたりを乗せたクルマは芦ノ湖畔を目指す
車内にチェックを入れてみても
知らないおんな ....
遠い街の空にふるえる
甘酸っぱい林檎の
かたちをした心臓は
銀色の影にふちどられ
微かに揺れていて
静かにガラスに映る
しなやかなアウトラインのなかで
切ない果実のように
弾力のある胸 ....
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
今日は楽しいな
だって今日はサンデー
今日は楽しいな
だって今日はグータラデー
お袋の機嫌が良い
YESだけで話す
楽しい
仲がいい
昨日友達の家で
トンカツを作った
楽し ....
しごとがえり
げんかんのちかくで
むかえる
ねこのまなざしは
ききとして
ふぜいがあり
わらってしまう
えくぼはできる
*
あめのひ
いえのなかで
よくねむっていたねこ ....
向日葵畑で飛び交う笑顔には
スイカの玉が よく似合う
夏を詠む右手に 夢から抜け出た指輪
七夕に見つめ合う男女に 嫉妬して 花枯らしても意味ないし
数多のホタルを 天の川に放つ
真っ ....
殺人予告で逮捕されるよりも
関係無い人を殺しまくるより
死にたいから自殺しますって死んだ方が
迷惑かけないし
犬死っぽくていいんじゃない?
馬鹿どもの命だけで
狭い地獄は事足りるよ
頭が良くても
愛のない人には
人は離れてゆく
一緒に居るのが辛い
頭は悪くても
誠意のある
下向きな態度は
人の共感を呼ぶ
愛こそ全てさ
人の為に心を尽くす
料理は母に貰っ ....
人の夢は儚い
希薄な望みが希望
いつだって薄っぺらな所を
踏み外さないようにしながら
人は辛うじて生きている
君への気持ち
まだ ぶれてないよ
それでも ね
泣けてくるんだ
心に雨が降る
だから 一向に乾かない心
ひたひたひたひたひたあああ!!!
それでも
走れというの?
ぐじゃぐじ ....
コーラとコーヒーを比べたら
コーラの方が好きに決まってる
甘くて美味しいし
炭酸が病み付きになる
コーヒーは苦い
ガムシロとミルクを二つずつ入れても
まだまだ苦くて飲めたも ....
貴方が好きさ
側にいて欲しい
キスをして
話をして
貴方が好きさ
あーあーあー
地球が回る
とろけてしまう。
貴方が好きさ
ジャレあって
僕の料理をどうぞ
今宵歴史を作ろ ....
朝食は最近抜いてばかりです
睡眠の方を優先させたいんです
鏡も見ないで髪をセットします
時間はあるのに駅まで走ってしまいます
満員電車の窓に映る姿が
自分じゃないような気がしま ....
「君は一人じゃないさ」
離れた場所から誰かの声がする
「辛いのはみんな同じさ」
そうやって傷口から目を逸らす
自己満足のための綺麗な言葉は
誰の心も揺さぶることはない
....
通いなれた
カラオケ喫茶
誰も歌わず
扇風機は回る
ランチは1050円
夜はスナック
カーテンが下り
ミネラルウォーター
かぐわしき
コーヒーの匂い
気分転換
昨日の新聞 ....
二年後の自分が夢の中に出てきた
相変わらず品出しばかりしていた
学生気分も抜け切らないまま
いつの間にか七月になっていた
チーフは自分より早く仕事を始めて
自分より遅くまで ....
覗かせて
私を見ている
その心
その心
響く音とは
最初が あ
最初が あ
最後が る なら
あいしてる
愛してる?
早く返して
私ごと
私ごと
頂上付近で
....
12階のベランダから地上を見る
得体の知れないものが
あたしたちの体の中にある
欲望
空気の中にみえない
何かが飛び交っている
愛
悪意
諦め
執着
春を
夏を
秋を
冬を
....
朝は新聞越しの会話
返ってくるのは相槌ばかり
退屈そうな表情はまるで
鏡でも見ているみたい
コーヒーには角砂糖を二つ
多くても少なくても文句を言う
飲み干した後はカップも洗わず
無言 ....
{ルビ37564=さんななごーろくよん}
口に出すのも恐ろしい
{ルビ37564=さんななごーろくよん}
言葉にするのもためらってしまう
血も凍るような惨劇は
映画や物語の中だ ....
庶民はバイクや自転車に変えてるのに
偉い人はお金貰ってタクシーで飲み会
ガソリンの値上げなんて関心ある訳無いわね
掴む
あなたをしることは
太陽をつかむよう
刻んだ空の破片を
脇に抱えて
あなたを見つめると
丘の上の鐘の音が七色に飛び散っている
あなたはいつもそこで
わたしはいつもここ ....
静寂なる時
時間はゆっくり過ぎ
涙がホロリ
生きる苦しみ
時間が逆戻り
少年だった頃
毎日遊んでいた
楽しかった。
この頃は
働いてばかりいる
人に
喜んで貰っている。
....
嫌われ者は山に住んでいた
都会の人々に嫌われていたし
嫌われ者も都会が好きじゃなかった
嫌われ者は森が好きだった
澄んだ空気や木の実が好きだった
動物と会話することが出来るから ....
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました
ら
母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
....
割り箸をやめるお店が増えてきた
日本製の割り箸って木を切った時の
間伐材っていう余った木で作ってて
その収益金でまた森に木を植えているのに
どうせ大量に仕入れるのは
中国産の安い割り箸なんで ....
とかいの
びるでぃんぐの
たにのなかで
まひるにうかぶ
つきのした
あすふぁるとの
かげで
もえいづる
くさのいぶきは
ぼくらのせかいへと
むかっていて
ちじょうへ
ゆこう ....
楽しい
愉快だな
嬉しい
心が弾む
口笛吹いて
スキップして
上機嫌!
笑顔がこぼれる
体を揺り動かし
手をたたく
足踏みする
歌を歌う
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