楽しい
苦の後は
楽しい
久しぶり
味噌汁が
うまい
歌が
うまい
リズム感バッチし
高音バッチリ
強弱メリハリ
気の抜き差し
大雨で
強風で
桜の大木が
折れる。
栄枯盛衰
古いものはすたれ
新しいものが
栄える。
若者は
老人を
馬鹿にする
何も知らずに
カッコをつけ
人を傷つける
....
葉っぱたちのとがったきっさきをさっきから風がはげしくゆらして
じべたに並べられた各種弾頭のことを考える
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような中を
ゆっくりと自由に空気を押しながら
あたしは記 ....
風の便り
空中の花見
二つの綿雲
手を振る君
スネアの音
速いロール
テントンテンと
ティンパニーの音
緊張の毎日
幸せの毎日
達者な弁論
あきない話
わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
(1日目)
身欠きニシンの煮付け
餃子のスープ
ヤッコ豆腐
ほうれん草のお浸し
(2日目)
酢だこ
ソーセージ
かき玉汁
納豆
(3日目)
サバの味噌煮 ....
はじめての出逢い
それは父親に肩車されてのこと
ガラスの向う側で
愛らしそうな顔して笹を食べていたっけ
何時でもいるのが当たり前
そんな存在でもあったような気がして
パンダってまた ....
春が過ぎ
夏来るらし
冷房ガツン
夏が過ぎ
秋来るらし
太っ腹
秋が過ぎ
冬来るらし
ストーブボンと
冬が過ぎ
春来るらし
朧月
コーヒーに角砂糖を入れる
ろうそくの赤い光
サイホンの音
半日を振り返る
BGMに癒される
楽しくなる
何も考えない
脱力する
歯を食い縛り
気合を入れる。
午後も頑張るぞ ....
私はぬいを飼っている
まるで犬のようなぬい
鼻はよく利いて
遠くの音も聞こえる
口はそれなりに大きい
しっぽを振って喜ぶ仕草は犬そのものだ
ところが全身はとても長い毛に覆われて ....
電話越しに詩を読んだ
母の日みたいと
喜んでくれた。
本当の母には
サゴチのから揚げと
ベーコンとほうれん草の炒め物
カーネーションはと聞いたら
いらないと言う
水墨画を描 ....
足で持ち上げ
タカイタカイをする
喜ぶ
前後左右に振る
肩車をして
走りまくる
手を持って
くるくる回す
くさいくさい布団で
指をくわえ
ウキワでヒマワリ
カタツムリを作 ....
ピーナッツが好きな子が
いました。
家にあるピーナッツは
全て食べてしまいます。
柿の種
落花生
チョコピー
ピーナッツ煎餅
お母さんはピーナッツを
買ってきてくれません。
....
降ってくるんだ
空からさ アイツの涙がさ
降って体を溶かそうとするからさ
それだけはよしてよ
自分で逝ってやるから
釈由美子のセリフがさ
本当のように聞こえてきてさ
一瞬耳を疑うけど 本 ....
お愛想だと判っていても
みょうな期待を持たされてしまう
口ぐせなんだよね
未来と繋がっているようで
繋がってなくて
この連休の天気予報みたいに当てにならない
悪気なんて無いのだ ....
ロッキングチェアに座る
クラシックを聞き
うたた寝
風が気持ちがいい
前は一面
麦畑、青い穂
犬とじゃれる弟
芝生の上
植木に水やり
芝刈り
青臭い匂い
サマーチェア
....
見えない力を
信じるんだ
見えない力に
委ねるんだ
念じると
できないものが
できるようになる。
逃げてはだめ
口で繰り返し
口ずさむ
欲しいものを
請い求めよ!
最後の /色
残されたままに/
/ひとつの ....
ゲームがしたい
手料理が食べたい
話がしたい
テレビばかり
父ちゃんも母ちゃんも
いつもいない
日本語が上達しない。
一般常識を知らない。
いつも外食
その後はカラオケ
人 ....
雨の中に鯉のぼりがいて
彼らは空を飛ぶことしか知らない
だけど、濡れた体を揺らしてみると
遠い昔を思い出したみたいだった
青い空を飛ぶよりも
うんとなめらかに飛んでいた
***
....
拍子をとろう
拍手をしよう
夢ははじまる
ギター鳴らし
浜辺で好きと叫び
告白する
友達じゃやだ
恋人じゃないと
から揚げとコーンポタージュを
御馳走してくれた。
一緒にビ ....
モデルガンだと思って撃ったら、実は本物の銃だったって気分だ。
まさか、こんなに批判やら意見やらが交わされるとは思っていなかった、
あたしの書いたもので、とても不快になったり、怒ったりするのはいい ....
強く
優しく
滑らかに
側にいる
天使の伝令
鐘をならし
流れ
滞り、又流れ
守ってくれる
楯となり
保護してくれる
優遇される。
朝の目覚め
微かな光の束
霧が立ち込める森
虫の声
泉が湧き上がり
空気が気持ちが良い
木々は朝露に濡れ
生き物達が再び蘇る。
年が経つにつれ
人との関係が強くなる
年が経 ....
長い間待ち望んでいた瞬間が訪れる
受付の看護士さんに案内され
病院らしい匂いのする待合室の長椅子に
わたしはひとりで腰掛けていた
手術自体はあっと言う間ですから
こころにメスを入れる ....
夜風が背中に
よわさを教えている
恋の予感なんて
つかめばそこに濡れている
パソコンの画面ふたりで
見つめて女の香りがして
夜風が背中に
よわさを教え ....
恵みの雨
喜びの雨
家の中で
寛ぎの時
ゆっくりと寝て
テレビをかけて
バイオリンの音
胸に透きとおる
悲しみの涙
苦しみの涙
全ての物が
人徳となる
流れる風
世の中は晴れ渡り
渡り鳥が舞い降りる
なんだか楽しい
落語は最後に語りを落とす。
何を血迷っているのかKさん。
どんな事をしても
今日の日は過ぎてゆく
体にオイルを差 ....
夕陽が綺麗
明日も きっと 良い天気だから
明日も きっと 夕陽が綺麗
いっしょに 夕陽を見ませんか
それとも 朝陽を見ましょうか
やっぱり 夕陽にしませんか
朝陽も 夕陽も見ません ....
女子トイレに入ってきた
あなた
あっと小声上げたと思ったら
ばつの悪そうな顔して出ていった
なんだかおまぬけで可愛いよね
あれれ、わざとかな
石橋は疑って渡れ
ほとんどの誤り ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29