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フィルムが入ってないカメラはいい。
いっぱい撮れるからいい。
ローライフレックスタイプという二眼レフカメラは
磨りガラスに画像を結んで逆さまに写 ....
夢をのせて
どこへ行くの
飛行船で
宇宙に行くの
手をはなした
風船のように
一直線に上る

苦しみを乗り越えて
耐え忍ぶ
極楽に行けるように
善を行なう

毎日努力をする
 ....
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魚の眼が
ぼくの手の平に現れ、
それは
皮膚に潜り込み、
皮膚と皮膚の間に棲み、
無機的な視線を
四囲に向ける。
いつも
悲しい蒼い色 ....
あやまち時代を非結晶の氷にはりつき1gを求める
伝統的な慣習国際法の観点を物的被害は平行法は武力衝突のレベルに視細胞層の晴れていれば
禁止悲哀が現地住民は毎日自力で長距離を歩いて
大股びらきは水 ....
お湯三昧
食物三昧
歩き三昧
買物三昧

人気の無い温泉街
夜は何もない
ドテラの男4人
仁王像

紅葉する桂
北を向く寺
南を向く寺
私の先祖の地
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風よ、おまえは犬のようだ。

ぼくの足に戯(ジャ)れついて走り回る、

おまえは犬だ。

6月の風はプードルだ。

サマーカットが夏 ....
昔々
あるところに
お爺さんとお婆さんが住んでいました
お爺さんは山で光る竹に見とれるばかりで
芝刈りはしていなかった
お婆さんは川で流れる桃を見送るだけで
洗濯はしていなかった
そんな ....
該当する方を黒く塗って下さい。

夜中に誰かを想い、胸が熱くなることがありますか?
□はい
□いいえ

どうせ自分なんか・・・とあきらめた経験がありますか?
□はい
□いいえ

小 ....
日常を忘れ
のんびりとする
空気がきれいだ
水もうまい

写真の音
ガイドの声
空気が気持ち良い
ハナトラノオ

食事はたらふく食べ
貧しさと贅沢
外人が温泉に
入っていた。 ....
吸いかけのタバコを灰皿に残したまま
別のタバコに火を点けてしまう
もう何杯目かは
忘れた
三半規管がサボりだして
その加速が止められないまま
もう上手く歩けるような気がしない

別に酔 ....
どこか信じてた
どこか疑ってた


でも


なにもかも
おしまい




どこまでも信じてた
再起を願ってた


でも


繋いだ手は
 ....
自分が嫌いだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな自分が嫌いだ

くろ

人間が好きだ
身近な人を傷付けまわして
誰もいなくなってから後悔する
そんな人間 ....
日常の生活を離れ
遊びの為の毎日
全て自由
全てが新鮮

毎度あり〜!
八百屋の声も届かない。
また来週と!
人に頭をさげない。

重圧から解かれ
身が軽くなる
口開けてると
 ....
僕は弱いんだ。




そう言って助けを求める強さがあれば
きっともっと楽になれるのに



私は弱いの。

そういって泣き崩れられる君のほうが
きっとどんなに強いことか
 ....
ことしも
うみのむこうから
かなうことのない
えんきょりれんあいのとちゅうで
ぐうぜんりょうしのあみにかかり
しょくたくへと
ぐちをこぼしにでも
やってきたはずなのに
あいさつもなく
 ....
    (わたしは秋
     枯れゆく落ち葉のしたで
     春の夢を待ち焦がれている)



北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ....
時は流れ
自己は留まり
空は流れ
色は変わる  

想いは千年を走る
生きるという思い。
命という綾
生き方という戦略

細く長く
積み重ね
長く待つ
長く喜ぶ
西日が射す
階段の踊り場から
子供の声がする
懐かしい声が
あれは
ボクの声だ

 ボクがそこに座り
 マンガの本を読んでいると
 台所のほうから
 タンタンタンとリズムよく
  ....
人は自分より優れている
敬い尊び自分を低め
仕えなさい。
人の下に立ちなさい。

若い子には通じない
いけてない
流行遅れだ
バカじゃない!

苦しみが1つ増えた
悲しみの思いが ....
静けさを呼吸して
ふくらんだ悲しみをはく
そんな自分を少し可哀想だと思う

今日も一日、雨だったから
なんて、理由にもならない

何となく電源を入れた
パソコンがウィーンっていいながら ....
「水酸」の現前で針のやうに視覚が得られた塩づけを淡い
表意文字のようにこんなよるはこんなよるを淡水のほとんどはゆるさない
そして過度の人体の60%から70%程度は低温の固体を用いられないを割れた植 ....
空中庭園の夜で
零れそうな月が
溶けて朧に霞む
夜は秋みたいに
更けてゆくよね

いつの間にやら
緑が赤に変わり
枝から剥がれて
足元に転がって
粉々に消えても

何も変わらず ....
わたしに銃口をむけたら
あなたよりも速く撃つ

その瞬間を待って
わたしは草陰にひそむ

マシンガンのような武器は持たない

細い糸を張り巡らせて
その瞬間を待つ

あなたよりも ....
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ぼくはNを持つよ
引き合う力が強く
反発する力が強い
君はSを持つんだ
不器用なところが似ている

お互い引き合う力が強いだけでは一緒に
 ....
太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ....
少年Aは今日も何気なく日常を過ごす

背が高い
その高さがよく目立つ
少年曰く、遺伝らしい
家族で外に出歩けないとよく言っている
彼ひとりでも道行く人々が二回ほど彼をちら見するらしい

 ....
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それは組み合わされ回転して行く主旋律
強い流れ 弱い流れ 
停止する感情
全てを巻き込んで流れ
大きな河となる
山間に蕩々と湧き出る泉から
 ....
その日の激しい夕立で
空の埃も洗われて
静まり返る夜の水面に
ゆらゆらと揺れる月

僕らはそのずっと下
仄暗い水底の上
その薄明かりの中
沈んだままで抱き合って
水の中の密室で
唇 ....
どこにだったか
どこでだったか

てんしのこえきいた

いつだったか
うまれるまえだったか

てんしのこえたしかにきいた

なんていったか
なんかいったか

てんしのこえ ....
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