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子供の頃かいま見た大人の世界は
寝ているじぶんに聞こえてくる両親の会話と
めったに入ることもなかった職員室が印象的だ
それを引きずっているからだろうか
お客様の事務所でお客様を待っていると
 ....
 朝の庭は

 淡い彩り

甘い匂いを

ほのかな空に

夢見る花は

 微風に揺れ

ふわり

ゆらり

 羽ばたいて

蝶よ
 ....
美しい赤紫色の旋律弾けて
夕日が沈んでいく
幕が下り
紅潮した顔も
明日になれば澄んだ瞳で朝を迎えるのだろう


   *


終わりなき道程も
休息を交えながら進むように
 ....
二人で引いたおみくじは
その元旦の初詣の甲斐があったのか

二人とも大吉だった


大吉にも中身が色々あって

満点の大吉もあれば
赤点の大吉もあるということを
同時に ....
ぼくは一人ではない

ぼくがダメなときでも

だれかが頑張っていてくれるから

ぎりぎりふりしぼって

前のめりにでも進んでいったら

またやる気出てくるのかな


西の低き ....
砂浜を撫でる乾いた風が
肺から循環する
感傷の毒を洗い流し
ただ瞬間だけを咲かせる

吐く息はいつも
黄痰に鎖を繋がれ
夢の欠片も存在しない

一本の座標軸に
流され惑わされながら ....
灼熱地獄の中
雪を見つけようとした
山にも雪はないこの季節
ゆびさきから溶けてしまいそうで
原形をとどめるのに一苦労

光から遠ざかろうと
太陽から逃げひさしの中へ
細め ....
雨は降りぬ
ツバメが飛ぶ
赤子が泣き
木にそよぐ風

ふんどし締めて
9時間の講習を受け
電車のドアにはさまれる
駅を乗り越す

ゼナを飲む
松屋の牛丼食べ
布団に入ったら
 ....
ポテトかじって
コーヒー飲んで
寝っ転がって
音楽を聞く

クーラーかけ
今日はグータラデー
パソコンちらちら
キーボードカチャカチャ

サンシャインラララ
川の砂キラキラ
ケ ....
イトしくて
カナしくて
仕方ないから

わたしは「夢」を視る

捉えどころのない
その想いを
苦い香の紅茶で飲み干して

白と黒の兎を
透明な「夢」
染まらない世界で追う

 ....
 青空

もういいかい
まあだだよ

雲さん かくれんぼ

鬼さん こちら
とう かぞえるよ

お日さま ひとりぼっち
あか鬼さん

夕がた 来たら
たき火もするよ

 ....
朝、目が覚めたら
右の手のひらがチクンとした
キップだった
日付はちょうど1年前の今日
行き先は書いていなかった

チクン

今度は胸が痛かった
その日付を忘れるはずがない
忘れら ....
風の中のミィ

押し潰されそうな
小さな体を
必死に支える
可憐な笑顔

憶えているかな
丸く小さな影
ただ泣いていた
小学校の下駄箱を


風の中のミィ

一瞬でアイド ....
朝起きて
朝食もそこそこ
新聞開らけば
頼んでも無いのに
暗い時代が
飛び出して
今日もスタートで
躓いた気分


思えば
暗いの明るいの
今日も昨日も明日も
会社でも学校で ....
   どこから
   ともなく
   流れてくる
    なつかしい調べ

さえずる小鳥も
枝の上で目を閉じ
一匹のシマリスは
頬を膨らまして
 ....
見てごらん 

あれが僕の剥製だよ

一点を見つめて カラカラに乾いた口を半分開けて
手を差し伸べているね

一体何を掴もうとしているのだろう
一体何を探しているのだろう
一体何を告 ....
桜の花は 落ちた姿が美しい

少し笑って 君が言う

桜の花を 近くで見るのは 恥ずかしい

少し笑って 僕が言う

ただそれだけの 二人の間に 華の川

ああ どうか あの春告鳥 ....
今夜の星は
曇り空でわずかしか見えないが
僕にはそれだけでいい
一等星のように輝いて見える
それは

君だから

何万年光年離れているかもしれないが
僕にはすぐ頭上にあるような

 ....
何の為に生きて
何の為に死ぬか
分からないまま
死んでゆく

一万年後には
誰も私の事を知らない
一億年後には
人類は存在しない。

宇宙から見たら
人間なんて
砂粒にも満たな ....
くるくる回る
ありがとう
また来年
夢は現実に

靴を履き
手袋はめて
マフラして
踊ろう

Smile for me!
One for me.
One for you.
C ....
控えめに訪れる
波の繰り返し
耳鳴りは怒りを洗い流して
眩い光りの群れが
手のひらで踊り出す

地平線で別れた
青と蒼が
波打ち際で
何億年ものの歴史を
そっと置いて行って
未来 ....
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない

美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう

自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい

例え永遠にこの ....
ピカピカに磨き上げられた車に
妻(きみ)の笑顔がステキ
春三月の
青空の下


 こんなに喜んでくれるなんて


思えば
妻のささやかな願いや喜びを
奪うばかりで
苦労ばかりか ....
赤い紅した微風吹いて
柔らかい肌した土の香りが
スギの種と一緒に
舞い踊る

君の鼻のてっぺんだけは
赤ら顔だけど
目尻はすっかり
春うらら

コートを脱ぎ棄て
日和に飛び込 ....
脈打つ心臓
はらはらドキドキ
冷や汗をかく
アドレナリンどくどく

理解してくれる人
選挙事務所ではらはら
ATMでちょっと待って
思い出せない上司

やる事ばかりの用事
上司に ....
 空から
 風のなみだが
 叫びとなって
 堕ちてくる
 
 わたしは
 部屋の片隅で
 目を閉じ
 風に語りかける
 
 もう少し、
 もう少し、
 待っていてね

 あ ....
心から思うことは誰にも変わりなんてなくて
運命とかとって
別にやり直せいないのかもしれないけど
本当の運命って本当は
別にやり直しなんて何度だって
何度だってやり直せるんだよ
 ....
アロー!アロー!
くだらない芸人
世界の崩壊
短絡主義の絵本

命の物質化
上辺だけの付き合い
愛って一体なんだ
与えられた仕事

ボスの不在
リーダーのいない日本
心の美しさ ....
あの現場の写真を見た
瓦礫はすべて撤去され
金網や柵に囲まれたそこは
グラウンド・ゼロと呼ばれていた

そして現在 私が住む街の駅前に
デパートを取り壊した後
再開発計画が頓挫して
 ....
目を閉じて
初めて
私を見てごらん
あの頃の時代がある

近すぎてありがとうが
近すぎてごめんなさいが
言えない。
新鮮に思えば感動になる。

気を使って
大切にして
頼りにし ....
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