すべてのおすすめ
痛みや
苦しみから
逃れられないで
突き進む
または
舞い戻り
もう逃れないと
身をふるう
そんなとき
ふと
わかるものがある
&qu ....
穏やかな日々というものがある
一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう
それでも僕は
虹の掛か ....
命の水
木のえさ
動物の命
人の飲み水
星の精
木の精
水の精
花の精
一番大切なもの
ジュンスイ
澄んだ心
真心
君の、記憶の色をたどり始める
少し暖かくなってきたね、と
それでもふたり半分ずつ
かさなりあって歩いた
はや足のきみに
半歩だけ遅れる、わたし
つないだ手と手
暖 ....
{画像=080401235450.jpg}
アセチレンの光が
ちろちろ
ちろちろと
影をゆらす
ちろちろ
ちろちろと
ゆれる
灯の上に
吊り下げられた
白いお面
狐の面 ....
水晶のグラスを
シャンパンの泡
昇っていく
ナミダ浮かぶ夜
甘い地平線
求める冷たい雫
使えるようになったんだ
おとぎばなしの魔法
ディズニーランドのパレード
ラッキ ....
{画像=071224181905.jpg}
見送る駅のプラットホーム、
走り出す京浜東北線。
大森駅。
ぼくは立つ、
見送る駅のプラットホームに。
人は溢れ、
向かう、
改札口へと。
....
{画像=080326234813.jpg}
際限のない
繰り言の後、
深い眠りの中で、
暗い深淵を覗き込む
一匹の老猿。
その額に光る玉は
甘く、黒く、
涙の透明さに
後悔の苦さをな ....
庭に咲く
一輪の
紅い花
見ていると
笑っている
ようだ
人の優しい
笑顔のようだ
誇らしく
きれいに
咲いている
紅い花を
誰かの部屋の
片隅に
そっと
飾 ....
わたしの中、唯一
開かれた小さな窓から
ぼうっと眺める
つながる点と、点たち
ペンシルが弧を描き
強弱をつけながら
行き先を定める
それは幾重にも覆われ
その鼓動さえも
....
愛を語るのは
愛が欲しいからである。
愛を語るのは
愛が必要なのである。
愛をtakeしたい。
愛をgiveしたくない。
愛のパラサイト
愛の乞食
金の為に愛を売る
金の為に ....
{画像=080320163452.jpg}
血に毒が混ざって身体を廻る。
ドクドクする血管の鼓動が命の儚さを感じさせた。
やがて熱も冷めて血管が収縮する。
その感触に作り物の身体が ....
別にあなたと
つき合わなくちゃいけない
義務なんかないので
適当に
適当に
適当にしているのに
まるで水飴を服に付けちゃったときみたいに
うっとうしい
もう大人なので
側に来るなとも ....
なくした言葉がいくつかあって
それを、また
見つけだすのにあたふたなんかして
正しい言葉
わからないんだ
ぼくは
言葉は無力だと知っていて
それで ....
ウイスキーを飲む友人
ビールを飲む俺
何杯飲んでもケロッとしている友人
ジョッキで顔真っ赤っ赤の俺
ホッケを頼み
焼き鳥食って
から揚げ食って
余は満足じゃ
男同士水入らずで話 ....
ひとり部屋
にも関わらず
感じる別の温度
わたし部屋
にも関わらず
散らかされた言葉たち
わたしが私から
出ていくことはないから
それもこれも
....
もつ煮込み屋で
黒ホッピーと
さんまを食べる
このはらわたをねえ
日本酒で食べたらおいしいんだよね
それだったら、日本酒、たのめばいいじゃないですか
そうだねえ
そうなんだけどねえ
....
気の向くまま
足の向くままの
ひとり旅
ゆらゆら揺られ
向かう旅先に
とうに気付いてたはずの
色の変化
知らされる
悲しみと平和の街
これから ....
誕生の
賛嘆には
うらがえしの
霹靂を
まなざしを持つうちに
光線に射られた
そのまばたきの擦過傷より
ひろがる後天性の
先天的疾患から
なみだと
....
お昼休みの校庭のすみっこで
ハナミズキの落とす影のうえ
あたしたちはふたりきり
いつもなにか秘密をよせあって
他の子が仲間に入れてとやってきても
「いまふたごごっこしてるから」と
つっけん ....
今日は私どもが開発した
特に1人暮しをしている人に買ってもらいたい商品を紹介します
まず1つ目はこれ
母の味の素
1人暮しで大変なことの1つと言えば食事です
特に男の子なんかは、コン ....
本当の幸せ教えてよ
侮辱され
無視され
見下され
這い上がると
突き落とされ
息をしようとすると
水につけられる
体罰を受け
バットが折れ
我慢をして
地上の楽園はどこ? ....
水を
汲んだのは
これで何回目だ
何回も
何回も
水を汲んでいるのに
しばらくしたら
完全になくなってるんだ
おかしいなぁ
何でだろうと
ふと思って
バケツを見ていたら
穴 ....
あんなに自分大人だと思っていたのに
気がつけば自分が一番幼稚になっていた。
だから好きなんですよ。
忘れられない理由なんて
無いのですから。
僕には。
だから好きなんですよ。
好きってなに
って考えるから。
僕が。
だから好きなんですよ ....
カウ・ボーイがあたしに言った
「忘れ物だよ」
あたしは
忘れたんじゃない
わざと置いていったのだ
もう
いらないから
「よかったら
あげ ....
目を閉じれば
貴方はそこにいる
目を開ければ
貴方がそこにいる
目玉焼きの匂い
コーヒーの香り
トースターの音
洗濯機の音
朝日がまぶしい
カラオケ行って
ランチ食べて
....
頼まれ事は
断らないをモットーに
どんな小さな雑用でも
どんな大きなお仕事でも
断らないをモットーに
過程が大切なのは知ってる
それは良くも悪くも
自分の ....
懐かしいあの場所へ
もう帰れないかもしれない
たくさんの夢を見た
懐かしいあの場所へ
もう戻れないかもしれない
夢はいつも
遠い空の向こうで私を手招きする
あの日あなたに出会わな ....
わからないと思ったとき
それは違った。
やる前から
わからない
と。
やらなければわからない。
やらなければできない。
そんな当たり前の事さえ
年をとらないと
わ ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32