春は売りもの
なぜそれを春といったのだろう
ひさぐものを

春は買いもの
なぜそれを春といったのだろう
購いようがないものを

春は何者
答えてご覧きみ

贈りもの
落としもの ....
風走る
まるで今を失うかのような
心配をして 風走る

真ん中に
穴のあいたような私のからだの
真ん中をびゅうと風走る

大地をゆさぶるようなこの風に
踏ん張りながら 一気に過去が蘇 ....
少し甘くて少し酸い
あなたを好きになった
あなたは少しだけ優しくて
時にまた、ほろ苦いけど
本当はとても甘いってことを知った
その甘さはどうしようもなく
{引用=
例え、偽りでもそれでい ....
握りしめられて手のひらで溶ける
それはとても幸せな時間

春が雪を溶かすとしても
それまで雪でいる必要なんてない
たとえ一瞬でもいい
あなたの手のひらに触れて溶けていきたい

だから幸 ....
あなたが欲しいわけではないの
ただ見ていてほしいだけ
なんて
私の我儘には
もう付き合ってくれないでしょうね
その握りしめた手の中にあるものを

一緒に両手で包んでいたかった

あなたの左手に握りしめている過去

そんなに見つめて手を開かないで

砂のように指の間から落ちてしまう

例えそ ....
花弁が
閉じられていくように 
終わってゆく 
それは、けして植物をたのしむ
観賞的な終焉などでなく

冬空のきびしさに
指先をこごえさすように
手をのばそうと、
やってくる ....
からだや精神のからくりを

勉強したくて

ふたりは抱きあったのかも知れない

女は女のゲイだと言った

俺は男のレズだと言った

からだというのは歳を経てゆくと疲れやすくなるようだ

二十代のころ風 ....
生きている と
声高にわめくな我が身よ

それを見守ってくれる
その影も知らずに

ここにある と
つきだしたその背には

みんながくれた翼があり
風があるのだから

ひとりだ ....
どんな時も
あきらめないで
前向きに
自分のために
戦おう

君は
ひとりじゃない
ひとりぼっちじゃない
君のことを
わかってくれる人は
どこかにいる

どこかで
暖かく
 ....
私は
すきで
すきで
堪らないんだ。

寒空の下
疾風の如く駆け抜ける
あの瞬間を。


人間の身体って
なんでこんなにも美しくて
危うい均衡のうえで成り立っているんだろう。
 ....
あるく
アルく
歩く

ただ只管
歩き続ける

いつからなのか
いつまでなのか
そんなことは
疾うに忘れた

ならば
ただ只管に歩き続けよう

過去も今もこれからも
 ....
{引用=

風花が舞っています
ほんの少し顔をあげて
少女が 見上げる
( 幼さをふりおとした横顔は、りんとして )
おぼろげで 消え入りそうな
白い半月が、南の空たかく
午後のクリス ....
言葉はわかり合う為の      
道標ではないかと        
思うのです           

ドアをあける前の足音で     
ただいまの一言で    
きょうの元気がわかるのは ....
ずっとずっと遠くまで私を背負ってくれたあの人。


あんな公衆の面前で
無茶なお願いをした私に
仏頂面のまま
それでも、背中をさしだしてくれたのは何故ですか。

その薄くて柔らかな皮膚 ....
 遠吠えするのは狼だと決めつけ
 犬である僕は
 遠吠えすることを自粛してしまった

 そうすることで
 僕は自分が
 遠吠えする犬よりマシな犬だと思えた

 負け犬の遠吠え
 なん ....
それは深い眠りだった。
始めからそれは眠っていた。
そう、生まれた時から。
17年間眠り続けてきたそれは、
ある日唐突に目覚めた。
それが目覚めることを、
知識としては知ってい ....
理由をなくして
理由をなくしたがゆえに責められて
理由のない場所にもたどり着けず
けれども
理由のない物事が
降りかかってきそうだ

もうすぐ
降りかかってくるだろう

夜の空気 ....
燃え尽きた灰が薔薇になれば素敵ね

死ぬのが怖いんじゃなくて、生きるのが恐い

胸中に咲く嘆きの彼岸花

地獄 業火の足枷 奈落の果てまで 貴方への想いを

なぜ貴女は拒絶するのか な ....
どん底めがね
自由落下クラッカー
マグニチュードの練習曲
暗闇のクラムボン

ネットにはいろいろなものがあるけど
錆びないこころが欲しいね
ステンレスハート

空より高いプライドを
 ....
やっている事が正しい事か
不安になる時がある。
誰もが助けてくれる。
イジワルされる。

心臓が痛い
辛い
誰か助けて欲しい
精一杯努力している。

でも幸せ
健康だもん!
人 ....
いい詩をお書きになる あのひと
言葉はなんでもなくて、抽象性が無担保でまかり通る
それなのにそのひとの選ぶことばのならびをみて
とってもうれしいきもちになってしまう

このひとは本当はすごく ....
夏のあの日に舞い戻り
やり直そうと
君に言った
君の手が白くなるまえに

繋いだ手が雪にふれて
離れてしまう前に
君をぎゅっと
掴んでいたかった

なぜ 笑ってるの
無言の君の写 ....
朝日に曝される夕べの残滓

そんな粗雑もたまにはいいか

長い目で見るって

時間レベル?

たましいレベル?

生きているうちに結実するものなんて

成功か失敗しかないと思う ....
あと1時間で
仕事に行きます

感性に酔いつぶれた
千鳥足の心は

とりあえず脱いで
おきます


なんでもありと
そうでない世界の


僕だけの鳥居を
 ....
夏の思い出
台風の帰り道
みんみんを拾いました

踏まれるよりは
木にでも置いてやろうと拾い上げると
意外にもみんみんは力強く暴れて
暴れて飛びついた先が私だったので
服にくっつけたま ....
でっかい好意のかたまりが心の中にあります。
でもいつまであるのかわからない。

恋人の関係になってコンスタントに会いたいのかといえば、
そういうものではない気もする。
ただ、たまに会って話が ....
空から腐葉土の香りがした

僕らはなんて孤独なのだろう

空を見つめている

ひとのこころは遠すぎて

僕らはいつもとり残されている

同苦したくてありったけの

こころをかき ....
言葉たちだけを見て暮らしたいのに
ニンゲンがくっついて来る

言葉たちだって迷惑してるだろうに
生みの親にはじゃけんに出来ないらしい

海が、命のゆりかごだったように
ひとも、言葉のふる ....
あたしな ずっと言いたいことがあったんよ
だけどな おかあちゃんは背中やった
顔を見つけるまでに 後ろむいてたから
声 かけれんかった

あたしな ずっと先に言いたかったんよ
だけどな お ....
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