メールという
文字 記号 形
好き

メールが来るということは
わたしの楽しみが増えること

めったにメールなんて来ないから
メールが来た時は
思わずにやけてしまう

今度は ....
あのころあたし失恋したら

生き方までかえなきゃ気がすまなかった

だから名古屋で派遣してやった


カレの親友が好きだった

カレも親友も研究なかまだった

カレに結婚してって ....
アイスの蓋に

ヨーグルトの蓋

ケーキのフィルム


みーんな舐めちゃう 私

だって おいしいんだもーん


だけんど そのたびママは

やめなさい! もうっ はしたな ....
こっこけ こけっこー

けっこ けっこ こけっこー


わたしは にわとり こけこっこ

3ぽあるきゃ すぐわすれる 


きのうの ごはんは なんだっけ

さっきは たまご  ....
わたしが音楽だった頃
わたしの髪は風になびいたの
軽く、ほがらかに

わたしが音楽だった頃
わたしの頬は朝やけのたびに
ほころんだの 

心の奥で太陽の灼熱が
わたしを ....
ごめんなさいと断って
あなたをまたいでいきました
とても急いでいたんです
おいつきたくて 自分の想いに

いってしまうんです
想いたちは 想うそばから
飛び立つんです
言葉であらわした ....
絵筆のように
まわす心の先端は
ノオトの広場を走りながら
願いみたいな軌跡をひいてゆく

夢中になってるように見えて
踏まないようにしてる
だれかの過去

ならぶことを拒否する命にも ....
どこへかと向かっている

未来も生産性もない場所へ

こころやたましいを向かわせながら

家へと向かっている


社会制度とは効率と確率を追ったものだ

そこへと向かっているのだ

生殖器ではとどめを ....
おやすみ
ゆっくり休んでね
そういってもらえたらなぜ安心するの

おやすみ
いい夢みてね
そういってもらえたらなぜ見れそうな気がするの

たとえひとりの部屋でも
おやすみ ってつぶや ....
「ねぇ、永田君って、美穂のコト好きなんでしょう?」

こんなことをあなたに言って、

本当にいいの?

私は、


わたしは、
胸に痛みが走ります
もうすぐ人間になるのかな
それともあの空の星屑に
今日こそなれるのかな

傷付けた人との思い出に
また 溺れそうになってるよ
それは優しさじゃないことを
知っている ....
体温ほどのとろ火で

もうずっと煮つめ合っている

女はなんどめかの

ケイレンでお腹を震わせていた

男のさきっぽには

涙のような汁がうすくたれている

午後五時半

冬の夕暮れ


いっしょに、 ....
街には朱色の

とげがひとつ刺さり

血には白い

ラインが通っている

じっとしている

ビルディングから

神のふりして見つめている


人を思う顔

食べ物と一 ....
冬はいってしまうの?
私のそばから
生まれたがってる花に
きいて今朝のふくらみは
いっそう深まる
見える景色はほんとうの世界?
私がつくりあげたものでなく
想いなど実現の花 ....
寝すぎちまった朝に
晴れわたってる空に
妙な幸福を感じながら
一杯のコーヒーが
いつになく苦い

僕にとって見慣れた風景が
貴方にとっては新鮮なものだと
当たり前のことを
思いやった ....
          奇数行 祐緋
          偶数行 まどろむ海月



{引用=

おやゆびとこゆびほどの 何気ない距離に
 あなたと 私
うずくまる ガラス玉のメール ....
去年あった定期演奏会

技術的にもまだまだだから

このオーケストラに

誇りをもつことができない

でも一枚のアンケート用紙に

「涙が出てきました」

って書いてあるの ....
もったいつけてみたのに
りんごは赤かった
むいてみたら白い肌があらわれた
赤と白のはざまには昨日があった

とまどってみせたのに
だれにも発見されなかった
土色の顔には夕日は映えなかった ....
こんぺいとうを食べた

すきすぎて、授業中に


でも、授業中だったもんで

何色を食べたのか、わからなくなってしまって

隣の子に ねぇなにいろ?

って聞くことはできたけど
 ....
斜めがけしたかばんの中にいっぱいつめた希望は
重すぎるからがたごといって僕の首をしめました

電車の窓をあけたくなって
黙ってあけてみました 外の
景色の一部がはいりこんできて
だれかを連 ....
目から水分が流れ出て
喉がやたら渇いている
夜だからか
夜の傾斜が この喉へ突き刺さるせいか

星も月もまばゆい
地面から真っ直ぐのぼってゆく生命たちよ
お前たちはなぜ迷いがない?

 ....
あなたを嫌いと

自分に思い聞かせようとすると

地に足が着いていないようで

毎日が不安になる
鉛筆を削る

尖らすために


がりがりという音の中

画用紙をすべることの叶わなかった

黒鉛たちが

ゆらりゆらりと落ちてゆく


鉛筆を

尖らすために

犠 ....
星と星の間をじぐざぐに歩く
ぶつからないよに 触れないように
そんなしぐさのことを
愛と呼ぶのです

つんつん 低いところつつかれて
なあに と振り向く心
そんな温かさのこと ....
真っ暗な空に
両端が刺さりそうなぐらい尖った
三日月が横になっていた
なぜか 両側に霞がかかっていた
あれは だれかの曇った瞳なのだろう

心の4番目のドアをあけて中のものをぶちまけたよう ....
風そよぐ

ふとくほどける

表面を

ふっとばして


あらゆる形容詞のなかで

あなただけ残る

ほら、風がわらっている


風そよぐ

ふとくほどける

 ....
行方知れずの星を
また探しにゆこうか
今日は君と一緒じゃないけれど
いつもの道へ
渡る橋はもうかかっている

ひとりだってこわくはないよ
君はそういって振り向かずに歩く
音をたてずに君 ....
「くろきたバカだからキライ」

「くろきたに友達いんの?」

「いるわけないじゃんかー」


「くろきた受験するの?」

「いくつ受けるの?5校?」

「ちょっと合格鉛筆かしてよ ....
私は立ち止まらない
この道を行くと決めた
匂いの蒸せる深森の内を
怪しげなけものみちであっても
感じるままに行方を選ぶ

暗がりを畏れて
夜は月を探す
闇の海原は私を奪ってゆく
私は ....
夜道に伸びているのは 
棒っきれの姿で立ち尽くす 
私自身の、影でした。 

深夜の川のせせらぎだけが 
無心のうたを囁きながら 
何処か見知らぬ明日の方へ 
流れてゆくのでした 

 ....
りょうさんのおすすめリスト(670)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メール- ありす自由詩210-2-24
名古屋で派遣- 吉岡ペペ ...自由詩610-2-24
舐める- くろきた自由詩410-2-24
にわとり- くろきた自由詩3*10-2-24
わたしが_音楽だったころ- るるりら自由詩5+*10-2-24
天井の無い世界- 朧月自由詩410-2-23
願いのうた- 朧月自由詩310-2-23
夕方を車で走るということ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7*10-2-23
おやすみ- 朧月自由詩410-2-22
あなたが好きかもしれないのに- くろきた自由詩310-2-22
胸の痛み- 朧月自由詩310-2-21
仮題心中- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-2-21
東京- 吉岡ペペ ...自由詩610-2-21
春告げの音- 朧月自由詩410-2-21
神様の慣性- within自由詩9*10-2-21
交錯詩(重奏詩)「星欄干_—_あなたと私」祐緋&まどろむ海月- まどろむ ...自由詩5*10-2-21
定期演奏会- ありす自由詩5*10-2-20
とまどいの林檎- 朧月自由詩710-2-20
こんぺいとう- くろきた自由詩310-2-20
逃亡先は海底なのです- 朧月自由詩510-2-20
夜に鳴く鳥- 朧月自由詩310-2-19
ぷかぷか- ありす自由詩210-2-19
黒鉛- くろきた自由詩510-2-19
それは愛とよぶものです- 朧月自由詩3+10-2-18
僕と猫と三日月- 朧月自由詩610-2-18
風がわらっている- 吉岡ペペ ...自由詩710-2-18
僕らはひとつの星になった- 朧月自由詩610-2-17
私が全てじゃないけれど- くろきた自由詩610-2-17
風の行方- within自由詩19*10-2-17
月夜の道_- 服部 剛自由詩6*10-2-16

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