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どうしよう、ねむれないわ

だってひとりだもん
だってひとりだもん

どうしよう、ねむれないよ

だってあなたがいない
だってあなたがいない

こわいの
ひとりのよるは
 ....
 細い糸のような雨が上がった
 日が変ると同時に止んだ
 
 慌しく過ぎて行く日々に
 ひび割れていく心
 解こうとすればするほど
 拗れていく魂

 腐るほど希望の詩を書いたけど
 ....
夢の国に囚われた
彼の名前はミッキーマウス
どこにも行けない
ワンダーランドの迷い人

ミニーに身代わり赤子を生ませ
排水溝から脱出さ
ここが彼のねぐら
本来いるべき
 ....
あたしはデイジー
みんなを愛す

無邪気という
悪魔のような
言葉を纏い

あなたが好きよ
でもあの人も
この人も好きなの

それは仕方ないわね
だからお許し ....
だって
 海を見ていたあなたがいたもん

だって
 地にたたずむわたしがいたもん

だって
 砂浜で風に吹かれて黙る二人だし

だって
 曇りの空とグレイの海の境があやふやで

 ....
自我だと思ってた
俺は俺だと思ってた
なんて馬鹿だったんだ
こんな曖昧で
小さくて
弱弱しい
こんなのが俺だなんて
これじゃ、振られるわけだ
メディアに踊らされ
環境に踊らされ
世 ....
悲しみの向うには喜びが待っている

苦しみの向うには楽しみが待っている

嘆きの向うには笑いが待っている



転んだ先には支えがある

傷ついた先には癒しがある

 ....
僕の賞味期限はいつまでだろう?
本当は知らない間に過ぎてしまっていて
もう味も鮮度もすっかり落ちてしまって

いやいやまだまだ青二才で青臭く
まだまだ未熟で食べられなくて
誰からも本当は相 ....
机に置かれた一枚の写真

若い母が嬉しそうに
「 たかいたかい 」と
幼い彼を抱き上げている

年老いた母は安らかな寝顔のままに 
「 たかいところ 」へ昇ったので
彼はひとりぼっちに ....
冬の中に
君の白い息が眩しくて
なぜか視線をそらしてしまう
ぼくがいる

冬の中に
君の凍える姿が悲しくて
なぜか空を見上げてしまう
ぼくがいる

冬の中に
ぼくの凍える姿に手を ....
短く鳴く鳥たちが
午前八時の校庭で遊ぶ

焦げ茶の葉の大木も寝惚け気味の柳も
滑り台の隣でそれを眺めている

薄い墨を何度も引いたような空は
まるで暮れかけているようにも見えて
私はそ ....
都市
その足元は黒に染まる
灼けては、また凍える
現代の 大地とでも呼べるだろう

黒くなった三億の悠久
忘れられて
尊くも足下 誰も
誰も、考えはしないで

あんまり痛くて、裸足 ....
ふれていたいと思った

あなたの熱、ふくれあがる言葉、イメージ
あなたの脳細胞がつむぎだした、あなたのこたえ
こたえになるまえの言葉たち



    氾濫してゆくのが好きなの。
  ....
鍵はすぐになくなって誰かが拾った
落とし物は行ってしまった

落とし物は鍵を拾って
彼らもどこかへ行ってしまった

落とし物は落とされなくなって
後ろ姿は落とされた

彼らはここに残 ....
歩き続けることに疲れた旅人 
巨木の木陰に腰を下ろす 

見上げた冬空の青に 
突き刺さろうと伸びる枝々 

北風の唄に散る 
枯葉の舞 

その{ルビ一片=ひとひら}は 
旅人が ....
{引用=
クラヴィ・ヴィエイヤールは小さかった

どのくらい小さいかというと あなたのまぁ 半分くらいで


俗に 小人と呼ばれる 種類の人間だったのかもしれなかった

けれど

 ....
ありがとう この響きに 精霊が宿る

大丈夫? この響きに 精霊が宿る

ごめんね この響きに 精霊が宿る



可愛いね この言葉に 愛が伝わる

綺麗だね この言葉に  ....
銀色の穂波は
斜陽に映える芒の原
光と戯れ
丘の向こう側まで
続いている

風は止むことを知らない
運ばれる匂いは
ひとつの季節の終止符
あるいは序曲として
わたしに交わるけれど
 ....
北へ向かえば
沙羅(しゃら)と響く、雪の羽音―――




心地いいほどに
絡まる、しらべ
高みにずれてゆく、音階
いつだって夢から、さめたら
君が立っていた
両の手に
 ....
あなたを待つ部屋で
私は時々シチューを作ります
その時は月桂樹の葉を
一枚入れておくのです

入れると入れないでは
香りもずいぶん違うのですが
あなたのいない部屋で
私は夢を見るのです ....
遅刻すれすれの電車に駆け込み 
腰を下ろしてほっと一息 

気がつくと 
握りしめた手のひらにささる 
いつの間に伸びた爪 

ふいに
携帯電話を取り出し 
日付を見る 

( ....
河川敷でオギの群生が燃えて
大量の灰が河を流れた
きいろいでかいはな
きいろいはやいでんしゃ
それ以上は小さくならない単位からの
新しい組成の可能性が
河原をすすむほどに薄れて
遠いとこ ....
 朝目覚めた瞬間より疲れている

 カーテン越しの空が青いほどに煩わしい

 早朝からテンションの高いニュースキャスター

 辛過ぎてつけた瞬間に消してしまった

 起きてから30分で ....
また一つ
また一つ
祈りました。
そして叶いました。

しかし満足を知りません。
次々と願い事ができます。
得ると有り難味を忘れます。
そして悲しみができます。

今私の心には大き ....
電話の音
また仕事の依頼
耳鳴りがする
引き受ける

お客様に
仕事を依頼され
会社に相談して下さい
と返事をする。

話しの輪ができる
皆が寄って来る
でも逃げ出したい
皆 ....
コダマする自然
目を閉じたら
そこは楽園
息づかい
心づかい

命の雫が
落ちる
又落ちる
芽を出す
又芽を出す。

何もない世界
鼓動を打ち
葉に包まれる
{ルビ陽=ひ ....
やさしいひとはすぐに
かなしくなる

やさしいから
かかえこんでしまって
もっともっともっと
かなしくなるのに

だれかのことばかり
おんなじこころに
しまってしま ....
ベイベー
外で鯉のぼり
傘でチャプチャプ
電気椅子
高円寺で消えた
あの本は
中野で爆発
水風船
蚤が飛んでる
張りぼてで
モーニングコーヒー
午後の雨
看守の見ている
この ....
窓をひとつひとつ
捨てた
魚のうろこを剥ぐ時のような
つうっとした痛みも無く
部屋はほのかな幸せとともに
凪いだまま夕闇へと
進行していた
それから壁に
偽物の窓を描き
美し ....
 子供の頃に叱られた
 知らないお兄さんの顔がまだ消えない

 蟻を踏んずけて殺してたら
 知らないお兄さんに 
 ひどく叱られた

 今度やってるところをみたら
 今度はお前に同じこ ....
青山スイさんの自由詩おすすめリスト(721)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとりのよるに- lazy自由詩9*06-11-27
雨上がりの路地裏で- 山崎 風 ...自由詩13*06-11-27
ミッキーの自由- なかがわ ...自由詩8*06-11-26
デイジー- なかがわ ...自由詩4*06-11-26
だって- メルメル自由詩406-11-26
世界全体主義ダンス- kei99自由詩306-11-26
逆転の発想- DirectConnec ...自由詩11+*06-11-26
サヨナラばいばいまた来て再来- プル式自由詩7*06-11-26
母のお守り_〜ある母子〜_- 服部 剛自由詩20*06-11-26
冬の中に- ぽえむ君自由詩16*06-11-26
午前八時- 松本 涼自由詩706-11-26
60、アスファルト_【あすふぁると】- 雨宮 之 ...自由詩8*06-11-26
ミトコンドリア系- たたたろ ...自由詩8*06-11-26
鍵のありか- アサリナ自由詩14*06-11-26
落葉の栞_- 服部 剛自由詩1406-11-26
クラヴィ_ヴィエイヤール- もも う ...自由詩59*06-11-26
言霊- DirectConnec ...自由詩8*06-11-25
口笛は何処へも届かない- LEO自由詩34*06-11-25
雪とバニラと僕らの関係- Rin K自由詩29*06-11-25
月桂樹よ太陽を呼べ- 三条麗菜自由詩9*06-11-25
冬の手紙_- 服部 剛自由詩14*06-11-25
トーエ- 砧 和日自由詩9*06-11-25
月曜の朝。- もののあ ...自由詩9*06-11-25
ささやかなる祈り- ペポパン ...自由詩6*06-11-25
重圧- ペポパン ...自由詩4*06-11-25
森(4)- ペポパン ...自由詩4*06-11-25
やさしいひと- lazy自由詩22*06-11-25
シンデラァ- kei99自由詩206-11-25
戦火- たもつ自由詩1706-11-25
知らないお兄さん。- もののあ ...自由詩8*06-11-25

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