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あなたと繋がるその一瞬に
何故だろう無性に不安になる
このしあわせが明日もありますように
と、祈りながら声をあげる
ゴーアウェイ付きまとう影よ
愛することに怯えたくない
すべて預け ....
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔
電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇
つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
....
{ルビ都会=まち}のなかで
電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに
「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて
蛍光灯のした ....
どうしよう、ねむれないわ
だってひとりだもん
だってひとりだもん
どうしよう、ねむれないよ
だってあなたがいない
だってあなたがいない
こわいの
ひとりのよるは
....
やさしいひとはすぐに
かなしくなる
やさしいから
かかえこんでしまって
もっともっともっと
かなしくなるのに
だれかのことばかり
おんなじこころに
しまってしま ....
あの林檎が熟れたらはじめよう
不似合いなレスポール、
かついだ少女のアンビバレンス
無常だって歌えるさ。
少女はもう15歳で
恋だってとうの昔にしたし
愛だってとうの昔にしたし ....
むねのおおきい女がすきだという彼
ちいさいちいさいむねの彼女
「どっちがすき? ?ひんにゅーのあたし ?グラマラスなあたし」
「2ばーん」
なんてやりとりで
彼女はすねて ....
行き場の失くなった
、想いは
身体中から染み出して
白いブラウスを
きれいに汚した
だから今夜、
彼女はカウンターで
一杯のカシスオレンジを
注文した
彼女 ....