俺(*1)は罪(*2)な男だ(*3)。



*1-38歳。独身。自称家事手伝いと寒いことを言う。彼女の前ではぼくたんと言う。女友達はすべて彼女だと思っている。未だに親から小遣いを貰っている ....
山田でございます。
さて今回のお題は「酷評を超えて」お前が言うなというディスプレイ越しの突っ込みの罵声やら果ては手近なものを投げてぶつける皆様のお姿が、なにやらこの耳に聞こえ、はたまたこの目に浮かぶ ....
 神様への恨みその他
 いろいろあって
 昆虫に生まれ変わる夢をみた
 キャベツの葉の巻き込みの下で
 今とてもしあわせ

 緑色の天蓋はともすれば
 お祖母さんの匂いがする
 そうだ ....
  

自転車置き場で
空を見上げるのがいい
そこに風でも吹いてくれれば
なおいい
そんなとき
携帯電話の電池でも切れていて
何か大事なことや
大した事じゃないことや
君にとっては ....
お互いに歳をとったら
春の日の縁側で
あなたの膝枕で
眠るように死にたい
と言ったら
あなたは泣いた

六畳間の安いパイプベッドの上で
まだ社会にでることすら想像できなかった
若かっ ....
五反田へは
品川まわりの方が早いけど
君を思いだすために
久しぶりの家並みを見ながら
今の僕には池上線が
ちょうどいい速度で
君と出かけた日
洗足池で降りだした雨は
五反田で本降りにな ....
背中から腕を回しゆっくり胸を揉む
密着して首筋を軽く噛む
指先で乳首の突端を彷徨い
舌先で耳の裏をなぞる
足首を絡め少しずつ広げる
よく見えるようにする
見せる
うつ伏せにし ....
初めて聞いた詩は
多分
私を小脇に抱えた母の
「ほんとに愛してるんだけどねぇ」


そんときの
片手に持っています
こびとは手紙の最後に
「こびとより」とそえたあと
「こ」と「び」のあいだに
小さく「い」の字を書きくわえた

しばらくながめているうちに
恥ずかしくなったのだろうか
てのひらで手紙を丸め ....
それでも闇は………………浦にたたずむ

          …………しろがね/くろがね
                      (犬の…………
 ....
初めて聞いた詩は

緑の麻スカート
白い足
私を小脇に抱えた母の

「ほんとに愛してるんだけどねぇ」


今残ってるのは、縁側だけです
足を食べました
明日から,歩いて何処へも行かなくていいように
やっぱり,軟骨が一番美味しかったです

これで,一日,寝ていられると思いました

が,手があるだろうと言われました
手でやれ ....
                       5時 @ハト通信

小さな石を握りしめて
空を見上げている人が中心にいます
そのまわりを
忙しそうにぐるぐる回っている人がいます
指の数をくり ....
僕を見捨てたあの子のベッドへ進入開始
ボロボロの腕を引きずり歩伏前進
目からは冷たい何かが溢れてきた

にやりと口で笑う 僕のこと好き?
あの子は決して眠りからは覚めない
コップの水を飲み ....
眩暈がするなら 両の眼を潰してしまえ

いっそ楽になりたいのならば

頭痛がするなら 叩き割ってしまえ

いっそ苦しくなってしまおう

臓腑器官神経を 解き放っては如何

いっそ全 ....
赤すぎる飴
兎の目だった

穴ぼことなった眼窩から
こどもの指がのぞく
おそろしいぬいぐるみ

甘い香り漂う
赤すぎる飴
飴に透かして見た景色は
現実との連続を失って
兎の穴ぼこ ....
秋晴れの朝
鎌を振るい
コスモスを刈る人がいる

汝、いずくんぞコスモスを刈るや
死せる人あり
慰みにせん
コスモスは萎たれるのみ、叶わず 
奉ぐるにあらず
コスモス憎し

咲き ....
疲れた僕に
甘いものを と

甘栗


秋になったら君と
並木団地へ行こう

春になったら君と
桜ヶ丘に行こう

そんな名前の場所を
地図で探していこう


そこには
 ....
あの人は行ってしまった
あの人は逝ってしまった
シャボン玉のように
遠い地平線の向こうへ
「さよなら」も言わずに

あの頃に住んでいた街を
再び訪れても
今はもう何も聞こえない
幼い ....
これ以上
大人になったら

何日か 一緒に暮らしましょう
自転車の前輪の
音も姿も消えてゆく
ただ後輪の影だけが
どこまでも自分を追い抜いてゆく


見えなくなる 見えなくなる
夜の光の下
深緑の猛者
おいしげる
おい ....
ささやかな言葉は
全てをふくまない
おおげさな言葉は
何も含まない

オルゴールのような
心の底をけずる
そんな言葉を探して
そんな表現を求めて
そんな詩人を愛する

なにを
 ....
それははちみつのいろ
きんいろにかがやくアスファルト

カーブの手前
かげのように
染みがきえない

きえないでいる

からすの世界はあかむらさきで
いいものだけ光ってる
たとえ ....
 何日歩いたか分からなかったが
 見渡す限りはサバンナで
 振り返るとビル郡が
 しかし小山ほどの連なりで見えたが
 向かっているほうは真っ白に地平だった

 喋るのが億劫だったからっ ....
奥の棚に裸体の本を隠して
それはママに見られてはいけなくて
それはパパに見られてはいけなくて

ビデオも隠した それを1人で鑑賞
卑猥な喘ぎ声 女の叫ぶ声
お風呂 ベッド 手錠 白い液
 ....
--僕は彼女の写真を、白く明るいハダカを忘れない
 パールの明度とオレンジの彩度
 君はマーメイド/マーマレード
 あるいは風船でいっぱいの海/渋谷/チカ

 リスカ。
 チ カ


 ....
すき透る十三夜とぎれた会話を惜しむ
出逢うとしてもそのさきは五里霧中
きらきらとまたたく七夕飾りをさげていても
すくすく伸びた若竹は四季を知らぬまま枯れる

がくがくと堕ちてゆけばああ八面玲 ....
また夜が来た。

僕はこの時間が一番嫌いだ。

隣に女が横たわって、

毎晩「痛い、痛い。」と訴えるからだ。

それでも最初のうちは、

心配になって身体を摩ってやったりもした。
 ....
一本のラインが羊を造形する、その工程は普遍化の道程を離れ手工
業の未分化へと進んでいる。進むことは進歩ではない。進むことは
退化ではない。多様化と呼ばれる分岐信仰がラインを圧迫するポイ
ント ....
子供が突然
図鑑に頬を押しつけて


「宇宙遊園地!」


と しゃべりだした

「電車」の次に
覚えた言葉だった

そうしてみると
確かに 遊園地だった

台所の妻も
 ....
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