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ピンク通りにゴムホースの束
豚かと思った
人間の半身が転がってればいいのに
抱いてやる
「新宿は庭みたいなもんだ」と言った男が死んだので
あたしはなんとしても新宿を庭にする
....
いるのは煙草で
はちみつオーレ
犬の絵の
木目喫茶店を見つけたら
帰っていい気がしたが
育ったのは
他の人を話す
回数が増す
男の人を前に
白くなって
立って目線で荷物をまとめられ ....
倉庫に積まれても
思い出すのは 彼のことで
「藁が多いですよね」とか話していた
目の前の男に
「足1本ちょうだい
しがみついて寝るので」
と言ってしまった
外に出たら
これ ....
生まれ変わったら
半紙の上の
墨絵である。
近い内に
近い内に
岩陰の 緑の苔の
中に。
水で濡れていること感謝します
東大の赤門で
「ほんとに赤いね」
と言った私を
「ほんとにそんなこと言うんだね。ふつうだね」
と言っていたあなたは
鞄にこそぎ見える
赤いギンガムチェックのショーツを
「こんなにかわいい ....
画家が
夜に立っていたので
話しかけた
きっと
目はジャイプールを向き
首から下が
飾り立てた子蛙だったので
「まだ見ぬ恋人」とは
昔の恋人のことですよね?
と 聞きたかった ....
形。
私はこけしに似ている。
木の机に こけしを置くと
転がり落ちそうだ
箱根で君が
「欲しいの?」と問うた
木の 指輪
欲しくないが。
きっと こけしのまま
おばあさんにな ....
「ずっと恋人でいましょう」
と言って 結婚をしました
結婚をして15年
ずっと敬語を使っていますね
「待たせました」
「出来ていますか」
が好きです
ついに私達の娘は
ロングス ....
初めて聞いた詩は
多分
私を小脇に抱えた母の
「ほんとに愛してるんだけどねぇ」
だ
そんときの
片手に持っています
初めて聞いた詩は
緑の麻スカート
白い足
私を小脇に抱えた母の
「ほんとに愛してるんだけどねぇ」
だ
今残ってるのは、縁側だけです
これ以上
大人になったら
何日か 一緒に暮らしましょう
「石になる」
とは 聞いていたけれど今
あなたを探すと
胸が 林檎になります
ほんとにあなたに会いたくて
阿佐ヶ谷とアムステルダムが 草続きだったら
走って行きたい と思います
足をとられるのは
たんぽぽのつるではなく
カマキリの白い糸で
血が流れると
あなた ....
やぎしきさんの山内緋呂子さんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東京
-
山内緋呂 ...
自由詩
14*
07-2-21
駅前
-
山内緋呂 ...
未詩・独白
5
04-7-8
錆び
-
山内緋呂 ...
自由詩
9
03-11-15
白い着物刀、石庭
-
山内緋呂 ...
自由詩
3
03-11-14
生理パンツ
-
山内緋呂 ...
自由詩
6
03-11-7
電柱の下_1時間
-
山内緋呂 ...
自由詩
7
03-11-3
新しい夢
-
山内緋呂 ...
自由詩
4
03-10-30
告白
-
山内緋呂 ...
自由詩
35*
03-10-24
「けど」めくり
-
山内緋呂 ...
未詩・独白
4*
03-10-20
「けど」
-
山内緋呂 ...
未詩・独白
6
03-10-20
欲情(声に出して読んでください)
-
山内緋呂 ...
未詩・独白
15
03-10-17
かたまる
-
山内緋呂 ...
未詩・独白
9
03-10-13
草続き
-
山内緋呂 ...
自由詩
7
03-10-7
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