昔よく彼女に問われた

  あなたの目は何処を向いてるの?

  あなたの目は誰を見てるの?

  あなたの目は誰を想っているの?

  あなたの心は何処にあるの?

  あな ....
 
 全能でないが故のモザイク生活
 喜びと哀しみが交互に訪れる

 ここまで歩いてきた道
 それは誇り
 それは恥

 つじつまを合わせながら
 裏通りでつまずいたり
 表通りで ....
君が去り行く間に、
僕は唱えていた。

名残惜しいような、寂しさと
いい男でいたい
自分の可愛さが、君に悟られぬよう。

そんな自分を知りながら、
別れのしるべを導いている。

 ....
自転車のチェーンが切れた

それでも彼は構わずペダルを踏む

漕ぎ続けたところでどうにもならないのに

やっぱり彼はペダルを踏む

ほどなく自転車は止まるだろうが

それ ....
2年経ち

いまも目がいく天気予報

きみ住む町の 

今日も降る雪
君が疲れきっているのは
ずっと走ってきたから

君が泣いているのは
ずっと戦ってきたから

君が落ち込んでいるのは
ずっと努力してきたから

君が笑っているのは
ずっと耐え続けてき ....
黄色い中味で
心臓を覆い

閉鎖された呟きで
無理な参画に纏める

あなたの叫ぶ白
私に訴える黒
歪み、塗られ、絡む

灰色の空模様
綺麗であれ
愚鈍であれ

世界を鮮やか ....
休日のような匂いの中に
形骸化した飛行機が置いてある
両翼に子供がぶら下がっている
彼らほどのエネルギーが伝われば飛ぶかもしれないのに
エメラルドでできた細長い棒は
長さを50億倍したら太陽 ....
黒いカラス、黒い羽
世界の果てを見に行こう
神様は死んじゃった
つまりは神様は存在していたと言うこと

足跡を残したぬかるみは
ほどよい弾力で有る限り
アタシの痕を残しつづけ ....
理性の時
創造の野

脳髄の遊撃は
この地に印を刻みつけ
この空に線を強く引く

理性の爆発
論理の爆風

そして この地は空は
霊的な焔に包まれてゆく

上げ潮のごとく 
 ....
覚えたての言葉で
精一杯表現していた頃
小さな町の小さな囲いで
小さな喜びを模倣していた

道端に咲いている花は
意識して歩かなくても
簡単に見つけられた
そっと顔を近づければ
鮮明 ....
高級なニシキヘビ を
自由自在に操る
あの男 は
決してあの人に
興味なんか持たない だろう
夏風にゆれる草原のようなもの

夏風と混じったシャンプーの香りそのもの

睡魔の奥で見つける愛しさ

電話回線の雑音そのもの

(ハロー?もしもし ハロー?ハロー?)


今 ....
ずいぶんえらそうだ
何様だ、ユー

言われるまでも無いぜ
オレは自分で自分の肩をはずす

ブランチは午後六時で
日が変わるまでにもう三回転

カエルイーターの付けッ鼻
卒業チョップ ....
宿題が終わらん
全くぜんぜんまったく
終わらん
まるでまるでまるで壁
俺当たって砕けて食われる

あまりにも終わらんから
しょうがなく俺はシャーペンに命吹き込まんといかんね
しょうがな ....
悪魔の嘆き投げキッス
伝う唇の歌に惑う
涙の味はレモン味
皮肉の背中を伝う味

優しさ色した太陽の
翳りに見つけし君の顔
天使の仮面を作るのは
職にあぶれた天使の子
 ....
わたしは 多分 あなたが好きです

多分って などといぶかしまず 今は聞いて下さい

わたしが あなたを 想うとき

それは とても 哀しくなるのです

何故なら 恋慕の情 ....
正しいことを言うよりも
正しいことをすることの方が
ずっと正しい

立派なことを言うよりも
立派なことをすることの方が
ずっと立派だ

正しいことをする人は
正しいことを口にしない
 ....
夕暮れ時に網戸が一人
黒く文様を描いている
私もこの時間になると一人
壁に掛けてある濃紺色のジャンパーの
奥へ
暗がりへ
入っていく

ジャンパーの先には夜の海がある

彼女はいつ ....
はみ出した所から全てが始まった

海に浮かぶごみの中に紛れ込んだ

君宛の手紙を運ぶビンはもう

壊れきったままのものでしかなかった

それくらいいいんじゃないか

突然 ....
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
冬めきてラディゲ読む夜の重さかな

幻滅と悔い残してや恋の冬

この星に我ひとりなり冬の雨

黙々と落ち葉掻きやる白痴かな

吸ひ殻と誇り捨てたり枯れむぐら

老媼の叫び響くや空ッ ....
鏡の中に見付けた彼は。

何を考えてるのか。

解んないから。

撮ってみたら。

撮られちゃった。


鏡の中の彼は、

ひとりぼっちで、

歩いてった。
今日もまた
灰色の空から一日が始まる
青い空は心の中に閉じたまま
銀色の光が大地を支配し
赤い光は記憶の中に収められる

今日もまた
紐でかたく結ばれた一日が始まる
網の中に入れられた ....
ひかりとひかり
あしおとといき
たどりつく波
ひらく手のひら


水に溶けぬ火
沈みつもり
水面に映る
底に棲む泡


ひとりきりで
かがやきを増し
いつか冷え ....
{引用=あたいはあの人がほしいんだ}

ぼこ ぼこ ぼこっ
ゆらめく光の波動
何千もの泡、泡

誰も訪れる者はない森の湖水
光すら通さない水底には
主が住んでいる



{引用 ....
ちょっと遠くまで 一人旅してきます

行き先はブルゴーニュ地方 はじめて行きます

街の真ん中にある ノートルダム聖堂の

ケルト信仰と錬金術に関係があるって噂の 漆黒のマリア像に

 ....
ショッキングピンクに彩られた図書館で
同じ色の目をした受付嬢がこう言った

あなたの瞳は黒いわね
あなたの服も黒いわね
きっとあなたの子供も黒いのね

ショッキングピンクの壁や床 ....
 緑色の思い出
 悠々と流れる時の中に
 そっと置いていく
 
 くすんだ深夜の幻想
 俺を誘うノスタルジーを
 端に置いて
 崩れることのない
 物語を作っていく

 まだ見ぬ光 ....
雨を辿り歩く夜
立ち上る想いはもう何処か紛れてしまって
あの日も、あの日も数えてみれば
多くの願いは晴天に、叶っていたのだと知る

そして今は温もりだけ
笑顔も泣き顔も打ち消されて
ひと ....
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