残された わたしは
息をしなければならないと
ごぶごぶと
両腕で水をかきわけながら
溺レル

月も星もない
光なき空の下
コールタールのように
生き物の棲まない
真っ黒い海がうねる ....
別れ際 きみが

そんなめ を するから

真夏の夜の帰り道

僕はコンビニでソフトクリーム

きみのめ を おもいだし

歩く 歩く

まだ 思い出せる

まだ わ ....
正常な者は立ち去れ 死の言葉を目撃してはならない 幸福を求めるものは立ち去れ

二十二時二十二分二十二秒二十二二十二二二イコールイコール類コール胃胃袋増増殖食食 
ああ、気持ちええ。きもちいい。 ....
たまごを
割るように

涙を
流す

そんな人が
好きだ

誰かを
傷つけもせず

自分も
するりと

誰かに
溶けて

真ん中に
咲いて。
からりとなった空っぽのグラスに
何をそそげばいいの

透明な空には小さな朝があり
世界が少しだけ遠くに感じる

ここにはまだ きっと
やり残した事がたくさん たくさん

世界なんて大 ....
引っ越したアパートは
薬屋の二階だった
辺りには小さな商店しかなかったが
近くに大きな川が流れていて
君の心を支えながら
よく土手を歩いた

神社には大きな桜の樹があって
薄紅の季節を ....
押入れの中で目覚めると
いつものように優しくなってる
手も足もおもいっきり伸ばして
指先の細かい部品までもが
思いやりに溢れている
感謝の言葉は誰に対しても
正確に発することができ ....
一人の君は 難しい顔をしている
満開の花に育てあげ 枯らすために

酸素二酸化炭素 その他感情が
苦しいとひとり言 まだ座ってる

何にも無い笑顔から
逃げてどうなったって
そりゃ眼を ....
ことばが好きだ。
ことばは、自己顕示欲のかたまり。
わたしのこと、わたしが見たこと、
わたしが感じたことを、
わかってほしくて。伝えたくて。

ことばが好きだ。
ことばは、君に近づく手段 ....
?.

ああ
オルテンシアがほんと楽しそうだ

あんなの日本語だとね、てんこ盛りって言うんだよ。
ひひ、てんこ盛りだって、おかしいね。
まあ、要するに、昨日の俺たちのパスタだ。あれが ....
春はキミと出会った季節

夏はキミと燃え上がった季節

秋はキミを追いかけた季節

冬はキミと暖めあった季節

ボクにとっては…

どの季節もキミだった。
この路地裏の
アスファルトのひび割れは
どこかの埠頭の 
それと 
似ている

相槌を打ってもらえる筈が
ここにあるのは
頬を刺す風



見上げる雲の隙間から
一筋の光が降 ....
楽しいときも



泣きたいときも



嬉しいときも



寂しいときも



どんなときも



帰る場所は




あなたのところでありたい
目を閉じると、



そこは



上も、下も、



左も、右も、



前も、後ろも



無限に広がる闇の世界だ。



この日本の面積より、
 ....
時が過ぎるのは風のよう、感じたと思ったらもう過ぎた後だから。



人は今を生きることしか出来ないと思う。



過去を背負って、



未来のために、



今を刹那 ....
浮気とかもあったみたいでさ                           
東京タワーは家にも寄り付かず                          
家庭を顧みない砂糖が多すぎる牛丼 ....
桜散る 楊枝にさした羊羹をぷらぷらさせてベランダに春


弱さから生まれる強さを信じたら銀河鉄道追いかけて飛べ


美容院の鏡の濡れた世界にて髪と桜の競うように散る


高みから ....
折角
あなたの好きそうな
マリモを持って帰ったのに
返してきなさい
とあなたは怒ります
何故なのでしょう
家で飼うには大きすぎたのでしょうか
残念です

折角
あなたの好みそうな
 ....
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
スーパーのレジで
おつりのコインを数枚受け取ると
「わあ、お金が増えたね」
と娘は目を輝かせる

自動ドアから出るときも
「あのおばさん、きっと親切な人なんだよ」
ふわふわと歌う
 ....
塾の講師なんて仕事をしていると
子供の心に触れてしまうことがある

前に受け持っていた女子生徒が
授業中に突然飛び出して
二階のベランダから飛び降りようとした

「死んでやるー!」と何度 ....
幹さん、
どうでもいいですけど
高円寺のキャバクラで詩人っていう名刺配りまくるのはやめて下さいよ。
大将二号店で2本目のつくねをほおばりながらキムがつっけんどんに言い放った
どうでもいいけどキ ....
正月に日本酒を飲みながら詩を書いていたら
火曜日に詩を教えているキムからskymailがきた


「幹さんやばいっす、オレ犯罪犯しちゃいそうです」
『ちゃんと詳しく説明してミソ』
「ちんこ ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
1.

かみさまはいるよ、
って 
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
それは黙っておいた


だって、あいしてるんだ



2.

きのう、かみさまを見か ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
久しぶりに三人で手を繋ぐ
いつもより寒い冬
汗をかいた小さな掌は
どことなく妻に似ていた

歳を聞けば指で
三本や五本を出していたのに
今では両手の指すべてを使わなければならない ....
あのころ
とても好きだったのは
Mと云うおさない綺麗なひとで
ピアノを弾くひとでした
むきだしのあしををちいさいおとこのこども
のように
黒い椅子のうえで揺らして居たのを覚えて居る
重い ....
こぽん

ふかいところからあぶく
がひとつ。

もう一つはでてこない
とてもおくびょうらしい
彼らには感情がないというのに

はきだされたあぶくは

ふあん

どんどんのぼっ ....
インスタントコーヒーでアイスカフェオレを作ろうとして
粉をスプーンで2杯掬ってカップに入れた
ミルクを注いだところまでは好かったのだが
かき混ぜるところで思い出してしまった

10年以上も昔 ....
lazyさんのおすすめリスト(756)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒い海- とうどう ...未詩・独白10*06-9-4
ソフトクリーム- ナイトー自由詩306-8-26
死ぬ間際だよネーチャンこの言語動作は- 狩心自由詩18*06-8-23
たまご- 仲本いす ...自由詩806-8-14
それでも- プル式自由詩5*06-8-11
支え続けるもの- 佐野権太自由詩44*06-8-9
ドラえもん- たもつ自由詩9406-8-3
Your_Name_Is- ロカニク ...自由詩306-8-2
ことばが好きだ。- アキラ自由詩1*06-7-24
あ、じ、さ、い。- 水在らあ ...自由詩67+*06-7-5
キミが季節- レオ自由詩4*06-6-26
ノスタルジア- 千波 一 ...自由詩32*06-6-22
キミの隣で…- レオ自由詩206-6-19
無限の世界- レオ自由詩206-6-17
- レオ自由詩4*06-6-16
嫁の夢- 狩心自由詩5*06-6-15
日常×幻想ミックスサンプリング- たたたろ ...短歌4*06-3-25
ごめんなさいの理由- 美味自由詩3*06-3-17
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩81*06-3-10
おつり- たもつ自由詩54+06-2-26
知らないことを知っている- ベンジャ ...自由詩42*06-2-6
金金金(キムキムキム)- 馬野ミキ自由詩54+06-1-24
金(キム)- 馬野ミキ自由詩90+*06-1-22
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
かみさまについて学んだいくつかのこと- 望月 ゆ ...自由詩80+*06-1-6
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
初詣- たもつ自由詩5206-1-2
夏の朝ははやばやと起きて- なを自由詩605-11-9
あぶく- ことは自由詩2+*05-11-4
(アイスカフェオレとアイスココアと愛情と嫌悪による独白)- あめ未詩・独白605-11-4

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