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わたしたちは
永遠に探し続けるだろう
自分たちの
{ルビWhatness=本質}を
雨の音と
エアコンの音が
重なりあう
夢の汀
目を閉じると
海が見える
砕け散る
水晶の波
泡立った
真珠の泡
深い深い
青に吸いこまれて
夢か
現か
深い夜の
反対側では
きっと
誰 ....
結局は
みんな
愛のために
詩を書いている
古い教会
脈々と
受け継がれる
祈り
神を信じ
祈りを捧げる人々に
わたしは
祈ろう
その願いが
叶えられますようにと
暗闇から
出てこられないなら
ランプをつけよう
彩とりどりの
ランプをつけて
虹色に灯るランプは
この部屋を
暖かめてくれるよ
暗闇から出てこられないなら
ランプをつけよう
ほのかに
や ....
俯いて歩くのも
悪くないよ
ほら、
ハートの石、
見つけた。
彼女は車を降りて
ドアを静かに閉めた。
結局はささやかで
しあわせな四年間も
こんなもの。
「彼とは別れたから」
玄関を開けるなり
母親にそう告げた。
「何で?どこが、なに ....
僕は
いつも通り
彼女を家に送り届けた。
「ありがとう」
それから少しの沈黙があった。
僕はタバコでも吸いたいな、なんて
考えていた。
「ささやかな幸せな時間をありがとう。」 ....
bird'eyeが
空色を映して
咲き始めた
もう春
ぶれることなく
春の道を
歩こう
病室で寝ていると
コツコツと足音がする
それは
アイのサイン
病院にいる人たちは
みんなスリッパ
スタッフだって
スニーカー
革靴のあのひとの足音だけが
コツコツ響い ....
振り向かないでね
そのまま
そのままでいて
わたしが抱いている
この肩が
この首が
この背中が
わたしが全身を抱きしめているから
だから
物音がしても
振り向かない ....
駅前の
風景が変わった
再開発の名で
故郷は跡形もなく
クレーン車が行き交い
ミキサー車がひっきりなしに出入りする
変わりゆくもの
どっちみち
変わっていくのだろう
....
永遠に議論になりそうで深刻な問題、
「卵かけごはんに何を入れるか?」
・揉み海苔は絶対外せない
・ちりめんじゃこを入れたい
・しょうゆのみ!
・味の素、入れていい?
・鰹節がなきゃ
....
わたしは
耐え切れなくなって
海へと走りこんだ
冷たい海に
飛び込んで
もう
これ以上はもう
わたしは大声で泣いた
真っ青な海の中で
浮き上がったわたしは
....
ひとりでも
淋しくないよ
だって
素敵な
カレシを待ってるの
とりあえずは
こんな風に
生きてみようかな
雪から
顔を出す
白いたんぽぽのよに
あたしは
どこにでも
行ける
背中に
羽根だってついてる
足りないのは
あと一歩の勇気だけよ
空が
開いた
梯子が降りて
天使たちが
行き交う
その梯子
少しだけ
昇らせて欲しいの
会いたいひとが
いるから
花束持って
訪ねたいの
空が開いた
....
あたしの気持ち
もういらないから
全部あげる
甘いか
苦いか
わかんないけど
もういらないから
あたしは
新しい世界に
旅立つ
あたしの気持ちあげる
もういらないから
どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから
目差すのは
このまま海へ
端から端まで海
どこまでもどこまでも海
涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから
冷た ....
見上げれば
青い空
白い雲
飛行機が白い軌跡を残して
バトミントンなんかしちゃったりして
出来すぎた木曜日
よく晴れた木曜日
ちょっとはずかしくて
でも
こん ....
開けるまでが
どきどきして
なかなか
開けられないの
えいって
気合いを
込めなきゃね
贈ってくれたひとの
気持ちが飛び出すから
ありがと
ありがと
誕生日がきた
子供のころ
思い描いてた大人とはちょっと違うけど
大人になって
自由を手にした
知らないこと
知らないって今なら言える
かっこつけな ....
何かあったの?
そんなこと
忘れて
笑って…
笑お!
冷たく
凍えたこころが
だんだん
とけてゆく
雪を割る
新芽のように
あたたかい気持ちが
芽生えて
ぼくらは
朝の光を
深呼吸する
からだのすみずみにまで
光がゆきわたって
ぼくらは
光だ
この暗い世界に
明かりを灯す
光なんだ
きっと
僕らは
また
あの光を探しに
旅にでよう
確かにあった
あの
ある光を探しに
なんだかんだ
言ってみても
誰かのこころに
足跡
刻みたいだけなの
深く
深く
すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ
チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
戻れぬ想いで 自分の口にす
あたたかな あなたの笑顔で ....
冬はやっぱり
おこたがいいな
みんなが自然に集まって
他愛のない話をして
ねこもこたつで
丸くなるし
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