すべてのおすすめ
少しづつ
変わっていく
木の葉のいろ
少しづつ
変わっていく
あなたのこころ
少しづつ
変わっていく
わたしのいくさき
誰かが
森の中に捨てた
空き瓶
もう誰かは
忘れ去られているだろう
こんな風に
瓶を捨てたことなんて
飴色に変色した瓶は
少し
わたしに似て
ほかの季節は
去っていくときも
思い出しか残さないけど
秋は
たくさんのものを
贈ってくれる
ありがと
そして
永遠のさよなら
また秋は巡りきても
この秋には
も ....
冬がくるから
木々が
葉を散らす
一面のきいろに染まる
大地を
カサカサと
音を立てて歩く
一面の陽だまりを
あたたかき
陽だまりのきいろを
寒い夜
あのひとと
ふたりで
ワインを少しと
沈黙をわけあって
ねぇ
やっぱり私
あなたが好きだよ
この暖かさ
ぬくもり
もうなにも
いらないね
諍いも
....
まるで
血の色の
大きな月がでていて
僕のこころは少し
震えたけれど
キミが
ルビーみたいね
って言うから
少し救われて
僕はジェイドが好きだなって答えた
けど
血の色は
僕らに降り注いで ....
私には親友がいます。
ただもう会えないだけで。
今まで生きてきて
半分以上、
ほとんどの年月を一緒にすごしてきました。
今日は私にとっては
親友の月命日。
ほんとうは明日なんです ....
カサブランカから
蜜が滴り落ちる
そんな
ささいな出来事が
私の日常を
軽くする
花を見るだけでも
単なる日常が
あたしは歌がうたえないから
遠くから
ハーモニカで吹くよ
Happy Birthday To You
おめでとう
おめでとう
あなたに
お誕生日
おめでとう
満たされていく
月が
満たされていく
海が
満たされていく
わたしが
あなたに
時計の針が走り続けて
止めることはできない。
こうやって
パソコンに向かっていても
眠っている間も
ぼんやりしていても
どんなことをしても
時間は過ぎていく。
時間は止まってく ....
朝から
さりげない
スマイル
テーブルの上に
残された
スマイル
ありがと
朝から
元気でたよ
もう
笑顔で
好きって言っても
いいのかな
クリスマス
枕もとにはプレゼントがあって
そんな日だけ早起きした
幼いころの自分
もう
大人になってしまって
サンタクロースはサンタクロースだって
気がついてしまった
ただ ....
堕ちてくか
あがっていくか
本人しだい
だけど
あなたを
たすけたくて
散りじりに
なった 落ち葉を
繋がりに
たとえるなんて
とても 陳腐で
だけど
ゆっくり出来る朝には
ふたりでモーニング
白い息でも
ふたり歩いていく
しあわせな時間
待っているのは
あたたかなカフェ・オレ
お砂糖入れる?
香ばしい
トーストには
シナモンを振って
茹で ....
今は
臆することなく
未来が語れる
そんな気がした
怖いこと
たくさんあるけど
怯えることなく
希望を語れる
そんな気がしたんだ
吹きゆく寒風に
身をまかせて
鮮やかに
街を彩っていく
イルミネーション
今の季節だけ
だって
クリスマスが近いから
今からプレゼントを考えてるひとも
きっといるんだろう
あげたい相手を思い浮か ....
夕方
街中で待ち合わせをして
あたしの糸と
あなたの糸が
みんなに邪魔されてつながらない
糸が
糸が
絡まりあって
街を歩いている
いろんな色の
糸が
どんな水たまりも
空を映していて
鏡がたくさん
地面に
木々や
家や
電信柱や
飛び去る鳥たち
ときには
女子高生の
スカートのなかも
鏡は映しだして
わたし
あなたの瞳が好き
あなたの見て ....
日陰はもう
寒いね
ベンチに座って
そんなこと言いながら
ふたり
未来を喋りあった
小鳥がちゅんちゅん
邪魔したけど
冷たい微風も
ふたりを追い立てようとしたけど
....
遠く遠く上空に
白く銀色に
きらきら光る
ちいさなちいさな飛行機
あの空に
たくさんのひとが
いまごろは
朝ごはんを食べて
目的地を楽しみに待ってる
着いたらきっと
待 ....
さよならを言った風に
別れを告げて
方位磁石をつけて
慈悲なんかないのね
枯葉をくしゃくしゃに踏みつけて
こんなに一晩中飲んでたら
明日の朝は目覚めがいいかも
秩序
平 ....
堂々としてて
あたりまえね
だって
秋だもの
けれど
すすきは囁く
もうすぐ引退だよ、って
いちめんの
すすきの野原
冬には
枯れてしまうけど
今は主役
すすきの晴れ舞台
秋が冬に
封じ込められてる
パリンって
薄氷を割ったら
きっとまた
秋が顔を出すけど
赤いきれいな秋が
短かった秋
また来年会えるまで
コンビニで
新製品は必ずチェック
電車のなかでも
いいひといないか
必ずチェック
でも
やっぱり
あのひと以上のひとはいなくて
ぐちゃぐちゃに酔っ払って
どっかの公園で寝転がってる
ここってどこなんだろ
わかんないや
今日はどんなやつが
あたしの上に乗るんだろ
どうでもいいから
じゃんけんで決めて
....
凍てつく寒さ
バスを待つひとたち
駅へ急ぐひとたち
自転車の学生たち
みんなみんな
白い息をはいて
鉛色のそらの下でも
みんな
一生懸命に
生きてて
ど ....
青いそらも
白い雲も
あなたも
ぜんぶ
いっぺんに
抱きしめられたなら
私は深い深い湖の底にいるみたい
そこは光も届かなくて
でも
ずーっとそこにいる。
淡い淡い
小さな泡が
私の周りを取りまいている。
もう
もがいたりしない。
神様、
助 ....
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