すべてのおすすめ
洋酒の入ったチョコレートが好きで
ちびちび食べている
いっぺんに食べると
アブラカタブラ・・・
胸やお腹が
しぼんだ風船の手触りだ
こころの中でつぶやくのはヨシ
口に出して言ってはな ....
わたしのふたつ
かくりとまわる
わたしにつもる
くちびるがおもいだされる
くちびるがおもいだされる
そのおくをもとめたくなる
とどまらぬ冬
とどま ....
胃けいれんを起こしたり
風邪を引いたりしてる間に
12月になりました。
なぜだかとても忙しい日々です
最近
朝ごはんをちゃんと作るようにしています
夫は夜中のアルバイトを始めま ....
明日は晴れだそうだ
一ドルは百十四円だそうだ
独居老人が遺体で発見されたそうだ
宝石はみんな鳥に
持って行かれたそうだ
誰かが売春で捕まった翌日に
似たような誰かが
表彰されてい ....
ガラス瓶のなかの
北風に乗って
飛んでいく一羽の鳩
おまえは
空に引かれた
ひとすじの水脈
かぼそき涙の痕跡
花のようにふるえる声
おまえは
幼年時代
滴りこぼれゆくはずだ ....
カステラたべたい
ロールケエキを
うちでは
ばあちゃんが
カステラとよんでいたので
いまもそれで通る
家庭とは
そおいうものである
ちなみに
ブランデーケエキや
....
しっぽまで
あんこの詰まったたい焼きを
頭から食べると
おしりからいつか
あんこがはみだす
私たちもそうだろう
いつかは最後にはみだして ....
わたしのなかにも
ちいさな子どもがいて、
大人になってしまったわたしを
おおらかに抱きしめているのだろう。
それに気づかせてくれたのが
あなただった。
小学校の先生をしていたという ....
一粒の雨が傘に弾いて
百匹の蛙になった
百粒弾いて
一万匹の蛙になった
一万匹は
すぐさま姿をくらまして
それっきり雨は止んでしまったから
微かに地面の濡れたところが
....
冷たい空気
りんごは蒼に染まって
夜を形作っている
街は静か
だれも目を伏せて
雪が降る季節までもう少し
動かない
ホームレス達の息遣いが
白く
空に昇って
月は悲しみ ....
私は地道に働きます。
私は何を目指しているのだろう。
日曜日、ふとそんなことを考えてしまいました。
おうちもほしいです。
立派な家はいらないのだけど。
後ろの壁が外れかけたので食器棚 ....
俺らは
先生がもうすぐパパになるなんて知らなかった
九日は先生休みで
生物の時間潰れちゃって
そしたら代理の先生が教えてくれて
どうしようもなく慌てちゃってさ
どうするどうするって
別に ....
あなたを思い悲しくなることで
わたしは今日を生きている
なにもないところで躓きそうになる
と紙に書いてみる
東京の前に
あなたの天気を確認する
いっきに何かを啜る
戸惑い ....
あなたは書きかけの本
痛みも苦しみも綴ってゆこう
今だけを切り取ってみつめないで
自分で物語をプツとやめないで
あなたはまだほんの序章
物語はどんな結末だろうと
終わりを ....
公園の
ぶらんこの前に
散乱した
足跡
視床下部に
舞い込んで
そこで朽ちる
落ち葉
はい
だいじょうぶです
わたしは
元気です
ぷくっとうまれた胸のなか
じくうとばずのあわになる
ことばにはりつけえいえんを!
つくりものでもいのちをおくれ
....
のんちゃんは首をかしげました
(どうちて、うちゅーには、くうきがないの?
神様は、深く息を吸い込み
腕組みをしました
(ねぇ、どちて?
(ねぇ、ねぇ、どおちて?
眉間に皺をよせ ....
*
今宵もまた
お父さん
あなたは咳をしていますね
青い毛布をかけましょう
それはあなたの首元で
小さな海となるでしょう
*
お父さん
わたしは
あなた ....
心臓がね
シャーシャー
っていうの
トクントクン
ってなるのは漫画の世界だけなのね
私の心臓は
シャーシャーって
時々
休憩するみたいだけど
私が悲しくても
....
あたしは
ほんとは
なまけもの
ナマ
ケモノ
生
獣
獣は
食べて寝て
獲物を探す
獲物になる場合もある
....
ふらふら
するの
こっちは川
ふらふら
蛇行する
急なカーブは
大きく膨らんで
対向車線に
はみ出るのね
自転車の時はね
フラフラしながら
今日の ....
もうこれ以上失わずにすみますようにと祈るように残ったがらくたを数える一番大切なものはまだ失っていないはずとは言うものの確信はない一番大切なものはまだ失われていないのではなく残ったものの中から選ぶだけの ....
わたしは宇宙船です
分厚いドアです
小さな窓です
銀の屋根です
(空になったタンクを捨てて
(身軽になるんでしょ?
(生きるために
わたしは宇宙船です
緋色の闇です ....
息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする ....
戦争を知らない子どもたちが
大人になって
大人の信用を知らない子どもたちが
大人になって
戦争を知らない子どもたちを知らない僕等は
髪の毛が茶色いと許されないなら
携帯電話を持つと許されな ....
{引用=求めろよ。
そうすりゃ与えられるぜ。
捜せよ。
そうすりゃ見つかるぜ。
たたけよ。
そうすりゃ開かれるぜ。
だれだって、
求める奴はもらい、
捜す奴は見つけ出し、
....
雅、お父さんの禿はな、太陽を映す鏡なんだ。
ほら、見なさい。りっぱにお父さんの頭には太陽が光ってるだろ。
太陽みたいでかっこいいだろ。
小鳥さんたちもさえずりながら、お父さんのはげ頭に近 ....
ツユクサのおいしげる
野に生まれた
子供たち。
たのしげな声。
銀河やら
星雲やらが
わきたち
ひとしきり
銀色
橙色などに
燃えたあと、
ことしも
夏は
去ってしまった。
....
この植物公園に薔薇の花が咲いております
あの日貴方と歩き回った道は今でも変わらず
芳しい香りを満たしております
貴方に抱かれることだけを想い
この日を待ち望んでおりました
後悔はしており ....
母さん あの青い鳥 緑の小鳥は一体何を探して飛ぶの?
……それは坊や 鳥はあの青い空の そのまた下の青い空の中
仕舞い込まれた宝物を毎日かいさぐって飛んでいるのよ
母さ ....
水在らあらあさんの未詩・独白おすすめリスト
(261)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いのしし
-
蒼木りん
未詩・独白
3
06-12-8
ノート(43Y.12・6)
-
木立 悟
未詩・独白
4
06-12-7
2006.12.6今日は久しぶりに洗濯を外に干したよ日記
-
初代ドリ ...
未詩・独白
12*
06-12-7
頽廃
-
吉田ぐん ...
未詩・独白
9
06-12-6
鳩
-
青色銀河 ...
未詩・独白
10
06-12-3
いまも
-
蒼木りん
未詩・独白
2
06-12-1
ц
-
ピッピ
未詩・独白
6
06-12-1
子どもの隣り_(灰谷健次郎さんを偲ぶ)
-
まほし
未詩・独白
14*
06-11-25
夕日のマフラー
-
杉菜 晃
未詩・独白
15*
06-11-22
BlueApple
-
マッドビ ...
未詩・独白
6*
06-11-21
2006.11.20すごく寒くなってきて時々考えてしまうのよ ...
-
初代ドリ ...
未詩・独白
6*
06-11-20
メンデルちゃん
-
士狼(銀)
未詩・独白
11
06-11-20
小さく揺れる
-
フユナ
未詩・独白
6
06-11-19
死なないで
-
さくらほ
未詩・独白
14*
06-11-19
ゆっくりでいいと思う
-
吉田ぐん ...
未詩・独白
5
06-11-18
生あるいは性あるいはせい
-
うたかた ...
未詩・独白
3*
06-11-17
のんちゃんと神様
-
佐野権太
未詩・独白
14*
06-11-17
きえる—父へ、きれぎれに
-
吉田ぐん ...
未詩・独白
13
06-11-17
私の心臓
-
初代ドリ ...
未詩・独白
3*
06-11-15
なまけもの
-
蒼木りん
未詩・独白
3
06-11-13
だから歩いていくんだね、でも今日は帰ろうか
-
初代ドリ ...
未詩・独白
4*
06-11-13
欲深い祈り
-
渦巻二三 ...
未詩・独白
5
06-11-13
宇宙船わたし号
-
umineko
未詩・独白
7*
06-11-13
わからないことだらけ
-
ふるる
未詩・独白
18*
06-11-13
「戦争を知らない子どもたち」を知らない子どもたち
-
ぽえむ君
未詩・独白
15*
06-11-10
マタイだぜ
-
青色銀河 ...
未詩・独白
9
06-11-8
父の鏡
-
Fnoon
未詩・独白
5
06-11-7
虹
-
青色銀河 ...
未詩・独白
7
06-11-7
薔薇の想い
-
茉莉香
未詩・独白
2*
06-11-6
希望の小鳥〜詩的小話〜
-
きりえし ...
未詩・独白
6*
06-11-5
1
2
3
4
5
6
7
8
9