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夜の静けさに
身をひたすと
闇が優しくて
こころが
満ちる



祈る
せめて
私の大切な
存在たちが
笑顔でありますようにと



人生は一度限り
私の肉体は一 ....
ペンギンは
空を飛べないのではない
空を飛ばないのだ
翼は泳ぐことに特化している
空から海の餌を狙うよりも
餌いる海を泳ぐことを選んだ

ボクは
前へ進めないのではない
前へ進まない ....
自分が幸せと思えば
そこは天国
自分が不幸だと思えば
そこは地獄
天国も地獄も自分の心の中にある
暑いから寝たくないんだ

眠いんだけれど 睡眠薬は適量飲んだから

夢の中か空想かどこか向こうでウィスキーをダブルで

現実でもないのにずっしり重いバカラグラス

さすがのガラスの塊と ....
そうして、
窓に叩きつける夕立ちを眺めていると
心のいちばん深いところで
理解できる
君は何ひとつ
本当のことなど言わなかったと……

ベランダに迷い込んだ
茶色い蛙を
そっと田んぼ ....
正義は破壊に加担した
枯れかけた地球
生きのびるために
最期の抱擁
種を超え交ざり合い
限界突破して
母なる個体が残された

羊水に守られて
夢見る木霊の仔
月暈に包まれた
月の ....
凍り付いていく
彼の声が揺れ震え
透明な呪いとなり
意識に貼り付き
性別を失いながら筋立ち
絶対の孤独の壁を波打たせ

うねる唸る うねる唸る 、

 何度でも人、
  自分の世界 ....
雨音に
打たれ
鳴りひびく
空っぽの胸に
よみがえるあの人の言葉
つらい時
つらいって言わないから
わからなかったわよ

あんた
今になって言うんだもの

それに
生んでくれてありがとうって
なんで
今になって言い出すの
泣いちゃうじゃない ....
明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する

あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ....
(村一番の期待の星の輝く見えずこの都会では)

研究者は喧嘩を教わった
まだみぬ真実の嶺をめざすために
研究者は優越の方法を教わった
個ッココッ個として屹立するために

指導教官K教授お ....
つかれちゃったあ
だから今は
その時その時に
反応するだけで
いんじゃね



秋の光に
秋の草が
まだ
青々と浮かび上がり
息をしている



氷入りのお水を
 ....
光に
映る
よろこびが
悲しみの
影を落とす
まあ
いろいろとあるさ
しかたない
でも諦めないよ
このいのちは



自然は
もともと
多様な世界だ
私も自然の一部
私のちいさな命光る



この
いのちを
 ....
涙を硯に溜めて

透明な文字の手紙を書きました

住所がわからないので

相手に届くことはないでしょう

窓を開けて秋風を待っています
なんだっていいよと言いたかった
あなたがさえずるのが聞こえたから
音の羅列があれば
どんなことでも想像できたから
となりの部屋で
だれかにむかって
さえずる愛が
わたしにだけ聞こ ....
天国も地獄も信じてはいないが
死んだらやはりどこかに行きたい
煙になって消えるだけでは
あまりにもさみしいから

海の見えるところに行きたい
サーフィンにも水上バイクにも
磯釣りにも興味 ....
君から出られない
息は できる
天窓には触れられる でも
くぐるにはどうしたって 想い出で肥大した頭が邪魔なんだ

君を壊さなきゃ出られない
恋で肥大した自分ごと砕く覚悟は
まだ、無い。 ....
祈りや願いを書くことは容易い

けれど

必要な事だとも思う



だから

夢みたいな事を書こう




世界が平和で幸せでありますように


ん、見覚えが... ....
窒息から逃れたいのなら
おまえの起源を追う為だけに
寧ろより深く潜行してみよ
濡れた雛型を金属の鞄に格納し
霊魂だけを標本に仕立てる職責をわたしは背負う
遥かな帰途へ篝火を焚く周到さこそが
 ....
時々
人知れずつぶやく
「捨てる神あれば、拾う神あり」と
時々
晴れる

時には、
捨てる神と拾う神が同じ神の場合もあるだろう。
時々、自分のことを
捨てる存在が自分の時もあるだろう ....
恋わずらいの人魚に声を貸した
異形がしあわせになるのを見たかった

吟遊詩人の夢折れそうなカラスから声を借りた
喉を巧く操れば 最高に扇情的な旋律が紡げた

人魚に貸した声は戻ってこないだ ....
想望されていた標は
産聲と共に遺失してしまった
一本の枯枝
鮮明な暮相のなかで
それは赫い雫を滴らせながら
壕を指し示す
雪片と足跡を北風が浚うころ
刑吏の貌は逆光に黒く
まるで給餌を ....
土砂降りの雨がおまえを濡らし、
からだが小刻みに震えているのを見た
星の巡りじゃなく、俺はここにいる
華奢でしなやかな声をキスで塞いだ

信じられるのは、息と瞬きだ
うなじや首筋 ....
根なし草だった私が、
根を張ったのは
夫でした

夫に寄生して
ほとんど養分をもらうばかりでしたが
ほんの時たま
養分を還流できたと思っています

例えば、バーバーのアダージ ....
その
命に
救われている
私の命
しんとする
組織の飼い犬がビルから落下し凄惨な死を遂げた。その跡は通勤電車で誰かが溢した酒のようにベタついていたが次々と踏まれて下足痕で上書かれた。素直に弔おうとすれば同じ志のはずの誰かは必ず組織のスパイだ。散り .... 映画館の小鳥の絶壁。
小鳥の絶壁の映画館。
絶壁の映画館の小鳥。
映画館の絶壁の小鳥。
小鳥の映画館の絶壁。
絶壁の小鳥の映画館。

球体の感情の呼吸。
感情の呼吸の球体。
呼 ....
縞猫は廊下に飛び出していく

子猫の頃から

老猫になっても

飛び出していく

「ダメだよ お部屋戻るよ」

飼い主はいつも抱っこして部屋に戻す

昔よりすぐ捕まって

 ....
私は、ただ、彼に、私を見て貰いたかった


私が本当に恐ろしい化物だとしたら
あんな小さな薄い傷で終わらせる訳がありません
彼を必ず仕留め、ズタズタに切り裂き、高笑いをしたでしょう
 ....
陽向(2躯-30~35)さんの自由詩おすすめリスト(647)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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