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{引用=たった一杯のカクテルに託した夢物語}{引用=月の流れのように見えたのは
私が酔っていたから
あなた自身の美しさを知らないあなたの
金糸雀の様な笑い声を
頭上高くに聞く}{引用=そのシル ....
こんな腕じゃウエディングドレス着られないよ
美味しそうな卵焼きだね
でも朝は要らないから 
      ーー珈琲でいいよ

生きるのと死ぬのと どっちがいい?
岡崎京子の漫画の女の子になり ....
世界を悲劇がおおうとき
人々にできるのは
母の胎内にかえることだけ
しかし、われらには
かえるべき胎内はない
なぜなら、
母親とわれらは
まったくの他人なのだから
あんなに永遠だった花も
過ぎてしまえば永遠でなくなる

嘘みたいだ
今までを永遠と呼ぶこと

永遠が終わり
実存の穴埋めが始まる

埋まらないまま時が流れる
その間も日々の生活があ ....
初夏の風に吹かれて
ぼくは睡魔に襲われた

李白と盃を交わし
{ルビ白酒=ぱいちゅう}を底まで飲んだ
青い瞳の舞姫は{ルビ胡旋舞=こせんぶ}を踊り
宴は興を増してゆく
李白は酔えば酔うほ ....
彼には、入れ墨があった。
革ジャンの下に無地の白いTシャツ。
ぼくを見るな。
ぼくじゃだめだと思った。
若いコなら、ほかにもいる。
ぼくはブサイクだから。
でも、彼は、ぼくを選んだ。 ....
土留色のナイショが蠢いている
秘めごとを沢山食べて大きくなった
巨大な海鼠にも似たナイショが床を這う
ナイショの匂いは潮風のようだった

こんなに丸々と育ってしまったら
きっといつかバレて ....
{引用=
日々の蓄積された労働によって、もうすっかりとひび割れて、枯れきってしまった。そんな心の大地の奥底から少しずつ滲みでてくる、君という存在を知っている、ボクの中から生じられた、補おうとする水な ....
 アテネの丘から
 陽の落ちるのを眺めた人
 暖かい心がある
 鋭い頭脳がある
 広い度量がある
 だが そのどれよりも弱々しい男の魂が
 彼自身を求めている時
 かたい指がある
 細 ....
むかし戦争があったなんて
――きっと嘘だ、

円柱型のチョコレートを
小さな花紋のある包み紙を破って、
贈り物だと信じて食べた
チョコを食べると、熱くなって
自分が強くなるのを感じた
 ....
銀行へ行った日、自転車で坂を下ると、急に夏の顔になった道がひらけて、水色の画用紙を引き裂いたように、夏空が目の前にせまる。ああ、もう夏か。

それで私は小学生の頃を思い出す

なんだかちょうど ....
いたいけな こ を
いだくなら
いたみなど ない

いだくなら
いだかれてしまうから
いだいな なにかに
 朝に新緑の雑木林の
 波打ち繁茂する葉々眩しく


眼差す眼、差し出され凝視し


 昼に黄ばみ萎びるツツジの花
 過ぎ去りゆく輝きの赤・白

 夕に雨の降り注ぎ強まり、

 ....
どの道
絶対
叶う
約束を
こころまちにしている



新々・五行歌五則には
「内容などには制約をもうけない」
とある。しかし倫理を
無視出来ない人も居る
だろう。でも私は言 ....
ゆるゆるとながれている
今もながれつづけている時間を
ふいにとめた とある春の庭がふたつ
となりあっている
ひとつは住人によってよく手入れされていて
赤いチューリップが笑い
黄色のパンジー ....
太陽丼!
丼ぶりのうえに、
ただ目玉焼きをのせただけの、
とてもシンプルな、
たべもの、
熱々の、
透明なうすい膜を二本の箸でつきやぶって、
まるで黄いろい溶岩のように流れでてくる、
 ....
まあるい命たちが
ぽんぽんぽんと
軽やかに跳ねるように駆ける
陽だまりのなかで

艶々とした瞳
揉み合って取っ組み合って
じたばたとひっくり返る
小さな手足を伸ばして

ころんと横 ....
{引用=
打ちあげられたように、青白いシーツの砂浜の上で晒されている。まどろみ。おだやかな白い波に晒されながら、そよと吹く風に晒されながら、あるいは無数にきらめく石英質の砂塵に晒されながら。そして、 ....
ボクが今年の元旦に死んだ
数週間前から食欲がなくなっていた
それでもワイフとの散歩には行きたがった
隣の犬にワイフが一目惚れしてから
勤めで多忙な飼い主にかわって
毎日ワイフと散歩していた
 ....
読点でできた蛙


なのか
蛙でできた読点なのか
文章のなかで
勝手に
あっちこっち
跳び廻る





読点でできたお酒


ヨッパになればなるほ ....
 折れた、
 夏草の茎の
 尖端から
 滴る汁、
 突然静かになった水場
 あのひとが愛の、
 愛の在処をわかっていると誤解したままで
 おれは死ぬのか
 麦を主語に従えた季節は終 ....
めいっぱいにひろがった、
快晴の青空のした、
さわやかに吹く初夏の元気な風をめいっぱいに受け止めながら、
学校の屋上で、
どんどん成長してゆくような、
そんな果実の可能性と期待感、
その真 ....
風に吹かれて
彷徨う路は
振り返ると既に消えている
星々を眺めていても
狂った軌道を示しているだけで
お似合いの月と鏡はひそかに話し
ぼくを騙そうとしていた
時計の針は止まり
星の降る ....
 叫びのない窓が額装されるまでに
 まずは県民会館で
 エッチングとして公表された
 田舎者たちにかこまれ、
 曝された色彩が
 夜ごとかれらのなかで這入って
 やがて追放された

 ....
あまいお酒が沁みてるケーキ
まるであたしの脳みそみたい
ねじがゆるくて軽やかだから
きみのことも縛らない ぼんやり見送るの
旅のおみやげは 自慢と ジョッキに一杯のぐちと 
アンゼリカみたい ....
時間屋という屋台が最近この街にも見られるようになった
もう少し生きたいという人や
あの時間に戻してくれというような人
未来の時を希望する人
今をもっと濃い時間にして欲しい人
二十四時間を三十 ....
むすびめがほつれて
じゆうにほころんで
咲く
水平線まで
等間隔に続く道
深海から
水面を通して、陽を仰ぐ
さまざまな
屈折の偶然の中
ひとすじが
花と名のつくものすべてを咲かせる ....
雲間に見えた朧月外堀眺める逢坂ブルース

雲間に見えた朧月外堀埋める逢坂ブルース

眺めうめられ冬の陣
たたくかおすかそんなもの
会話だけでは
君を理解できない

熱いキスをしないと、
心は通わない

一晩じゅう愛し合って
瞳と瞳で想いを映しあわないと
夜が白みはじめても
心は暗く閉ざされたままだ

どうか ....
昼に、近くのイオン・モールで
いつも使っているボールペンを買おうと思って
売り場に行ったら、1本もなかった。
MITSUBISHI UM-151 黒のゲルインク
ぼくの大好きなボールペ ....
陽向(2躯-30~35)さんの自由詩おすすめリスト(647)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モヒート- リリー自由詩12*24-6-24
いいよ- 印あかり自由詩4+24-6-22
Tainai_Kaiki- 瀬戸さん ...自由詩3*24-6-20
ピークアウト- mmnkt自由詩624-6-16
【夢の欠片】午睡- レタス自由詩6*24-6-16
マールボロ。__- 田中宏輔自由詩13*24-6-16
ナイショ- atsuchan69自由詩12*24-6-16
水精Ⅱ- 本田憲嵩自由詩1524-6-16
悪魔- リリー自由詩8*24-6-13
恵みのチョコレート- atsuchan69自由詩13*24-5-25
銀行と自転車、空- うめバア自由詩1024-5-24
いだく- るるりら自由詩1024-5-12
- ひだかた ...自由詩424-5-1
※五行歌_五首「どの道」- こしごえ自由詩6*24-4-30
にわくらべ- そらの珊 ...自由詩15*24-4-29
太陽丼- 本田憲嵩自由詩10*24-4-28
すこやかに- ヒロセマ ...自由詩12*24-4-26
石化びと- 本田憲嵩自由詩1124-4-25
喪心- zenyama太 ...自由詩6*24-4-20
読点。- 田中宏輔自由詩11*24-4-19
Alone_Again_Or- 中田満帆自由詩624-4-15
推しの子- 本田憲嵩自由詩824-4-15
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窓のある風景- 中田満帆自由詩724-4-13
サバラン- 福岡サク自由詩6*24-4-10
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大阪城決戦(即興ゴルゴンダ、r6.0218- wc自由詩624-3-11
くちづけ- atsuchan69自由詩6*24-3-5
Ticket_To_Ride。- 田中宏輔自由詩15*24-3-2

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