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亡くまで薄めて
景色が金色に染まる前


彼は眠っていないのだろうか
骨があるので
手を合わせた

冷たく穏やかな風は9月の終わりの秋に相応しく
望ましい
花屋 鯛焼きや  ....
暑いから寝たくないんだ

眠いんだけれど 睡眠薬は適量飲んだから

夢の中か空想かどこか向こうでウィスキーをダブルで

現実でもないのにずっしり重いバカラグラス

さすがのガラスの塊と ....
縞猫は廊下に飛び出していく

子猫の頃から

老猫になっても

飛び出していく

「ダメだよ お部屋戻るよ」

飼い主はいつも抱っこして部屋に戻す

昔よりすぐ捕まって

 ....
夜のごみ捨てへ

袋を抱えて

白い壁にヤモリ

張り付いて くねらせて 這って

電灯に抱えた半透明な袋が白く光り

しわが艶めかしく

「ゴミはその日の朝に捨てましょう」
 ....
陽向(2躯-30~35)さんの秋也さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
繁華街の寺へ- 秋也自由詩524-9-25
もうすぐ今年の秋彼岸というとある夜- 秋也自由詩324-9-16
飼い猫の名はアリス- 秋也自由詩524-9-11
隣りの部屋のクーラーの音がうるさくて- 秋也自由詩423-9-19

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