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しぶとく生きようぜ
たとえその生きざまがどんなにぶざまで惨めったらしくても
怯む事などない
しぶとく生きようぜ

しぶとく生きようぜ
たとえペンが剣より強くても
インクが切れたら役にたた ....
死にたいと思いながら 同じ時間に目を覚まし
死にたいと思いながら リンパ浮腫になる心配をし
死にたいと思いながら ラジオ体操をしたりする


死にたいと思いながら お茶を飲み
死にたいと思 ....
かがり火を消し去る
純、潤、順

水が焼ける音
の、背後からは
翼をもがれた旅人が
一人
赤の渇望へと
にじり寄る
旅人が
その
赤の渇望の
窪みへと
とく、っと流し込んだ ....
あの日あの夜、失恋した想いはちっぽけな星のようにわたしの胸から消えてしまいました。
ー幾年月が過ぎて

あの日あの夜、多くの人々が悲しみとともに見上げた夜空には満点の星々が、
、それはいま ....
さあ悟れずに生きていく

線路に財布を落とすようなとき

駅員がひとりもいないようなとき

ホームから降りて財布をとるようなとき

だれかが非常停止ボタン押して大騒ぎ

平成は昭和 ....
来たので、
わたしは
行きます

黒ずんだ窓の向こう側
鳥たちが飛ぶその上を
沸きあがるようにして
来たので

窮屈な靴ばかり履いていた
厚ぼったい肌をしてがたがたふるえて ....
滞在時間が近づいて
右手からプラズマが出てる

あなたの食べてるものを食べてみたかった
あなたの飲んでるものを飲んでみたかった

ひどい別れ方をすることになるけど
それまでいっぱい、 ....
 
 
めざめ また往ぬ 

途上の椅子 ひとり 


とほきこころ とほきねむり 


ふと おぼえたる 

すわるしぐさ 


だれとふけはいなき 

思ひ出の  ....
{引用=(*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に .... まるで白昼夢だ
満月の頃
青空に黒い月が浮かんでいるように
胸には小さな宇宙のような穴が開いていて
埋める星の金平糖を探し続けていた

潮の香りの染みついた
大きな河の静かな照り返し ....
薄暗いトンネルを抜ければ
明るい陽差しが待っている

トンネルの向こうに
理想とする現実がある
徐々に見え始める

闇は続かない
抜け出せばそこは
光溢れた場所

トンネルを出る ....
この深夜、
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く、その時を
あなたが好きなのに
あなたの姿をみながら
交差点で右折するバスに乗ってるみたいに、
永遠に逢えない。


整えられた本棚のなか
しょくぶつ、と、てんたい、の
あいだにはさまれ ....
たとえ
俺が歩けなくなったとしても
路は途切れないさ
たとえ
俺に朝が来なくなっても
街路の樹木は立っているさ
たとえ
俺が夜に溜め息をつけなくなっても
繁華街の立て看板に明かりはつく ....
うす汚れた
けだものの涎が熱い

この顔に
塗りたくられる
情熱の匂いがする
ねばつく息がくさい

それを
好ましいと思ってしまった
わたしの心臓が早い

いだきたい背中に ....
ずっとずっとかかわっていたい
気持ち

痛い

腐れ縁とかいったっけ
ふたりがふたり
好き同士でも
ふたりの
ためにならない
好きもあるものね


そんな恋って
しっく ....
広島の牡蠣が美味しい
栄養豊富な川の水

牡蠣小屋が人気
広島の三カ所にあり
良い香りを漂わせる

身が大きくて
食べ応えがある

どんな料理でも
とても美味しいけれど
焼き牡 ....
りんごを
横にスライスしていくと
星の形が現れた
こんなところに
ひっそりと
神様がいたことを
初めて知った
冬の日

湯気みたいな嬉しさを
胸であたためて
いっとき
死を忘れ ....
好きと嫌いの二つの感情
お互いを強く意識してしまうのが自然だよね

好きだらこそ
それを相手に悟られたくないって思いに支配される事もあるし
嫌いだからって
それを相手に見透かされたくはない ....
はじめて書いた文字は
まどかの「ま」だった
うれしかった
母がほめてくれたから

不思議の国のアリスを読んでもらって
気に入った言葉を
画用紙に集めて色を塗った

コタツに入 ....
在るもの在るもの
ゆっくりと静止し佇む
夕暮れ時、
宇宙の巨大な静かさ
降って来る降って来る
むっかしね、
書いたことがあって、
あたし最近記憶力バカになってるから、
どこで、どんな文章で書いたか、
まるで思いだせないんだけど、
書いたフレーズだけ、
アタマの何処かに残っていて
 ....
寂しいのは怖いんです
心や
言葉まで
寒くなってしまうから

寒いのはいやなんです
子供のころの
冷たい雨に打たれた
終業式の日が思い出されて
通知簿を仕舞い込んで
悩んでいた ....
手を合わせて
いただきますと言う

感謝して
美味しくいただく
自然のままの味

いただきますは
大切な言葉

食材に感謝して
周りに感謝して
両親に感謝して

いただきま ....
いとしいといわない
愛しさ
さみしいといわない
寂しさ

祖母と行く畦道
ふゆたんぽぽを摘みながら

手は
手とつながれる

枯れ野には
命の気配がして

墓所には
命だ ....
電車という文字に普通が乗ると
普通でなく思えるのは普通じゃないのかな

もしかしたら私は意味不明な存在なのかも知れない
それはともかくとして
滅多に乗らない電車にその日乗ったのは
東京に行 ....
久しぶりに近くの森林公園へ家族みんなで出かけた
元競馬場であった公園は楕円形で木々に囲まれ
その中は芝生が一面に覆っている

車椅子を出し細い女性を乗せ
二才の息子を負ぶって歩き始めた ....
もうすぐ
トンネルだね。
息子がつぶやく
車内は空調がきいてあたたかい
帰路を走るフロントガラスに
ちらちらと落ちる雪

しろいね。
冬が深まるたび
吐く息が白くなる
 ....
ポストに投函した手紙が何処へ届くかは解らない
宛名と宛先を忘れた
差出人とその住所も忘れた

そんな封書の中身は便箋が数枚
便箋には文字を綴るのも忘れた

そんな手紙は迷子になって
い ....
老人はおまえに
ものを
放りこむ
赤々とした
その口へ

おまえの頭上で鍋が笑っている
数限りない夕餉の匂いがおまえに
染み付いている、また酒の芳しい香りと
血の流れと涙は静かに漂っ ....
犬絵さんの自由詩おすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しぶとく生きようぜ- こたきひ ...自由詩419-3-13
アンビバレンス- 涙(ルイ ...自由詩819-3-13
イリスィリサイト- 中原 那 ...自由詩419-3-13
3.11- ツノル自由詩2*19-3-13
孫悟空の八つ当たり- ペペロ自由詩819-3-12
来たので- はるな自由詩619-3-12
オイル缶の食料庫- mizunomadoka自由詩419-3-12
(_椅子_)- 墨晶自由詩319-3-12
旧作アーカイブ1(二〇一五年十二月)- 石村自由詩14*19-3-11
まるで人生って!- 立見春香自由詩1019-2-16
トンネルの向こう- 夏川ゆう自由詩419-2-16
すっと孤独に留まりながら- ひだかた ...自由詩1219-2-16
だいじなことはそこにあること- 秋葉竹自由詩519-2-15
俺が歩かなくても- こたきひ ...自由詩1119-2-14
ほほえむ_顔- 立見春香自由詩819-2-12
狂った花の恋- 立見春香自由詩719-2-11
牡蠣- 夏川ゆう自由詩419-1-26
りんごの神様- そらの珊 ...自由詩13*19-1-25
正と負を抱えているんです- こたきひ ...自由詩319-1-20
誰に弓を習ったの?- mizunomadoka自由詩1519-1-20
推移3- ひだかた ...自由詩519-1-19
しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。- 秋葉竹自由詩519-1-19
冬の雨- 立見春香自由詩1519-1-19
いただきます- 夏川ゆう自由詩619-1-19
小さな散歩- そらの珊 ...自由詩2019-1-18
普通電車に乗って- こたきひ ...自由詩919-1-9
森林公園- 羽根自由詩15*19-1-6
夜をたぐる- かんな自由詩5*18-12-24
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