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あなたが好きなのに
あなたの姿をみながら
交差点で右折するバスに乗ってるみたいに、
永遠に逢えない。


整えられた本棚のなか
しょくぶつ、と、てんたい、の
あいだにはさまれ ....
むっかしね、
書いたことがあって、
あたし最近記憶力バカになってるから、
どこで、どんな文章で書いたか、
まるで思いだせないんだけど、
書いたフレーズだけ、
アタマの何処かに残っていて
 ....
砂嵐
まさかの街に吹き荒れる
そうかこの名を砂漠も嫌うか


マフラーの
手編みにこだわるわけではない
言葉にできれば、それで良いのに


どんぐりも
黄昏の森哀しみも
 ....
クリスマスイブに降臨する
ピッカピカの大天使、

クリスマスイブに舞い落ちる
さらさらの粉雪、

言葉と
こころと
理想と
夢とを
傷つけられて

千切られる寸前まで ....
                    

歌は、
今夜も眠りをいざなうだろう

僕は、
この部屋にながれる
美しくも、切ない、哀しげな調べを
オーティス・レディングの歌声を
 ....
あゝ、それにしても
時代の騒音は
どうしてこんなに胸に残るのか

夕べ、楽しい
笑顔の写真をみた
懐かしい、カーニバル
踊り狂った
ふたりの距離は
どんな不幸も忘れさせてくれ ....
天高く
伸ばすてのひらヒラヒラと
透きとおる風、雪舞わす風

あなた待ち
こころがきゅんと鳴る音と
聴かせてあげたいシャランと月光


倒れ込む
キラキラ夜空の下の街
初冬の ....
天使だって、
死ぬんだ、って。

それは、
凍りついた川の岸辺に
天使の肉体がたどり着いていた。
なぜか、
人が、
人の心を、
疑い、
恐れる、
荒野の街の、
夕間暮れ。

 ....
もしも、
ああ、もしも、ね
もしも願いが叶うなら
もしも、
ああ、
もしも許されるのなら、
今年のうちに

すべてを忘れてしまいたい

古い記憶から
あの日の寝室の記憶ま ....
粉雪が降って
誰もいない夜、

心の花を枯らした
おとなしい哀しみが
うつむく

林檎の木から
甘酸っぱい香りがする
幻想世界、
真っ新な空気が
喉の奥まで冷やしてくれる ....
炎の刻印が
街に押されて
ようやく
冷たい夜が明ける
街のマリア様たちは
眠い目をこすって
もう、
明日から振り返ったとすれば
何度目の
希望を
浪費しただろう

夜 ....
心、泳いでいる

風が吹いている
いたわりはことばじゃないって
心あたたまる暗示をもらったのは
悪意すべてを認めて受けて立つ
鎧のあいつから

心、泳いでいる

泥まみれの ....
あたま撫で
られて小さく嬉しくて
目をみひらいてみえないなんちゃら


愛もらい
期限つきでも笑ってる
いつ去る秋に凍えるかんちゃら


ふもとから
登って来たの ....
もうあざやかさにそめあげられた青空が
海に落とされ
凍りつく落下速度の門を
美しく破る波の牙

切り立つ崖の上に立って私の
半生を眼下の海に沈めたい

秋も終わり

歌う虫もいず
 ....
なのに
たゆたうように月は光りつづけ
あきもせず夜空を見上げる
あなたの横顔が冷たい

聴こえるはずのない
化鳥の鳴きごえがした

なにかを奪い去る甲高い意志
その悲しみを ....
はっきりいうけど、
何が正しく、何がまちがっているかなど、
ほとんどあってなきが如き幻想。

うつつは夢、
夜の夢こそまこと。

ていうのに、近い感覚かな。

そのなかで、ひとり ....
なにひとつ
持たないことが自由だと
ロッククイーンのほざきしあおはる

「なにひとつ
持たないことが自由」と「ロック」を
信じていたのはむかしの彼です

暮らしても
いろ ....
 
なにも変わらないはずの
空の、海の、青が
島嶼からのやさしい風で洗われたようで

風の谷の風と
潮の香りの風が
あらかじめ決められた
死を遠くへ運び出してくれる


海の旅の ....
(10(テン)月4(シ)日は、てんしの日だって?ふーん)


天使の日


闇の清廉さを
剥がされつつある
このゴミだめの街に
夜明け前
タワーマンションに灯る明かりへ
 ....
羽は
触れれば汚れそうです
羽は
天使の落し物だと
思いますか?

天使は
飛べるから
私は
天使に
憧れています
ただ
水辺に天使はちかよれないのです

祈る神 ....
天高く
伸ばす希望をふりはらう
透徹した眼のあなたを想うよ

宵待ちの
こころがきゅんと鳴るミルク
飲み干すあとから月みる十五夜


座り込む
星降る夜空の下の街
秋の風ふく旅に ....
秋の、早朝の、爽やかなころ、
あえて、徹夜で、詩を書いてみたら、
こぼれおちた、言葉たちは、まるで、
珊瑚礁のように、真っ白なノートの、

深海で、輝いて、希望を、照らしている
あ ....
優しさの、
止まらない疾走に
目が回る

こころの上で掬い取られた
優しさはまるで
枯れ果てて茶色の種をバラまくまえの
向日葵の花びらを枯らした姿で
花としては終わり果ててい ....
あゝ、神になってしまった。
いや、オレが自分で言っているのではないんだ。
《データ》ってぇのがあって、そこの

秋葉竹さんのデータ

他人の詩は・・・ 究極読詩神 [100%] ....
雲の声を聴こう
生誕40分の
白さしか知らない真っ平らな愛情のような
幼なさをかたちにした

雲の声が聴こえる
はずもないのに
いつのまにか助けてくださいと言いたかった
約束の時間 ....
漆黒の羽を広げ
詳しく私の望まれない欲を
聞かせてよ

『バサバサ』と
言いたかったのでしょう?
曇りの空からは
希望のひとかけらも作られないから

誰にも抱きしめられず ....
へんなんだ砂漠ネズミが小さな村でなんでヤモリを笑えず笛吹く




いま、ここのうたは、ほとんど目を通してるんじゃないかなぁ。
だから、このオレ様は、こんなことをしてもいい筈。
うそ ....
決まり文句のような言葉

諦められないのですよ、言葉を、
はだかのいろをした、
ピンクっぽい恥じらいを。

おひさまが死んだと思われなくて
悲しみの原色を体験した
ただ、心地 ....
死にたくはない蛇も
野山の小さき神として生きていれば
その水性高き躰を痛めつけることもなく

死にいそぐおろかなやつとして
(想像上の)指をさされることもなく
泣けない赤い目をぬらし
最 ....
犬絵さんの秋葉竹さんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だいじなことはそこにあること- 秋葉竹自由詩519-2-15
しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。- 秋葉竹自由詩519-1-19
毒愛- 秋葉竹短歌1019-1-8
クリスマスソング- 秋葉竹自由詩1018-12-23
聖夜、水色の花に触れる- 秋葉竹自由詩518-12-22
夜の砂漠- 秋葉竹自由詩1018-11-22
キラキラ、初冬- 秋葉竹短歌818-11-15
少女は、荒野をめざす(風塵《改》)- 秋葉竹自由詩1018-11-14
だまされたくない- 秋葉竹自由詩1118-11-11
夜、その自由で自在な- 秋葉竹自由詩1018-11-9
ただ、歩く- 秋葉竹自由詩1318-11-3
心、泳いでいる- 秋葉竹自由詩918-10-27
あいがなんちゃらかんちゃら- 秋葉竹短歌718-10-27
どうすればよいのかが、わからない- 秋葉竹自由詩1018-10-21
月の舟- 秋葉竹自由詩1218-10-19
あんなことやこんなことを経験したんだもの、だからあたしはいっ ...- 秋葉竹自由詩8*18-10-13
あおはるのせいさ- 秋葉竹短歌418-10-12
あいたい- 秋葉竹自由詩418-10-5
天使の日- 秋葉竹自由詩1018-10-4
傷、ナイーブな生(なま)- 秋葉竹自由詩818-10-2
晩秋- 秋葉竹短歌718-9-27
秋の心- 秋葉竹自由詩718-9-26
優しい疾走- 秋葉竹自由詩1018-9-23
えっ?神?そうか、かみだったのかぁ。- 秋葉竹散文(批評 ...618-9-22
にんげんよ- 秋葉竹自由詩518-9-21
闇のさかのうえ- 秋葉竹自由詩918-9-21
へんなんだ砂漠ネズミが小さな村でなんでヤモリを笑えず笛吹く- 秋葉竹散文(批評 ...318-9-21
夕日の沈む海- 秋葉竹自由詩1018-9-13
蛇の彼女- 秋葉竹自由詩417-10-8

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