しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。
秋葉竹

むっかしね、
書いたことがあって、
あたし最近記憶力バカになってるから、
どこで、どんな文章で書いたか、
まるで思いだせないんだけど、
書いたフレーズだけ、
アタマの何処かに残っていて
海馬ってえの?
でも、うみのうまって、なぜ?
なぜ、脳の中に、海馬って呼ばれるものがあるの?
まぁ、ただの疑問だけど。
疑問だけ、だけど。
答えは求めず、つぎいくね?
で、アタマに残っている
むっかし書いた、とある詩のフレーズの話ね。

人はたしかに人なりに、
人の望みが、ありまして。

確かこんなフレーズだったような。

で、だ。

その通りでしょ?
人には、望みがあるでしょう?

あたしの望みは、なにかしら?
べつに、とくに、大きな望みは、
なにもないかな?ないよなぁ?

ちっちゃな望みは、それこそ山盛り。
いっくらでも、ある。
持ちきれないほど。

そんななか、たったひとつの
小さな望みを叶えて欲しいというはなし。


笑って、暮らしたい。


それは、生きていくかぎり、
イヤなことや、苦しいことや、悲しいことが、
あったりする、それは
そこは、普通で、必然で、越えなきゃいけない
ハードルでしかない。

それはそれとして、甘受する。

から、
笑って、暮らしたい。

小さな望みじゃないじゃない?

そうかもね?

でも、
いったってこれ、わたくしごとの、はなしです。

いわゆる、せかいや、
てんかこっかを、どーこーする、って、
はなししてんじゃ、ないでしょう?

ま、ちっちゃかろうが、おおきかろうが、
どっちでもいいんですがね。

ただただ、笑って、暮らしたい。

それがあたしの望みだと、
あたしにゃたしかに、あたくしなりに、の、
あたしの望みがありまして。

べっつにね、
人のことなどどうでもいいの。
人の望み?
知らないからね。
あたしは、ただただ、あたしだけ、好き。

そして、しあわせに、なりたいわぁ。


でも、知ってた?
自分しか見えないとか、
自分しか好きになれないとか、
自分、自分、の人生って、
とっても虚しく、
儚(はかな)いものなんだって。

知ってた?

儚い人生って、死に場所もないんだってさ?

いうでしょ?

『お墓のない人生は、ハカナイもんですなぁ』


ねっ?
ちょっとは、笑えた?

のなら、あたしと仲良くしてよね。

お、ね、が、い、し、ま、す、

ね、だめ?






自由詩 しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。 Copyright 秋葉竹 2019-01-19 09:54:21
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