すべてのおすすめ
知人はたくさんいるが
友人は少数精鋭

どこまでが知人で
どこからが友人か
このダルい領域の話は個人的にどうでもいい

ただ友達っていうのはな

思い出した時に
頑張れよって心の底 ....
時が暗みへと進み
私の心も眩み出す
すべてが剥き出しに
すべてが恐怖恐慌に

人は人との繋がりなしには生きられない
人は人との愛情なしには生きられない

すべてが裸になる夜
私の魂が ....
コスモス
風にゆれる
何を言っても
遅いと揺れる

コスモス
風に散る
何を喚こうが
間に合わないと
散る

コスモス
風に折れる
ただ真っ直ぐに
延ばそうとした
腕のか ....
祈りって
なんだ。

どうやって祈る。

同じだ。

跪いても
酔いどれても

神には聞こえてる。

聞こえないのは
私のほうだ。

幾度となく語りかけるその返事を
私 ....
指先についた
小さな傷のことをわかって
真夜中に洗面所を汚した
わずかな体液のことを


ミネラルウォーターで飲み下した
アスピリンが胃袋を炙る
ソファーで死んだ貝 ....
私が9月を楽しみにしているのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が嘘をつくことがあるのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が金木犀の香り好きなのは
ちょっとした理由がある ....
玉虫色した憲法は

彼氏に撮られたエッチな写真とよく似ている

誰の手に渡るかで

身を滅ぼしてしまうあたりなんかそっくりだ

彼氏にエッチな写真など撮らせてはならない

憲法に玉 ....
景色が青で満ちていた
空気が青色をしていた時間
海と空と液体酸素
この世に青は多いのに
人間は青を憂鬱にしたから
青い憂鬱が僕らを包み込む
溜め息
美しい景色に ふっと
窓が曇り掠 ....
諦めたいんです。
もう、ずっと、ずっと、諦めたいんです。

幼い頃の初恋が、こんなに燻るなんて
思いもしなかった。

歳も離れてて、わたしは制服を着てました。
周りの男子は持ってないレデ ....
ぴよぴよ鳴る黄緑色の靴を履き
黄緑色の半ズボン姿で興奮して
歩き回る幼児は歩くという行為
自体に歓びを感じリノリウムの
青い床の上で生きること、その
ものを全身全力でタノシンデル
というの ....
どんなに不合理に見える言動や行動にも必ず
それに対応する心的(真的)現実がどこかにあ
り――それは遠い過去の記憶やもしくは世界
のどこかなどに――それを見つけ出し正しく
反応した場合にのみ、個 ....
朝まで、そこをなんとかは木漏れ日に紛れていて、太陽が沈んでから、こっそり雫にもたれていた。風が強い日は土の中に身を隠した。大地はやさしく守ってくれる存在で、ぬくもりが恋しかった。誰かに甘え .... 雨の夜
傘をさして街に出る

顔も知らない人に会うため
自分じゃないような早足で目的地に向かった

複雑で微妙な心境
臆病な人見知り

本当に会いたかったかどうかは
今もよくわから ....
硝子細工が嫌いだった

繊細で美しいけれど
あまりに脆くて

砕けることを恐れるのが
自分に向かない

そっと扱わなきゃならないのは
人の心だけで充分だろ
あなたの組み合わせた 手

こっちをじっと見つめる 眼

開いた口からこぼれるのは 言い訳

わたしを閉じこめておきたいだけ?



窓から空をのぞけば 魚




 ....
大恋愛
運命の出会い
がいつか訪れるだなんて
それこそ
甘いエロい妄想

我こそは
高値で取引されて
店先で垂涎の的
きっと素敵な人が買ってくれる
心ゆくまで味わってくれる
 ....
        150910


ぬけた!
 ぬけたよ
ぬけぬけとぬけたんだよ
ぬけがけのだちんものこさずに
ぬけたおれたちをのこし
そこなしぬまのほとりにおきざりに
ず ....
キャベツの千切り
おかわり自由
ご飯おかわり自由
味噌汁おかわり自由
なのに
とんかつ
おかわり自由でないのは
とんかつ屋として
本当に正しいシステムなのか?
それで胸を張って
と ....
あたしはぼんやりと窓辺に腰かけて木々のあいだに滲んでいる薄いオレンジいろを見つめていた。
母がいなくなった日もふつうに夕方がきていたことを思い出す。
小学生のとき母が出て行った。あたしと弟を残して ....
自称詩人達よ!
まともな人間の
何と少ないことか!

「あなたの詩は素晴らしいですね
私の出版社から
詩集を出しませんか?」
という言葉で
誘い出して
一網打尽にすることを
思いつ ....
ししゅう、
死臭を漂わせることばを、
書いてみたいと、
手を伸ばしたそこは
暗闇が続いていた。
私たちは一列になって、  ....
公園のベンチに座っていた
そよ風が恋人のように寄り添っていた
古いノートの中で
ことばは悶えた
それとも窮屈な服を着せられて
詩がのたうち回っていたのか

その時ひとひらの蝶が
記憶に ....
半導体になりたい
半導体になっていろいろな機械の内側で
あんなことやこんなことをしたい
多様な意味合いを持った各種の電気信号を
ああしたりこうしたり
アレしたりコレしたりして
ムフフでイヒ ....
溢れる想ひのように
とめどなく―――
とめどなく―――
血が流れる

何故だか分からぬままに
記憶はつくられていく

ある日 目覚めて
あくる日 血を流し
杞憂せずとも なのか過ぎ ....
プラナリアに 出会いたい
永遠の命だというプラナリア

世界が黄砂に なぶられて
沈鬱が大陸を覆い 海洋にも降りた
人は みみずのように
スマホのなかの情報に生きる術をもとめ
無数の出口 ....
水時計に溶けていた
血液の雫があって
時計の器の外には
一枚の翼が堕ちている
静かな痕跡がある
誰しもの夢のなかで
真夜中にも時間を報せる
いっぱいになった
聖なる水時計は
透明な水 ....
何処にも見つけることは出来なかったはずだ
そう訴えているかのように
私の視覚を証言台に立たせ尋問する
画家であれば画材は其れまでに蓄えてきた感情の十色
上手く言葉を塗り付けようとするが
もう ....
およそ文芸である以上読者がいて、
個人的な人生あるいは社会的になんらかの影響力をもつもの、
あるいは芸術としての愉悦を読者に与えるものでなければならない。
なんてね!

詩として

C4 ....
炎に出合うと体が勝手に近づいていく

この習性を
人間に気付かれたのはいつだったろう
夏の水田に灯火が点いて
人が居るかと思えば炎だけ
どれだけの仲間が焼け死んだことか

人間にも似た ....
ぐしょ濡れの靴で
するタップダンス
湿った音が鳴り響く
わたくしの感傷のようだ

湿った街角に湿ったわたくしの
湿った涙がぽたりと落ちて
同化し消えた
踊るに踊られぬ靴を履いている
 ....
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